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悪女は砂時計をひっくり返す 98話ネタバレ│斬首台に立つミエール、その顔には穏やかな笑みが!

ラブファンタジー
この記事は約 6 分で読めます
悪女は砂時計をひっくり返す 98話ネタバレ│斬首台に立つミエール、その顔には穏やかな笑みが!

 

漫画「悪女は砂時計をひっくり返す」98話を読んだのでご紹介します。

この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪

 

目次

悪女は砂時計をひっくり返す98話の見どころ

 

アリアはミエールの刑が執行されると聞き、最後に会いに行くことにしました。そこで、時間を遡る前に起きた出来事をぶちまけます。

 

今のミエールとしては起きてもいないこと。自分のしたことを棚に上げてアリアに怒りをぶつけます。泣きわめくミエールを後にアリアは牢屋を後にして、執行を待ちました。

 

そして刑の執行が行われますがミエールは…?

 

≫≫「悪女は砂時計をひっくり返す」97話はこちら

 

 

悪女は砂時計をひっくり返す 98話のあらすじ(ネタバレ注意)

 

あらすじをかいつまんで紹介します。ネタバレを含むので新鮮な気持ちで漫画を読みたい!という方はスルーして感想&考察に進んでくださいね。

 

共に生きることはできない二人

 

アリアはミエールに前世(回帰する前)に起きたことを話し始めました。カリンを毒殺しただのアリアが処刑されただの、ミエールにはなんのことかさっぱりです。

 

きょとんとするミエールをよそにアリアは続けます。最期の瞬間、ミエールがすべて自分が計画したことだと囁き、アリアの怒りを感じた神様が時を戻してくれたと…。

 

そんな話はにわかに信じられないミエールですが、12歳くらいのときから侍女を仕向けてアリアを陥れようとしたことに触れられてギクリとします。

 

前に人生で、貴族らしくという言葉を鵜呑みにしたアリアはまんまと乗せられ傲慢に振る舞い、ついには悪女と呼ばれるようになってしまいました。

 

ミエールはただの妄想だと反論します。アリアの話は今世ではまったく見に覚えのないこと。しかしアリアは、だったら私が何もしなかったら私達は家族でいられたのかと問いました。

 

答えは決まっています。それでもミエールはこんな不当な扱いを受けることはなかったと悔しさを滲ませました。この期に及んでも自分を正当化しようとします。

 

アリアは、過去に戻っても自分が何も行動を起こさなかったら同じことが繰り返されていたと確信を持っていました。結局はアリアとミエールは共に生きるいう選択肢はなかったのです。

 

ミエールはすべてアリアのせいだとわめき始めました。自分は悪くないと!

 

アースに促され、アリアはミエールの前から立ち去りました。ミエールは悔しさを滲ませ泣きわめき続けます。

 

アリアは自分を陥れた悪女で、排除しようとした自分の選択は間違っていなかったと確信を持つのでした。

 

刑の執行

 

朝が来ました。処刑場の前には大勢の人が集まっています。アリアはフードを目深に被り人混みに紛れてミエールの到着を待っていました。

 

顔を隠された状態で姿を現したミエールは、抵抗することもなく大人しく処刑台に上がっていきます。覆っていた袋をとられ顔が露わになりますが、目はうつろで何の表情も読み取ることができません。

 

罪状が読み上げられ斬首台に乗せられても無言。アリアにも、焦燥しただろう様子しか読み取れません。そのときミエールはぼんやりとアリアと初めて会ったときのことを思い出していました。

 

ミエールが初対面でアリアを殺したいと思ったのは事実です。でもそれは卑しい者と関わるなと育てられてきたせいかもしれないと思うと、自分の本心はどうなんだろうと疑問が湧きました。

 

アリアの差し出した手を握り返せなかったのは、今まで信じてきた自分の世界が変わってしまうような気がして怖かったのかもしれないと結論付けるミエール。

 

もしアリアを受け入れていたら…ミエールは違った過去を想像します。姉妹仲良く過ごす人生を-。

 

ギロチンの刃がミエールの首を斬り落としました。騎士がその首を高々と掲げ観衆から歓声が巻き起こります。アリアは冷静な視線を向けていました。

 

復讐の結末

 

斬り落とされたミエールの顔には穏やかな笑みが浮かんでいました。アリアはその様を見て、結局ミエールは何も変わらなかったのだとしみじみ思います。

 

きっと幸せな妄想の中逝ったのだと察しました。最期まで自分を合理化したミエールが復讐の相手だったことは、アリアにとってありがたいことだと言えるのです。

 

アリアは今はもう妄想の中でしか生きていないミエールに感謝の言葉をかけ広場を後にしました。

 

悪女は砂時計をひっくり返す 98話の感想と考察

 

アリアとミエールの初対面の描写がよく出てきます。薄汚れたアリアの差し出した手を無視したときです。あの時からすでに道は決まっていたと言えるんですね。

 

そしてミエールはあのとき手を握り返していたら…と妄想しました。仲睦まじく過ごす姉妹は幸せそうに笑っています。そんな妄想をしながら逝ったから穏やかな笑みを浮かべることができたようです。

 

なんか、これはこれですごいと思いました。貴族らしいと言えるのかな?あくまでも自分主義のミエールらしい最期でしたね。

 

それに対してアリアは辛辣です。2人は一緒に生きていくことはできないのだと一刀両断。これでアリアの復讐は幕を閉じたわけですが、ミエールに憐れさは感じないのはあっぱれと思っちゃったからです。

 

妄想の中で生きていろと言い放つアリアに対して、それなら夢の中でしか生きられないからその夢が終わるまで傍にいて欲しいとアリアに言う描写がさもありなん…。

 

どんな時でもどんな状況でも、ミエールという人間は自分の幸せが一番、否、それしか興味がないのだと思うと空恐ろしく感じました。

 

悪女は砂時計をひっくり返す 98話まとめ

 

今回は、「悪女は砂時計をひっくり返す」98話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。

 

次回からはどんな展開?クロアに行く?

 

 

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レビューを少しご紹介しますね。

 

ピッコマで連載されている漫画のコミックスです。一番大好きなお話で、ずっと紙になるのを待っていました。本当に嬉しい! しかもただの縦スクロール漫画再録ではなくて、普通のコミックスのコマ割りのように細部が調整されていて、紙面でもとても読みやすくなっています。

 

紙と電子版両方購入しました。先に紙の方を購入。気になってた台詞誤字が直されてルビまでふってありました。ただ印刷だと発色が少し暗い感じがして、電子版も購入してみましたが、こちらは台詞は連載のままルビもありません。ただやはり発色は綺麗に感じました。

 

ずっと待っていた1巻の発売!紙で手にできてとても嬉しいです。ただ、近くの書店では取り扱っていなくて、取り寄せになると言われました。どこの書店でも取り扱ってくれるようになれば、これだけ綺麗な表紙ですから、もっとこの作品を知ってくださる方が増えるだろうと思うと、残念です。

 

電子書籍版よりお高い設定ですが、それもフルカラーだから納得です。発色はやや劣るという意見もありますが、話が進んでアリアが成長していくにつれてドレスがより綺羅びやかになっていくから楽しみ!

 

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