漫画「緑陰の冠」36話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
緑陰の冠36話の注目ポイント
皇太子に目をつけられてげんなりしているラン。そんなとき、ついにキャメロンが動きました。
領地戦の宣言書を持った使者が首都のラチア邸にやってきたのです。すでにキャメロン軍はラチア入りしているだろうとブレインに言われ…。
緑陰の冠36話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ有り)
皇太子からの誘いだし、少しだけなら大丈夫だろうと散歩に応じたラン。でも、すぐに激しく後悔します。
バカ皇子が考えそうなこと
想像以上に皇太子はゲスでした。単刀直入に経験の有無を訊いてくるとんでもない男!ランは怒りに震えながらその場を去りました。
皇太子はランに興味を持ち、本気で手に入れたくなります。ユスタフに当主になることを持ちかけてランをラチアから追い出せば、簡単に自分の手に落ちると考えました。
ラチアの制服が出来上がった!
注文していたラチアのオリジナルのメイド服が届きました。上質な生地で、職種によってボタンや襟のデザインが異なっています。もちろん、本邸にも送りました。
ランが制服を作った理由はいくつかあります。まず帰属意識を持たせること。
さらに、ラチアのイメージを確立することができること、そしてすぐにラチア家だとわかれば失礼な態度をされることもなくなるからです。
キャメル侯爵の宣戦布告!領地戦へ!
ランは皇太子の件で頭を悩ませていました。皇太子がランに入れあげているという噂はすっかり広まっています。
ブレインに、暗殺者を雇えないかな…と物騒なことを呟くくらい腹を立てるラン。こうなったら皇帝に会うしかないと思っていました。
そのとき、キャメロンからの使者がやってきて領地戦の宣戦布告を言い渡されます。
ランは慌てて使者の元へ行き、宣言書の詳細を求めました。内容を聞いていたブレインが、キャメロンはもう動いていると言うのでランは使者に確認します。
当然だと答えるので、戦争中なら使者の首をはねても構わないだろうと鋭い目を向けるラン。その圧に身を固くする使者に、目の前から失せろと言い放ちました。
ラチアで迎え撃つユスタフ
ランはキャメロンがすでに皇帝に手を打ってあると察しました。さすがに動揺するラン。
青炎騎士団の精鋭は首都にいます。ユスタフはまだ18歳、不安にもなるランは精霊を召喚しようかと頭を掠めました。しかしその代償はあまりにも大きすぎます。
ラチアに戻らないと…と思いますが、ブレインに今からでは間に合わないと言われます。頭を抱えるランに、ユスタフ様を信じましょうと言葉をかけるブレイン。
一方、ラチアではユスタフは臨戦態勢。
冬のラチアは極寒です。食料と暖を求めるキャメロン軍のせいで、領地民の被害が甚大なものとなっていました。ユスタフは静かに怒りの炎を燃やします。
キャメロン軍を足場の悪い谷間におびき寄せました。
キャメロンは今のラチアを侮ったから、初歩的な調査もしないで戦争を仕掛けてきたのだろうと思うユスタフ。
当主は20歳の女で騎士団を連れて首都にいます。領地には18歳の小僧と寄せ集めの騎士がいるだけだと高を括ったのだろうと思いました。当主以外は青炎を使えないことも織り込み済みだろうと…。
ユスタフが合図すると同時に、キャメロン軍の頭上から雨のように矢が降り注ぎました。
緑陰の冠36話の感想と考察
キャメロンがラチアに軍を送ったけど、ユスタフを侮った報いはしっかり受けそうですねぇ。そこらの18歳と思わないほうがいいかと…。
ランは当然心配だろうけど、あっけなく勝利できると思います。初代皇帝も進軍するのを躊躇うほどの地形でまして冬なのに、ほんとキャメロンバカだな…。
皇太子の件だけど、ランの知っている原作ではこの時とっくに死んでいるらしい。皇太子妃がユスタフに一目惚れをして、ユスタフの恋人のシナに嫉妬して殺そうとする内容でした。
それと、皇太子妃には子供がいたみたいだけど、誰の子供かは明らかにされていないとか。産まれていたかはわからないけど。
緑陰の冠36話まとめ
今回は、「緑陰の冠」36話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
がっつり兜を被っているけど、ユスタフが凛々しい!!ナイトヘルメットっていうやつ。