漫画「彼女と野獣」51話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
彼女と野獣51話の注目ポイント
テリオッドはアスティナが剣を持つ姿を見ると胸が苦しくなります。それは獣の時にアスティナが剣を使って躾をしていたせいなのですが、さすがにまだ言えていません。
いつかは言わないといけないと思っていたアスティナは、ついにその事実を打ち明けました。
彼女と野獣51話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ有り)
アスティナは早朝、フード付きのマントという怪しげな格好で邸宅を出ていこうとします。テリオッドはどこへ行くのかと問いました。
アスティナは大した用事じゃないしすぐに戻ってくると答えますがテリオッドは納得しません。一緒に行くと言い出します。アスティナが折れて2人で出かけることに…。
アスティナが向かったのはドレスショップ?
アスティナが向かったのは領内のアーケード。テリオッドは清々しい天気だと上機嫌です。超イケメンのテリオッドは人目につきやすく、その笑顔の破壊力は令嬢たちの視線を集めてしまいます。
アスティナはフードをぐいっと下げ、非常に目立つから笑顔は控えるよう告げました。テリオッドはなぜそんなに人目を気にするのかわからないといいながらも素直に従います。
アスティナが向かったのはブティックでした。店内にはギラギラゴテゴテした趣味が良いとは言えないデザインのドレスが並んでいます。
もしかしてこういうのが趣味なのか!?…テリオッドが訝っていると、アスティナが「テオ」と呼びどちらがいいかと訊ねてきます。
愛称で呼ばれて思わず顔を赤くするテリオッド。
左がいいと答えるとアスティナは即決して買い物をあっという間に済ませてしまいました。テリオッドが一人で照れているうちに…。
ジェシーに剣術を勧めた理由
帰り道、テリオッドはドレスを買ったのはジェシーのためなのかと訊ねました。アスティナも隠さずそうだと答えます。
テリオッドは、やや行き過ぎた親切だと思うと意見を述べますが、ジェシーのことが気に入ったのですねと問いました。
アスティナがジェシーに剣術を勧めたのは自分より筋力が優れていると思ったからです。でも、もしかしたら剣術なんて知らずにいた方が良かったかもしれないとも思うアスティナ。
ただ、もったいないと感じてしまったのです。価格と品質が釣り合っていないこのドレスのように…と、さっきのブティックの店主を例に上げました。
あの店主は高値で売りつける才能を活かして貿易商にでもなったほうがいいと皮肉ります。やっぱりドレスは気に入っていなかったんだと吹き出すテリオッド。
立派な剣士であるアスティナがそう感じたらならジェシーも優れた剣士になるでしょうと言うので、なぜわかるのですかとアスティナが訊ねました。
テリオッドはアスティナが剣を持つたびに胸が苦しくなって凝視できないと言っていたから。
するとテリオッドは、胸が高鳴るという見方もできると言います。心臓がバクバクする理由は不明だと言うので、アスティナはそろそろ本当のことを告げないといけないだろうと思いました。
テリオッドがアスティナに感じるドキドキの正体
アスティナは、実は大公が獣の時に調教が必要で…社交性を養うために…と珍しくしどろもどろに切り出しました。
はっきり言ってくださいと言われたので、アスティナは剣でお仕置きをしたと打ち明けました。
アスティナはてっきり怒られると思っていたのですが、テリオッドは笑い出します。
アスティナが剣を持つと胸が苦しくなるのはお仕置きをされたときの恐怖を思い出すからだとわかって可笑しくなりました。
お仕置きをしたことに対しても、怒るどころか感謝をしていると伝えます。それがなければ何人も噛み殺していただろうと。
テリオッドはアスティナに恋心を抱いていたわけではないと知り安堵しました。アスティナを好きになってしまったらきっと後悔すると分かっているから…。
彼女と野獣51話の感想と考察
アスティナが剣を持つと心臓がバクバクするのは、本当に恐怖からだったと思うけど、恋心を持っていないというのは違いますよね、きっと。
でも、アスティナは今のところテリオッドのそういう感情を受けいれるとは思えないからちょっと切ない。誰に対しても、ですけどね。
ところで、アスティナはジェシーのために一芝居打つみたい。身分を明かさずに報復しようと思っているのでしょうね。
彼女と野獣51話まとめ
今回は、「彼女と野獣」51話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
テリオッドはもう恋しているのでは!?