漫画「緑陰の冠」37話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
緑陰の冠37話の注目ポイント
場面はラチアでの領地戦から始まります
キャメロン軍を足場の悪い谷間に追い込んだユスタフは、一斉に矢を放ちました。
戦況は一気にラチア側に傾きます。
ラチアの勝利でした。
そしていよいよユスタフが首都にやってきます!
すっかり青年になったユスタフが尊い…。
ランに内緒だった”あること”ことも明らかになります。
緑陰の冠37話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ有り)
戦況はラチアが有利に!
大将であるキャメロン侯爵家の長男アゴルがユスタフに決闘を申し込んできました。
容赦ないユスタフ
団体戦では敵わないと悟ったアゴルは、若いユスタフ相手なら決闘で勝てると高を括っていました。ユスタフはアゴルが兜を脱いだ瞬間に狂気の沙汰だと思っています。決闘を受けて立ちました。
結果はユスタフの圧勝。剣を喉元に突きつけられたアゴルは降参します。正当な捕虜として扱ってもらえると甘いことを考えていたアゴル。最近の領地戦では捕らえた貴族を丁寧に扱うからです。
しかしユスタフは迷うこと無くアゴルの命を奪いました。ここは私のラチアだと冷たく言い放つユスタフ。こうしてユスタフの初陣は勝利で幕を閉じたのです。
ユスタフが首都入りした!
しばらくして、ユスタフが首都のラチア邸にやってきました。ランは待ちかねていたとばかりにユスタフの胸に飛び込みます。ユスタフは余裕の笑みを浮かべてランを抱き上げました。
ちょっとランもびっくり。背が高くなってる!声を聞いてさらに驚きます。すっかり声変わりをしていました。
こんなに歓迎されると思わなかったとユスタフが言うので、ハッと我に返るラン。使用人たちがいるのも目に入っていなかったのです。気を取り直して、大きくなったねと声をかけました。
無事な姿を見ても、ランはユスタフが怪我をしていないかと心配します。そんなふうに見えるのかとクスッと笑うユスタフに、たとえユスが伝説の勇者でも心配だと伝えました。
ランの知らないラチアの諜報組機関『緑影』
少し時が戻り―。
領地戦の宣言から3日後に、ランを訪ねてある人物がラチア邸にやってきました。彼は緑影の第2の影だと名乗ります。ランに領地戦は心配ないと伝えに来たのでした。
影は、ユスタフが勝利を確信しているからだと言い切ります。緑影と聞いて、ランはユスタフが直属の諜報機関を持っていたことを悟りました。それもあり得るとは思うランですが、やっぱり釈然としない気分になります。
発言の信憑性についてランが訊ねると、影はユスタフは当主になるための威厳と強さを兼ね備えた人物であり、平凡な18歳ではないと言うのでした。
そしてランにもたらされた情報もあります。キャメロンは皇帝に、領地戦の許可を得るために鉱山の権利の半分を譲渡すると持ちかけたというのです。ランは目先の利益に目を奪われた皇帝にも呆れました。
ランが緑影は自分の命令も受け入れてくれるか問うと、ユスタフの命令が優先ではあるけれど可能だと言われます。そこで、ランは第2皇子について調査するよう命じました。
緑陰の冠37話の感想と考察
ユスタフはアゴルを躊躇わずに斬り捨てましたねー。でも、領地戦仕掛けてきて領民を虐げて、劣勢になったら大将戦もちかけるのもどうかと思う。
命を取られることはないって思っていたとしたら、脳内お花畑ですよね。
ユスタフは確かに背が高くなってました。それに体格も一回りくらいは大きくなってる。ランが、少年みたいな可愛い声から低くて大人っぽい声になってるって思っていたけど、そっちの方が意外でした。
すごく冷静にランを諭したりしていたのに、可愛い声だったなんて!!ランがお姉さんぶっていたのも納得。これからはそうはいかないかも…。
緑影とは…。秘密の諜報機関を持っていることは分かっていたけどランにバラしちゃいましたね。ランも独自に調べたいことがあるからメリットはあるけど、ユスタフに知られても良かった?
緑陰の冠37話まとめ
今回は、「緑陰の冠」37話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
ユスタフが大人っぽくなってる!!18歳だからまだ成長途中?