漫画「悪女は砂時計をひっくり返す」97話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
悪女は砂時計をひっくり返す97話の見どころ
ミエールは実兄毒殺容疑で投獄されました。世論もアリアはこれ以上ミエールを庇うことはないだろうという見方が大勢を占めます。
帝国法に則っとればミエールは斬首刑です。その前夜、アースがアリアの元を訪れました。アースはアリアの意向を聞きに来たのですが…。
悪女は砂時計をひっくり返す 97話のあらすじ（ネタバレ注意）
ミエールの計画殺人の相手が
ミエールは毒殺容疑で牢獄へ送り返されました。屋敷では、ポットや厨房から毒草が見つかり、計画殺人であることが明らかに。
実際に毒で命を落としたのはカインですが、本来はアリアとミエールの3人でお茶会をする予定だったというアニーの証言で、ミエールの狙いは二人のうちどちらかだということは明白になります。
騒動を聞いたアースがやってきて、カインが皇室の侍従であることを理由に捜査権を握りました。
街では早々に号外が出回り、ミエールは稀代の悪女として知れ渡りアリアに対する同情と最後までミエールを気にかける自愛に満ちた令嬢であるという評判が確固たるものとなります。
しかし今回ばかりは許さないだろうと人々は口々に噂をするのでした。
心優しいジェシー
アリアはジェシーを呼びました。お茶を用意してきたジェシーは、アリアが口にするのを躊躇うのではないかと気遣い毒味を始めます。
ジェシーはミエールの企みに気づかなかったことで責任を感じていました。アリアはジェシーの純粋さと優しさを身をもってわかっています。
ジェシーのせいではないと慰めますが、同時に人を簡単に信じてはいけないと優しい言葉で苦言を呈しました。それでもジェシーはアリアの身に危険が迫ったのが自分のせいではないかと口にするのです。
アリアは再度ジェシーのせいではないと説きました。そんなジェシーを前に、アリアは回帰した後にジェシーを信じられたことも今の状況になれた要因のひとつだと思うのでした。
ミエールに会いに
数日後、夜明け近くアリアの部屋のドアがノックされました。その相手が誰であるかわかっているアリアはクスリと笑いながら招き入れます。
部屋に入ってきたのはアース。瞬間移動でやってきたのですが、こういうときのために移動用の部屋を用意してあるのです。
アースが秘密裏にやってきた理由はミエールのことでした。アースからミエールが精神的に不安定だと聞いて、アリアはさすがに目の前で実兄が息絶えるのを見て精神が壊れたのかと訝りました。
アースは、最終的なミエールの処罰で望むも事はないかと問いますが、帝国法に則った処罰でいいと答えるアリア。
これで本当にお別れだとアリアは思いました。ところが、アースが今日が最後の夜になるからミエールに言いたいことがあれば連れて行ってくれると言い出します。
アリアはアースの申し出を受け、牢獄にいるミエールの元へ向かいました。突然目の前にアースとアリアが現れて狼狽するミエール。
アースが瞬間移動を使えることを再確認したミエールは、アリアに憎悪の目を向けます。すべてはあんたのせいだと罵るミエールに、アリアは問いました。どうしてあんなに私のことを嫌っていたのかと。
悪女は砂時計をひっくり返す 97話の感想と考察
ミエールはアリアのせいだと喚き散らしたり、自分は悪い子だと言って大人しくなったりを繰り返していたようです。
ミエールはどんなときでも自分を正当化する性格だから、アリアとしては意外に思えたんですね。アースに会わないかと言われてアリアは会いに行きますが、その目的は？
アリアの復讐は終わろうとしているけれど、ミエールに言い足りないことがあるのかもしれませんね。でも、未来から回帰してきたなんて誰も信じないでしょう。
その未来であなたは私を陥れて命を奪った、なんて言われてもミエールの立場になったら何ふざけたこと言ってるの！って感じですよね。
ただ、ミエールはアリアを排除しようと思っていたことは事実です。それは本人も自覚があるはずなんですけどね。
悪女は砂時計をひっくり返す 97話まとめ
今回は、「悪女は砂時計をひっくり返す」97話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
ジェシーは本当に善の塊のような人！
悪女は砂時計をひっくり返す 待望のコミック発売中！
ついにコミック版が発売されました！
- 価格 ¥1，034
- フルカラー200ページ！
- ★4.5以上の高評価！
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レビューを少しご紹介しますね。
ピッコマで連載されている漫画のコミックスです。一番大好きなお話で、ずっと紙になるのを待っていました。本当に嬉しい！ しかもただの縦スクロール漫画再録ではなくて、普通のコミックスのコマ割りのように細部が調整されていて、紙面でもとても読みやすくなっています。
紙と電子版両方購入しました。先に紙の方を購入。気になってた台詞誤字が直されてルビまでふってありました。ただ印刷だと発色が少し暗い感じがして、電子版も購入してみましたが、こちらは台詞は連載のままルビもありません。ただやはり発色は綺麗に感じました。
ずっと待っていた１巻の発売！紙で手にできてとても嬉しいです。ただ、近くの書店では取り扱っていなくて、取り寄せになると言われました。どこの書店でも取り扱ってくれるようになれば、これだけ綺麗な表紙ですから、もっとこの作品を知ってくださる方が増えるだろうと思うと、残念です。
電子書籍版よりお高い設定ですが、それもフルカラーだから納得です。発色はやや劣るという意見もありますが、話が進んでアリアが成長していくにつれてドレスがより綺羅びやかになっていくから楽しみ！
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