漫画「緑陰の冠」59話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
緑陰の冠 59話の注目ポイント
ルミエ救出で予定外のことも起こり、ランは心身ともにクタクタです。ユスタフはランの身の危険を心配して怒っているのですが、ランには伝わっていないようで…。
ランの脳内はユスタフが一番大事なのはラチア!ラチアはユスタフの全てだ!と思っているから、見当違いなことばかり口にしてしまいます。おまけに売り言葉に買い言葉で、言ってはいけないことまで…。
緑陰の冠 59話のあらすじ(ネタバレ注意)
ユスタフ、怒ってる?
ランは酷く疲れていました。誰にも見つからないように裏口から入ってきたのに、そこにはユスタフの姿が…。どこに行っていたのかと問われますが、ランは疲れているから後にして欲しいと答えました。
その言葉を無視してランに近づくユスタフ。雨に濡れたフードを取り顔を顕にされますが、ランはよろけてしまいます。ランの体を支えたユスタフは血のにおいがすると呟き、そのまま抱きかかえて歩き出しました。
応接室へ入るとランをソファに座らせ、ユスタフが何があったのか説明を求めてきます。その間にもランのマントを脱がせブーツに手をかけました。
手が汚れるとランが制しても、部屋が汚れるからと止めてくれません。ランはオロオロしながら見ているしかできませんでした。
もうこうなったら言うしかありません。ランは剣闘士奴隷にされていた知り合いが見つかったから連れ戻しに行っていたこと、その妹が病気だからハレシュに診てもらうためにラチアに連れて行くことを説明しました。
食い違うランとユスタフ
ユスタフはどこで知り合ったのか訊いてきますが言えるはずもありません。ユスタフには言う必要はないしラチアには迷惑はかけないと言ってしまいます。
ユスタフはランが危険なことをしたことに腹を立てているのですが、当主になるまで死なないと約束しただろうと言ったのでランは誤解して、ちゃんと生きているでしょうと言い返しました。
ランがラチアの面目のことばかり口にするので、ユスタフが怒りを爆発させます。ランの方にツカツカと近づいてくると、どんな気持ちで待っていたと思うのかと声を荒げました。
言ってはいけないこと
ユスタフは一息つき、あまりにも無謀だと苦言を呈しました。ランはいざとなったら精霊の名前を知っているから大丈夫だと思っていましたが、そのことをユスタフには話せません。
答えに困ったランは、今は私が当主なんだからユスタフに報告する義務はないと言ってしまいます。ユスタフはもちろん当主に口出しはできないと漏らしランから離れました。
しかし、それが命をかけた悪ふざけだとしても…と言われたからランは腹が立ち、つい言ってはいけないことを口走ってしまいます。
自分にとってラチアは取るに足らないものだと、最後までは口に出さなかったものの、ユスタフに悟られたことは明白でした。
疲れていて言い過ぎたと謝罪するランに、私のことをどう思っているのか改めてわかったとユスタフは返し、部屋を出ていきました。
ランは部屋に戻る気力もなくソファに体を投げ出します。平静を装っていても、目の前で人が殺されたことにひどく動揺していたのです。ランはそのまま眠ってしまいました。
しばらくして戻ってきたユスタフはランがまだいることに気付きます。ランの目には涙が滲んでいました。ランを静かに抱き上げるユスタフ。小さくため息をつくと、そのままランを抱えて部屋を後にしました。
緑陰の冠 59話の感想と考察
ユスタフが怒鳴ってた!すっごく珍しいことだと思うんだけど…。ラン自身のことを心配していたのに、当のランはラチアに傷がつくことをユスタフが心配していると誤解しているから話も食い違っちゃってます。
もうユスタフに当主の座を譲り渡してからじゃないと恋バナは進まないような予感もしてきましたよ…。ランが鈍いのもあるけど、ユスタフも自分の気持ちを整理していないから余計にわかりにくくなっているんでしょう。
眠ってしまったランの涙の描写で、水滴の音はいつから聞こえていたんだろうとユスタフが考えるんだけど、それって雨の日のティータイムでユスタフがランに問いかけた話とリンクしています。(54話)
ユスタフの中でランは大きな存在となっていることに、ユスタフ自身が気付いているという比喩です。じゃあ、もっとグイグイ迫っちゃえ!
緑陰の冠 59話まとめ
今回は、「緑陰の冠」59話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
疲れ果てて眠りに落ちるとき、ランは「お母さん」って呟きます。もちろん、公爵夫人のことじゃないでしょう。
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