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悪女は砂時計をひっくり返す 99話ネタバレ│アリア、クロア王国へ/仕事が手につかないアース

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この記事は約 6 分で読めます
悪女は砂時計をひっくり返す 99話ネタバレ│アリア、クロア王国へ/仕事が手につかないアース

 

漫画「悪女は砂時計をひっくり返す」99話を読んだのでご紹介します。

この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪

 

目次

悪女は砂時計をひっくり返す99話の見どころ

 

アリアの復讐劇は幕を閉じました。いよいよアースとゴールインか!?と思われましたが、その前にクロアのピアスト侯爵たちに会いに行くことに。

 

アリアは血縁とか家族という概念が今一つわからず実感として湧きません。挨拶だけすればいいだろうと思っていました。ところがカリンは…。

 

≫≫「悪女は砂時計をひっくり返す」98話はこちら

 

 

悪女は砂時計をひっくり返す 99話のあらすじ(ネタバレ注意)

 

あらすじをかいつまんで紹介します。ネタバレを含むので新鮮な気持ちで漫画を読みたい!という方はスルーして感想&考察に進んでくださいね。

 

ミエールの処刑の後

 

ミエールの処刑から数日もすると、人々は何事もなかったように日常に戻っていきました。

 

アリアは、ベッドの上で目を覚ますとミエールの首でもぶら下がって見えるのではと思っていたのですが…そんなことはありませんでした。

 

ミエールの死に顔はあまりにも幸せそうで、亡霊にもなり得ないだろうと思うアリア。復讐という執念で満ちていた場所が余韻で埋められていくだけです。

 

そしてそれも時が経てば忘れていくのだろうと思うのでした。

 

クロアへ出発

 

アリアはカリンと共にクロアへ出立しました。クロイが実父だと知った時、アリアはピアスト侯爵家の人たちには挨拶だけしにクロアに行くつもりでした。

 

しかしカリンは結婚式を先延ばしにしてアリアをクロアにしばらく滞在させたいのです。カリンはアリアに愛情をかけてあげることができなかったと思っていました。自分が家族の愛を知らないからです。

 

アリアはカリンが伯爵家に自分を連れてきてくれたから今の自分があると告げました。するとカリンは娘だから当たり前だと言うのです。

 

さらに、ピアスト家の人たちにはアリアに家族の愛を教えて欲しいと願っていました。すぐにでも結婚するだろうアリアに、子供をどう愛せばいいのか迷わないで欲しいという母の愛です。

 

でも、アリアには家族というものがどういうものなのかよくわかりません。今のアリアには、それよりも気になることがあるのです。

 

心配でたまらないアース

 

アリアがクロアに行ってしまい、アースはどうにも落ち着きません。本当なら一緒に行きたいとすら思っています。しかし山のように溜まった業務で身動きが取れないのです。

 

それでも落ち着かず、業務を放り出して今にもクロアに行きそうなアース。ローハンのことも気になります。我慢しきれずに席を立ちました。

 

慌てて止めに入るレインとビケ。あれこれ説得を試みますが、レインが何度も会いに行くとアリアにうんざりされてしまうと失言を…!殺気立つアース。旅支度まで始めます。

 

そこへソルーケがやってきてアースにアドバイスをしました。アリアがいない今の方が例の計画の準備がしやすいのでは?と…。ソルーケの提案にアースは納得します。

 

しかしアリアが家族と住みたいといい出したらと不安を口にしました。するとソルーケは、戻ってくると約束したのに今会いに行ったら、アリアが自分を信用していないのかとショックを受けると諭します。

 

ソルーケの言葉にアースは冷静さを取り戻し、席に座り直しました。レインとビケはどうしてソルーケの言うことには耳を傾けるのかと不満を口にします。

 

アースはソルーケの言葉には思いやる気持ちがこもっているのに対して、お前たちは働かせたいだけだろうと軽口で答えました。

 

それに、アリアを信じて待つことも自分の役割だと思うアース。家族との対面なのだから、さすがのローハンも空気を読むだろうという期待もありました。

 

家族の親切が重い

 

しかし空気を読まないのがローハン。ピアスト家に着いたアリアを待ち受けていました。国王なのでピアスト侯爵もクロイも断れるはずもありません。

 

こうなったのも僕のおかげだとローハンは嘯いて、アリアが無事に着いたことを確認すると満面の笑顔で帰っていきました。

 

嵐のようにローハンが去った後、大勢に出迎えられたアリアはどんより。顔がわかるのはピアスト侯爵とクロイだけです。

 

ふと、キラキラと光る視線を感じました。金髪の貴婦人、それはバイオレットでした。なんとなく既視感を感じるアリア。すぐにフレイと会った時のことを思い出しました。

 

バイオレットを始めとして、ピアストの家族はアリアに多大なる好意を見せます。アリアは慣れないことに気後れを感じ、アースに来て欲しいと思い始めました。

 

しかしその頃アースは…。アリアのためだと奮起して業務に勤しむのでした。

 

悪女は砂時計をひっくり返す 99話の感想と考察

 

カリンがアリアを愛していることは回を追うごとに伝わってきました。物語が始まった当初は、まるっきり放任で伯爵家のお金で豪遊しているダメ母に見えたけど。

 

アリアは常に自分を捨てずに伯爵家に連れてきてくれただけで感謝しているって思っていたけど、カリンにはアリアを捨てるなんて考えははなからありませんでした。

 

そもそも、伯爵夫人になったのだってアリアのためです。これはアリアが子供の頃に道端で倒れていた時にカリンが背負って貧乏に悪態をつく場面等で察することができます。

 

アリアは父親を恋しく思ったりしたこともないし(そもそも知らないから)、実父が貴族だとわかっても特に興味を示しません。相手もそうだろうと思っているくらいです。

 

でも、予想外に歓迎されて戸惑っている感じです。バイオレットは本当にアリアのことを楽しみにしていたのが伝わってきます。アリアも心を開けるようになるといいですね。

 

悪女は砂時計をひっくり返す 99話まとめ

 

今回は、「悪女は砂時計をひっくり返す」99話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。

 

アース~、アリアは呼んでますよー。

 

 

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レビューを少しご紹介しますね。

 

ピッコマで連載されている漫画のコミックスです。一番大好きなお話で、ずっと紙になるのを待っていました。本当に嬉しい! しかもただの縦スクロール漫画再録ではなくて、普通のコミックスのコマ割りのように細部が調整されていて、紙面でもとても読みやすくなっています。

 

紙と電子版両方購入しました。先に紙の方を購入。気になってた台詞誤字が直されてルビまでふってありました。ただ印刷だと発色が少し暗い感じがして、電子版も購入してみましたが、こちらは台詞は連載のままルビもありません。ただやはり発色は綺麗に感じました。

 

ずっと待っていた1巻の発売!紙で手にできてとても嬉しいです。ただ、近くの書店では取り扱っていなくて、取り寄せになると言われました。どこの書店でも取り扱ってくれるようになれば、これだけ綺麗な表紙ですから、もっとこの作品を知ってくださる方が増えるだろうと思うと、残念です。

 

電子書籍版よりお高い設定ですが、それもフルカラーだから納得です。発色はやや劣るという意見もありますが、話が進んでアリアが成長していくにつれてドレスがより綺羅びやかになっていくから楽しみ!

 

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