緑陰の冠 53話ネタバレ丨ユスタフの言葉はラベルを動かすのか!?|ランとロス

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緑陰の冠 53話ネタバレ丨ユスタフの言葉はラベルを動かすのか!?|ランとロス

 

 

漫画「緑陰の冠」53話を読んだのでご紹介します。

この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪

 

目次

緑陰の冠 53話の注目ポイント

 

ユスタフが第2皇子であるラベルに会いに行ったということは…。その意味はラベルもよくわかっています。でも、覚悟はつかず…。

 

ランたちはそろそろラチアに帰ろうと思っています。雨が降り始め、長雨になったら日程にも影響するので気をもんでいました。

 

小雨だったので、ランは侍女たちに促されて庭園でお茶をすることに。護衛についたロスは仏頂面…。ランに対する塩対応は相変わらずなのでした。

 

≫≫「緑陰の冠」52話はこちら

 

 

緑陰の冠 53話のあらすじ(ネタバレ注意)

 

ユスタフの言わんとしていること

 

突然のユスタフの訪問を訝しむラベル。騒がしいのは好まないと先制します。しかしユスタフは私もですと淡々と答えました。ため息をつきながら、なぜ訪ねてきたのかと問うラベル。

 

ここだけの話なら騒がしくなることもないと言われ、諦めたように要件を訊ねました。するとユスタフは、利用されるのが嫌いなら利用する側になるのはいかがかと口にします。ラベルの顔に緊張が走りました。

 

ラベルは厄介事に巻き込まれるのはごめんだと牽制しますが、ユスタフは皇族には義務があり、それはわからない者にはいくら説いてもわからないと、皇太子が皇帝に相応しくないと仄めかします。当然ラベルもその意味を汲みました。

 

ユスタフはラベルに皇帝の座に就いて皇族としての義務を果たせと言っているのです。

 

それでもラベルは強大な力はそれだけで敵を作ってしまうと、事なかれ主義を貫きました。そんなラベルに、力を持たない者に敵がいないとは限らないと告げるユスタフ。

 

今すぐ答えが欲しいわけではないからじっくり考えて欲しいと言い残して席を立ちました。

 

揺れるラベル

 

一人になったラベルはユスタフの進言を思案します。その提案を受け入れたら、険しい道が待っていることは明白。皇太子が心を入れ替えるかもしれないという希望も捨てきれません。

 

皇帝は壮健だし、聡明なオリビアもいるから…と考えた時、ふとある考えが頭をよぎりました。オリビアは皇族にとって理想的な配偶者。

 

もし皇帝の座に就くことになったら彼女のような人と婚姻を結ばなければならないのではないかと…。

 

ラベルも、皇族にとっての配偶者は政治的なパートナーであることは重々承知です。だから後継者となるということは意中の人と結婚するのは難しくなるということ。

 

そんなことを考える自分がおかしくもなります。我ながらロマンチストだと苦笑いするラベル。今回の決闘のことで、皇太子が反省してくれることを願いながら結論は先延ばしにしました。

 

相変わらずのロス卿

 

首都に雨が降り始めます。ランはルミエ救出を急かす手紙をイルミニティ伯爵にしたため、侍女に渡しました。

 

窓の外に目を遣り、雨が降っていることに気付きます。ランたちはそろそろラチアに帰ろうと思っていました。雨が長引いて日程に影響が出ることを懸念します。

 

ランがぼんやり外を眺めていると、侍女がまだ小雨だから庭園でお茶をしたらどうかと提案ました。準備が大変だろうとランは気遣いますが、侍女たちはロマンチックだとウキウキしています。

 

するとロスがこんな雨の中でお茶会なんてと苦言を呈してきました。ランが鎧にオイルは塗ったかと嫌味を言うと、常に手入れは怠りませんと返すロス。それじゃ問題ないわねと言うと、ランはスタスタと歩き出しました。

 

仏頂面でついて来たロスですが、驚いたことにランのドレスが汚れないように抱えてテラスまで連れて行ってくれます。ランは正直に、雑に扱われるかと思ったと口にしました。

 

するとロスは、お姫様だっこのままで、ユスタフ様に任された任務は最善を尽くすと渋々と言った顔で答えます。ラチアでランとユスタフが敵対関係だと思っているのはもはやロスだけ。相変わらずランを毛嫌いしています。

 

ランは、この調子だと2人の間に亀裂を入れようとする人に付け入られてしまうと懸念しました。ロスに、自ら危険を招いていることを自覚するべきだと忠告しますが、その意味がわからないロスはユスタフのためなら危険も厭わないと返してきます。

 

意味を取り違えていることを指摘しようかと思ったのですが、ランはそれ以上言うのはやめました。心配さなそうだし、いろんなタイプの駒があった方がいいと思ったラン。ロスの頭をよしよしと撫でました。

 

何するんですか!

 

ロスが血相を変えて怒ったのは言うまでもありません。

 

緑陰の冠 53話の感想と考察

 

ユスタフは皇太子を完全に排除しにきていますね。でも、もうラチアに帰るはず。来年の社交シーズンでは、ユスタフが当主になっているはずだからじっくり廃嫡させるつもり?

 

ラベルはランの読んだ未来では皇帝になっています。でも、それはオリビアが皇太子を毒殺したから。争うこと無くすんなり皇帝になったようです。

 

皇太子が改心するわけもないから、どんな流れになるのか気になりますね。オリビアがどう出てくるのかも予想がつかないし。

 

ユスタフに興味は持ったみたいだけど、恋した感じには見えなかったです。そもそもオリビアは皇太子を皇帝にするつもりはないのでは?避妊薬を飲んでいるのもそのせいかと思うんだけど…?

 

緑陰の冠 53話まとめ

 

今回は、「緑陰の冠」53話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。

 

なんでロスはランのことをあそこまで毛嫌いするんだろ?

 

≫≫「緑陰の冠」54話はこちら

 

 

 

 

 

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