漫画「野獣のような皇太子に愛されすぎてる」19話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、漫画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
野獣のような皇太子に愛されすぎてる19話見どころ
人間らしい感情を持たないと評されている皇太子だけど、花蓮に会ってから初めて感じる感情に戸惑います。
花蓮にごはんを食べさせてもらいながら、ぐるぐる思考を巡らすその中身が面白い!
野獣のような皇太子に愛されすぎてる19話あらすじ(ネタバレ)
花蓮は赤髪の男が獣って呼ばれている皇太子だと知りません
いっそ消してしまおうか
花蓮を前にして、皇太子は胸がざわざわしていました。喜怒哀楽、どれとも言えない生まれて初めて感じるもの。
胸がズキンと痛み、落ちていくような感覚もするしうずくような気もするのです。
皇太子は不安や恐怖というものも経験したことがありません。これがそうなのかとも頭を掠めますが、すぐに違うと否定しました。ますます混乱してきます。
この状態は皇太子にとってかなり不快でした。花蓮と会ってからこうなったので、もう一度会って観察すれば答えが出る気がして、朝からずっと花蓮が来るのを待っていたのです。
その時皇太子は、朝から気分が良かったことに気付きました。江にも何か良いことでもあったのかと言われるほど。
そう考えると、気分が良かったのは花蓮のおかげのような気がしてきました。でも、花蓮は自分にとって脅威になると本能が警告しているのです。
目の前の花蓮はか弱くて、果物用のナイフでさえ持てなさそうに見えます。どう考えても驚異になるわけもありません。それなのに…さっきも頭を撫でられたのに抵抗もできなかったのです。
そんなことを考えながら箸を持つ花蓮の白く細い指を見ていた皇太子は、触ったら柔らかいだろうなとぼんやり考えました。すると、胸のざわつきはますます募っていきます。
皇太子はある結論を出しました。俺はこの女を抱きたいんだと…。でも簡単に手を出すことができないのです。そんな自分がますますわからなくなる皇太子。なぜ手を出せない?
いっそ消してしまおうか…そんな物騒なことも頭をよぎります。花蓮はそんなことはつゆ知らず、肉を皇太子の口に運びました。
口を開かないのできょとんとする花蓮。皇太子はじーっと花蓮を眺め、今消してしまったらこの姿は見られなくなる、それも気に入らないと考えていました。
それに、花蓮をここに寄越すために皇帝に頼み事までしたのです。目障りになったら消せばいいと思い直しました。
冷静に考えてみれば、花蓮の行動が気に触るのではなく、花蓮のせいでざわついていることが気に入らないだけだと結論付けます。胸のざわつきはもう少し我慢しようと思いました。
結局惚れた弱み?
食事も終えたので、花蓮は帰り支度を始めました。重箱を片付けていると、皇太子が被衣のことで何か言おうとしたので花蓮は顔を向けますが、ふいっと顔を逸らされてしまいます。
急に不機嫌になったので花蓮は困惑しますが、被衣が何ですか?と訊ねました。皇太子は相変わらずむすっとした顔でたばこをふかしています。花蓮はパタパタと煙を手で払いながら、話を続けてくださいともう一度聞きました。
皇太子は被衣を外では脱ぐなと命令します。はなから外では脱ぐつもりはないと答える花蓮。中断していた片付けを始めました。
帰ろうとすると、被衣が見当たりません。花蓮がキョロキョロ探していると皇太子がここにあるだろうと指し示しました。
すると花蓮は被衣をかぶせてくれと言い出します。重箱を持っているから手が離せないと言うので、置いてからかぶればいいと返す皇太子。花蓮は、ごはんを食べさせたんだからこれくらいやってくださいと引きません。
皇太子はカチンときますが、花蓮の目を見ているうちにこのくらいはやってあげてもいいか…と思い始めます。ふわりと被衣をかぶせました。
野獣のような皇太子に愛されすぎてる19話の感想と考察
皇太子は人間の本来持っている喜怒哀楽が欠如していると言われていたのは本当だったようで…。そんな彼が花蓮に一目惚れ?気になって仕方がないんですね。
胸が痛かっったり心が疼いたり、まさに恋のはじまり!でも、何しろ初めての感情だからそれを不快感って取っちゃってるわけです。わからないでもない…。
花蓮はすっかり皇太子に同情しているから、不機嫌になっても拗ねているくらいにしかとらないのが可笑しいです。
これからも2人は逢瀬を重ねるっぽいから、皇太子がどんな風に変わっていって溺愛するのか楽しみ!
野獣のような皇太子に愛されすぎてる19話まとめ
「野獣のような皇太子に愛されすぎてる」19話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
それは『恋』です!それも皇太子にとって初恋!