漫画「悪女は砂時計をひっくり返す」85話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
悪女は砂時計をひっくり返す85話の見どころ
反逆を企んだ貴族派はすぐに処罰されたわけではありませんでした。アースはこれを機に貴族派の根絶を目論んでいたので、慎重に調書をとらせていたのです。
アリアはミエールを簡単に処刑台の送ろうとは思っていません。上手く言いくるめて手中にいれました。カインも同じです。
アリアの母も離婚して晴れて自由の身に！
悪女は砂時計をひっくり返す 85話のあらすじ（ネタバレ注意）
アースは貴族派たちを根絶させようと思っていました。そのため、捕らえた貴族派たちの取り調べは綿密に行われ時間を要します。
アリアの成人式やサラの婚約式も延期されました。
責任を押し付け合うイシースとミエール
牢屋ではミエールがイシースに責任転嫁して文句タラタラ。同室のイシースは、アリアをちゃんと始末していなかったミエールが悪いと、こちらも責任を押し付けます。
2人の言い争う声は、隣の牢屋のカインまで聞こえてきました。オスカーを始め貴族派の何人かが密告を始めていることはカインの耳にも入っています。
イシースはもし計画が失敗してもオスカーに害がないようにと計画していました。でも、そのオスカーが密告したことよりアースにしてやられたことの方が悔しいと感じています。
イシースはアースを侮っていました。そもそもビカはアースの紹介でやってきたのです。それなのに簡単に信用してしまったのはなぜだったのか…イシースは自分でもよくわからなくなってきました。
手を差し伸べるアリア
ミエールを訪ねてアリアが牢屋にやってきました。イシースはアリアを見て、すべての元凶はあの女だと悔しさを滲ませます。
アリアは慈悲深い顔でミエールを連れ出しました。別室でお茶とクッキーでもてなすと、ミエールは大人に騙されただけだと思っていると語りかけるアリア。
最初は怯えていたミエールも、言葉巧みなアリアの誘導にすっかりその気になります。すべてイシースのせいだと本気で思い込み怒りを顕にしました。
ミエールは急に態度を変え、アリアにすり寄ります。アリアはもちろんだと答え手を差し伸べました。
一方、カインにも救いの手を差し伸べます。伯爵夫人からカインに届いた手紙には、アリアの個人資産で弁護士を雇ったことが書かれていました。
カインは伯爵家を潰したらアリアたち親子も困るから当然だと、感謝などしません。当然のことだと思っていました。
ミエールは命が助かると確信を持ち、すっかり安心しきった顔で眠りにつきます。イシースは嫌な予感を感じますが、もやはできることはありません。
弁護士を雇ってくれる人さえいないのです。ただ無力感を感じるだけでした。
伯爵と離婚ですっきり
伯爵夫人は伯爵に離婚を言い出します。このままでは財産を没収されるから、自分の名義で取り返すことができるというのが建前。
伯爵としては気乗りはしないのですが、どうすることもできません。しぶしぶ書類にサインしました。アリアの母は晴れて自由になったのです。
別荘にて―。
伯爵のことはそのまま置いてきたのかとアリアが問うと、療養所に入れるようちゃんと手配したと嘯く元伯爵夫人。アリアと母は、和やかな母娘の時間を楽しむのでした。
悪女は砂時計をひっくり返す 85話の感想と考察
最後のシーンはアリアと母親がデッキチェアでお茶を楽しんでいます。何度か同じシチュエーションが出てくるけど、この親子の良好な関係性が一番わかる場面でほっこりします。
母親はなんだかんだ言ってもアリアのことをすごく愛していて大切にしているんだと感じます。何に対しても飄々としているし、弱音も吐きません。
伯爵夫人になってからも豪遊していたから、ちょっとネグレクト気味かと最初は思ってけど、そうじゃないってだんだんわかってきました。
さて、ミエールとカインは邸宅に戻ってきそうですね。アリアはこの2人をどうするつもりなのでしょう。
悪女は砂時計をひっくり返す 85話まとめ
今回は、「悪女は砂時計をひっくり返す」85話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
カインはほんっとに反省しないですね…。財産もなくなったことを知ったらどうする？
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レビューを少しご紹介しますね。
ピッコマで連載されている漫画のコミックスです。一番大好きなお話で、ずっと紙になるのを待っていました。本当に嬉しい！ しかもただの縦スクロール漫画再録ではなくて、普通のコミックスのコマ割りのように細部が調整されていて、紙面でもとても読みやすくなっています。
紙と電子版両方購入しました。先に紙の方を購入。気になってた台詞誤字が直されてルビまでふってありました。ただ印刷だと発色が少し暗い感じがして、電子版も購入してみましたが、こちらは台詞は連載のままルビもありません。ただやはり発色は綺麗に感じました。
ずっと待っていた１巻の発売！紙で手にできてとても嬉しいです。ただ、近くの書店では取り扱っていなくて、取り寄せになると言われました。どこの書店でも取り扱ってくれるようになれば、これだけ綺麗な表紙ですから、もっとこの作品を知ってくださる方が増えるだろうと思うと、残念です。
電子書籍版よりお高い設定ですが、それもフルカラーだから納得です。発色はやや劣るという意見もありますが、話が進んでアリアが成長していくにつれてドレスがより綺羅びやかになっていくから楽しみ！
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