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最強の王様、二度目の人生は何をする? ネタバレ144話│シンシアの言えない事情/民を犠牲にして得るもの

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この記事は約 4 分で読めます
最強の王様、二度目の人生は何をする? ネタバレ144話│シンシアの言えない事情/民を犠牲にして得るもの

 

 

漫画「最強の王様、二度目の人生は何をする?」144話を読んだのでご紹介します。

この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪

 

目次

最強の王様、二度目の人生は何をする?144話の見どころ

 

ドワーフのドーシッドは最初からアーサーに敵意を剥き出しにしていました。それには仕組まれた「あること」が!

 

アーサーが投獄された地下牢獄にはなんとシンシアまで捕らえられていました。ドーシッドの言動とも関係しているようですよ。

 

≫≫「最強の王様、二度目の人生は何をする?」143話はこちら

 

 

 

最強の王様、二度目の人生は何をする? 144話のあらすじ(ネタバレ注意)

 

144話のあらすじをざっくり紹介しますが、ネタバレを含みますのでワクワクして読みたい!という人は飛ばして感想・考察を御覧くださいね。

 

シンシア・グッドスカイ

 

地下牢で―。

 

暗闇の中、アーサーの耳に届いてきた声は紛れもなくシンシアのものでした。どうやら彼女はすでに数日前から勾留されていたようです。

 

キシラス・アカデミーでの惨事は聞いていなかったのでアーサーは事情を話しました。しかしアーサーには、なぜシンシアがここに勾留されているのかさっぱりわかりません。

 

シンシアはアーサーの話を聞いた後、ルーカスがどんな様子だったか、そして騒動のリーダーを見たかと質問してきました。

 

ルーカスはアカデミーで出回っていた薬を服用していたものの、その意識ははっきりしていて正気を保っていたことは確か。

 

アーサーはそう話すと、リーダーについてはアカデミーに駆け付けたときには姿を消していたと説明しました。

 

シンシアは『そうなる運命だった』のかもしれないと意味深な言葉を口にします。予想よりは早かったけれど、彼らは計画を進めていると…。

 

アーサーはその意味を訊ねますが、シンシアにはこれ以上話すことができません。彼女にはそのことに関して口にできないよう呪いがかけられていたのです。

 

こうして話している間にも呪いはシンシアの体を痛めつけていました。理事長の職を解かれたこと、ある人物から注意を逸らすために諮問院は今回の件をシンシアに責任をなすりつけるつもりだとだけ伝えるのが精一杯でした。

 

ドーシッドの裏切り

 

諮問院の会議の後、ブレインはやるせない気持ちを抱えていました。酒でも飲まないとやっていられないとばかりにワインを注ぐブレイン。

 

そこへドーシッドが怒鳴り込んできました。会議で自分の意見に同意を示さなかったことに対して憤っているのです。

 

ドーシッドは他大陸のリーダーとある契約を結びました。それはダルブの民のみならずディカゼン大陸の全領民を裏切る行為です。

 

彼らの望むものを手渡し、自分たちは不死や富を得ようとしていました。ドーシッドは彼らに抗って皆殺しにされるより、領民を犠牲にしても自分たちだけが助かればいいと思っています。

 

ブレインとプリシラも他大陸の支配を受け入れる決意をしていました。しかしそれはドーシッドのような自己利益のためではありません。

 

プリシラはカーティスとキャサリンを守ることを選び、ブレインはグレイダーの血筋を後世に残すことを選んだのです。

 

ブレインの苦悩

 

皇子として生まれたブレインの望みは大陸で最強の魔術師になることでした。しかし彼の魔術師としての才能はあまりに平凡だったのです。プリシラや子供たちにさえ嫉妬を覚えることもありました。

 

しかし、父親が権力に溺れる姿を見てきたブレインは、皇位に就いた時に誓ったのです。権力を欲したのは平和の維持と家族と民の保護ためだと…。

 

それでも、ランスを2人傘下に置いた今でも劣等感を拭い去ることはできません。この決断は本当に家族のためなのだろうか、それともドーシッドのように権力を欲しているのか、自分の本意すらあやふやになります。

 

酒を煽り続けるブレイン。立ち上がった拍子に床に落ちていた本に足をとられてワイングラスを落としてしまいます。くだけたグラスが飛び散りました。

 

ブレインは割れたグラスの横に仰向けに寝転び天井を見上げます。酩酊した思考の中、ブレインは思いました。アーサーの身に降り掛かった不運は、魔術師としての実力より勝っていたのだろうと…。

 

アーサーの犠牲は大陸のためだと嘯くブレイン。そう願いたいのでした。

 

最強の王様、二度目の人生は何をする?144話の感想と考察

 

ドーシッドはすでに他大陸の支配を受け入れていたんですね。彼らの要求がアーサーとシルビーを受け渡すことだったようです。

 

ブレインは魔術師として実力がないことがコンプレックスでした。それはまだアーサーが子供の頃オークション会場で初めて会った時の言動からもなんとなく察しられましたね。

 

結局、ブレインはグレイダー家を守るためにサピンの国民を犠牲にすることを選択しました。皆殺しにされるか良くて奴隷だと言ってます。そのくらいの危機感を持ちながらも屈するしかないと判断したんですね。

 

エレノア国にはこの件は内密のようです。ドーシッドはアルデュインとメリアルが賛同するはずないと思っているし、何よりこの2種族は犬猿の仲…。

 

そろそろ他大陸の全貌が明らかになりそうですね。アーサーは本当に引き渡されてしまうのでしょうか!?

 

最強の王様、二度目の人生は何をする?144話まとめ

 

今回は、「最強の王様、二度目の人生は何をする?」144話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。

 

アーサーを助け出すのは誰!?

 

 

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