漫画「緑陰の冠」15話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
緑陰の冠15話の注目ポイント
氷水晶を手に入れて、財政の問題は希望が見えてきましたがやることが山積み。ランは魔石だけでなく魔法細工を販売しようと思っていました。
病み上がりなのに無理をしていると感じて、ユスタフはひっそりと心配している様子。その日、就寝前に出された薬を飲んだランは…!?
緑陰の冠 15話のあらすじ(ネタバレ注意)
魔法細工で暖房器具を作る?
氷壁のそびえ立つラチアは極寒の地。夏でも暖房は欠かせません。冬ともなれば凍えるくらい寒くなります。ランは暖房器具のようなものを作れないかなと思案しました。
細工師を呼んで品物を作り、安く領民に提供できないかとユスタフに提案してみます。ユスタフは転売されることを懸念しますが、ラチアでしか使えなくすることができるか訊いてみるとランが言うので、細工師を探すことにしました。
ユスタフが、魔術師たちが来たいと騒いでいると報告します。理由もなく止めているわけではないので、それはダメだとランは笑いました。
魔術師の協力が得られたら
ランはリベリーに頼まれて氷水晶のサンプルを送っていました。それをリベリーが魔術師に見せたところ協会は騒然となったのです。
原石に宿る魔力にも驚いたようですが、何より腕より太い魔石があると伝えたからでした。
魔術師たちはお金や権力で動きません。そんな彼らを動かすことができるなら、サンプルで送った原石は十分賄賂として価値があったとランは思いました。
社交界は最大の宣伝の場!
魔石を出荷しても試演できるのは12月頃になります。それは社交シーズンの始まり。
ユスタフは成人しか参加できないことを残念だとため息をつきます。ランもユスタフがいてくれたらいいのに、と思いました。
帝国の社交シーズンは12月から8月で、ピークは5月から7月。その間貴族たちのほとんどは首都のタウンハウスで過ごすため、街は賑わい道は馬車でごった返します。
成人していなければ社交シーズンの舞踏会に参加することができません。ランは社交界を最大の宣伝効果がある場だと睨んでいました。そこで、魔石や魔法細工で作られた品物を披露しようと思っているのです。
舞踏会の中でも、皇宮の『黄金の白鳥宮』で開かれる舞踏会は大規模。皇族が最初の顧客になってくれれば嬉しいと思っていました。
準主人公のルミエを探さなくちゃ!
そしてランには首都に行ったらやろうと思っていることがありました。準主人公の男を探すことです。
細かい設定は覚えていないので、奴隷の中から『ルミエ』という名前だけで探さなければなりません。難しい作業になるだろうと考えていると無意識に眉間に力が入ります。
ユスタフに声をかけられて我に返りました。ランが疲れているだろうと気遣ったユスタフが、もう休むよう促しますが、ランは濃いお茶を飲めば大丈夫だと業務を続けました。
薬に何かを盛られた!
仕事を終えたランは、ゆっくり湯船に浸かりながら1日の疲れを癒やしました。ユスタフがいてくれて本当に助かったとしみじみ思うラン。
お風呂から上がるとメイドが薬を持ってきました。体に悪そう…と思いながら、何とか口をつけます。ところが、ランは急激に目眩に襲われその場に倒れてしまいました。
緑陰の冠15話の感想と考察
ランは毒を盛られたの!?目眩がして倒れただけだから多分睡眠剤だと思うけど。薬を持ってきたメイドの仕業だけど、怪しいのはリンドバーグ親子です。
リンドバーグも焦っていたし、ロビーを焚き付けていました。ゲスいことを考えていそう。でも、屋敷内でこんなことをしても、ユスタフがいるから思い通りに事が進むとは思えないですけどね。
緑陰の冠15話まとめ
今回は、「緑陰の冠」15話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
ルミエって物語にどう絡んでくるのでしょう?今のところ詳細はわかっていない…と思うけど。