漫画「ラスボスの私が主人公の妻になりました」31話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
ラスボスの私が主人公の妻になりました 31話の見どころ
物語が本格的に始まる宮殿舞踏会の日がやってきました。この日のアヴェルの目的はシグレンのお披露目です。ヘイロンが後ろ盾だということも知らしめるためでした。
会場には、原作でシグレンに惚れる令嬢の一人がいますがなんか展開がおかしい？出だしからこんなことってある!?
ラスボスの私が主人公の妻になりました 31話のあらすじ（ネタバレ有り）
過保護なイケメン2人
準備の整ったフィオナは、迎えに来たシグレンと一緒にロビーに向かいました。階段の下にはすでにアヴェルが待っています。
今日のパーティーはシグレンのお披露目を兼ねていて、フィオナのエスコートはアヴェルがすることになっていました。
相変わらず口の悪いアヴェルに半ば呆れながら階段を降りようとしたフィオナは、高いヒールになれずに足を踏み外してしまいます。
落ちちゃう！と思った瞬間、シグレンとアヴェルがガシッとフィオナを抱きかかえました。フィオナはホッ胸を撫で下ろしますが、2人の方が焦っている感じ…。
フィオナはアヴェルと馬車に乗り込みました。シグレンは会場まで別行動です。フィオナがヘイロンに残ることを聞いていたアヴェルが、シグレンの策略にはまったのかと可笑しそうに問いました。
バツが悪そうに、シグレンの頼みを無視するわけにはいかないと答えるフィオナ。するとアヴェルはヘイロンを率いていくのにそんなに弱気で大丈夫かと言ってきます。まだフィオナを後継者にすることを諦めていないのです。
フィオナはずっと断っていますが、なぜ自分を後継者にしたいのか理由を訊ねてこないのでアヴェルは意外に思っていました。その理由はフィオナはアヴェルの事情を知っていたからに他なりませ。
アヴェルは皇族の傍系の血族。現皇帝は若い頃自分の驚異になりうる存在をことごとく排除しました。アヴェルの家族もその被害者だったのです。アヴェルの血を受け継いだ子供ができたら継承権を持つので、それを避けたいというのが理由でした。
どのみちおまえはフィオナ・ヘイロンだと断言するアヴェル。
フィオナは渋々といった様子でわかりましたと答えました。アヴェルは、もう少し喜べと軽口を言うと、またまたお父様と呼んでみろ宣います。しつこいですと断固拒否のフィオナ…。
原作の悪女リヴィア
パーティー会場ではシグレンの噂で持ち切りです。皇帝の隠し子と揶揄する声もありますが、正式に皇子と認めるという噂も耳に入っていました。ハンサムだとか気難しいなど色々な評価が飛び交いますが、ヘイロンから来たということで否定的な意見が大勢を占めている様子。
ヘイロンの話が出ると、魔道士の話題にも及びます。フィオナのことですが首都で聞こえてくる噂は強いけれど残忍な人物というものでした。
令嬢たちは、ボス的雰囲気を醸し出している令嬢リヴィアにシグレンと魔道士のことをどう思うかと話を振ります。リヴィアは自分の目で見なければわからないと意味深な笑みで答えました。ただ、あまり好感は持っていない様子…。
会場がざわめきました。シグレンを先頭にアヴェルとフィオナが会場入りしたのです。さっきまでとは裏腹に、令嬢たちはシグレンに見惚れていました。リヴィアもじっと目で追っています。
リヴィアの視線に気付いたフィオナ。目が合ってしまいました。美人に見られていると有頂天になるフィオナですが、誰だったかと原作の内容を思い返します。
貴族令嬢の中でボス的な赤髪の令嬢…リヴィア・プリシラ！悪役でした。
彼女はシグレンに一目惚れをしてユニスに散々意地悪をしますが、最後にはあっけなく振られてフェードアウトしていくのです。フィオナは同じ悪役として親近感を感じました。シグレンなんてやめて他にいい人を見つけてとアドバイスを送りたいほど。
しかし、段々違和感を感じてきました。どうもリヴィアはシグレンではなくフィオナをじーっと見つめているようで…。
ラスボスの私が主人公の妻になりました 31話の感想と考察
出だしからおかしな展開になりそう？リヴィアはなぜフィオナに興味を持ったのでしょう？シグレンは全然目に入っていないような感じでした。
3人がまだ入場する前に、リヴィアが下級貴族の娘が聖女証明を受けて頭が痛いと言ってました。ユニスのことでしょうけど、確かにリヴィアはよくは思っていない雰囲気を醸し出しています。シグレンのことも婚外子が皇子とは…と憂いていました。
リヴィアの設定は欲しいものは手に入れるという欲望に忠実な性格で、血統に対する自負やプライドも高い人物。原作ではユニスを苛める悪女ということだけど、それ以上のことはしでかさないようです。シグレンにこっぴどく振られて終了、という感じ。
ラスボスのフィオナが変わったことによって、フィオナもバタフライ効果で原作とは違う動きをしそうですね。
ラスボスの私が主人公の妻になりました 31話まとめ
今回は、「ラスボスの私が主人公の妻になりました」31話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
フィオナがシグレンとアヴェルに抱きとめられる描写は綺麗だし焦り顔のイケメン2人が最高です。パーティー会場の入場シーンも必見！
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