漫画「緑陰の冠」14話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
緑陰の冠14話の注目ポイント
ランの言葉にユスタフはちょっと怒ったみたいです。不愉快だと言い放ち、なんとランの首に手をかけちゃいました。本気のわけはないけど、ぞっとする行為です。
それでも普通に会話を続けるランとユスタフの関係が面白かったりも…。さて、あての外れたリンドバーグが別の手を仕掛けてきそう!
緑陰の冠 14話のあらすじ(ネタバレ注意)
ユスに殺されても仕方ないと思うと言うランに、ユスタフはひどく冷たい声でなぜそう思うのかと問いました。ランの首に手を当てると、不愉快ですと告げるユスタフ…。
ランの頭の中はさっぱりわからないユスタフ
ユスタフの指に力が入りました。ランは私を憎んでいないかと訊ねます。ユスタフは、どうせしょうと言ってランの首から手を放しました。乱暴に椅子に座り直すユスタフ。
ランが「ユス」と声をかけると、はい姉上とユスタフが返事をしました。言葉だけは丁寧で、ランは思わず笑ってしまいます。苛めていたのは確かだから、後ろめたさは感じていると言いました。
それは事実だけど、ユスタフとしては殺したいほどランが憎いわけではありません。継母にされたことの肩代わりまでする必要はないとも思っています。
そんなことを考えていると、ランはもしユスが私を殺すとしてもそれなりの理由があると思うと言い出しました。
歪んだ信頼だとユスタフが返すとランは笑って、そうしないで済むなら言ってくれたらラチアを出て二度とユスタフの前に現れないと言います。
まったくわからない人だと呆れるユスタフ。ユスタフが呆れるのがランにはわかりません。きょとんするランを見て、ユスタフは大きなため息をつきました。
内部密告者をあぶり出せ
話はリンドバーグの話題に移り、彼の話しぶりから公爵家の内部情報にやけに詳しいことを2人は訝ります。内部に密告者がいると考えました。
ユスタフが治療師はどうですかと訊いてきたので、ユスはどう思う?とランが訊き返します。自分の意見は重要ではないと言って、ユスタフが脚を組みました。真面目な話をしているのに、脚長い…なんて思うラン。
ユスタフは話を続けます。とにかく密告者がいるのは確かだし、それも一人とは限らないのが問題だと。堂々と探してあぶり出そうと提案するユスタフ。ランも同意しました。
あての外れたリンドバーグは
ラチア家を我が物にする計画がうまく行かないので、リンドバーグは臍を噛んで悔しがっていました。リンドバーグは先々代ラチア公爵の次男。実は、一滴の血もつながっていないランが当主に収まっているのが許せないのです。
自分にも当主になる資格はあると思っているリンドバーグ。でも、ランは確かに青炎の指輪をはめたのです。青炎に当主として認められたという確固たる証拠でした。
リンドバーグは、密告者が見つかる前に事を起こそうと思い動き出します。ロビーを呼びつけ、ランとの結婚話を持ちかけました。
緑陰の冠14話の感想と考察
まったくこの姉弟は…。会話がシュール過ぎて本当に爵位争いをしているのかと勘違いしそうになります。ランもどこまで肝を据えているのか…。
ランが本当にユスタフに対して後ろめたいと思っていることは、この世界を作ったのは作者である自分だと思っているからです。ユスタフを悲劇の人にしちゃったのは他でもない自分だと!
そんなことは言えないから、ユスタフにも通じるわけ無いですよね。何を考えているのかさっぱりわからない人、って思われても仕方ない。
さて、リンドバーグが何か企んでいるみたいです。正攻法ではランが結婚にウンと言うはずないから…。
緑陰の冠14話まとめ
今回は、「緑陰の冠」14話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
リンドバーグってユスタフと血の繋がった叔父なんですよね。あまりに違いすぎる…。