漫画「野獣のような皇太子に愛されすぎてる」80話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、漫画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
野獣のような皇太子に愛されすぎてる80話見どころ
戦争の補償会談がスタートしました。話し合いは忠と輪国の俳周の間で進められますが、その間武巳はジロリと那音を凝視しています。花蓮をさらうよう指示した張本人ですからね!
那音はやっぱりバカ皇太子でした。究極のナルシストで空気読めない!人の話聞かない…!でも、なんとなく輪国の出方が怪しい…。
野獣のような皇太子に愛されすぎてる 80話あらすじ(ネタバレ)
戦争の補償会談スタート
仮設テントの中では、戦争の補償についての協議が始まろうとしていました。久しぶりだな回周、と声をかける忠。輪国の代表は、俳周ですと訂正しますが確信犯の忠は尚も回周と呼び続けます。
まさか宰相である忠が協議に来るとは思っていなかった俳周は若干焦りを感じていました。忠が戦争の補償金としてとんでもない額を提示します。
いきり立つ俳周に、忠はだったら最初から戦なんて仕掛けてくるな、もしくは勝てと吐き捨てました。忠と俳周が喧々囂々言い争いをしている間、武巳は正面に座る那音を凝視しています。
那音も武巳のことを花蓮と一緒にいた黒髪の男だと悟っていました。あまりにじっと見られているのでつい目をそらす那音。ビビる必要はないと思うものの武巳の圧に居心地が悪くなります。
俳周が、交渉の余地はあるとしながらも桓帝国の要求に対して寛容な態度を示しました。協議はまだ一回目なので、忠は輪国の要求はないのかと問います。
しかし俳周は鹿藍に攻め込んだのは輪国だから然るべき対応をしようとしているだけだと言うのです。引き分けでもいいじゃないかと口を滑らせる俳周。忠は獣一匹(武巳のこと)に恐れをなして白旗を上げたくせにと呆れ返りました。
アホ皇太子那音
一回目の協議を終えてテントから出た那音は、花蓮の姿を見留めました。駆け寄ろうとする那音の襟をむんずとつかんだ武巳が、花蓮から離れろと怒りのオーラを放ちます。
しかし愚鈍な那音は花蓮という名前を知って褒め称えました。武巳は手を那音の首元に回し死にたくなければとっとと失せろと凄みます。
そんな2人に忠が武巳以上の怒気を纏い娘から離れろと告げました。那音はここで初めて花蓮が女だと知って目を輝かせます。プロポーズの言葉を口にしそうになる那音を葉侑が止めました。
葉侑は花蓮に謝罪すると、あと数日だけ我慢をしてくれと意味深なことを言い残し、那音を連れて立ち去ります。花蓮はその言葉を訝しく思いました。
花蓮の鋭い指摘
協議を終えた忠も、何かおかしいと感じていました。桓帝国の要求をすんなり受け入れる姿勢を見せたことが引っかかっているのです。それに花蓮から聞いた『桓帝国が危うくなる』という那音の言葉も気になります。
絶対裏があると訝る忠。花蓮が武巳を人質にして帝国全土を狙っているのではと意見しますが、それは考えにくいことは明らか。でも花蓮は心配なのです。
そこで江が戦を仕掛けてくるのではと口にします。でも、それだけの名分がないと首を捻ると、輪国は名分なんて気にしないだろうと述べる忠。
戦争を仕掛けた長男ではなく皇太子である第二皇子の那音を協議に送り込んできたことからも明白だと…。それを聞いて花蓮はある考えが頭をよぎりました。
那音を殺害し、桓帝国に濡れ衣を着せるつもりではないのか…。その指摘に忠も同意しました。
野獣のような皇太子に愛されすぎてる 80話の感想と考察
忠は会談の場に行く予定はなかったんですよね。だから相手もちょっとアタフタしていました。俳周も皇帝とグルだと思うから知らないのは捨て駒の那音だけ。そう考えるとちょっと気の毒にも思えてくる…。
ところで、占い師は花蓮に武巳以外の共謀で獰猛な神獣がついていると言っていました(61話)。でも、那音がそうだとは思えないんだけど?
野獣のような皇太子に愛されすぎてる 80話まとめ
「野獣のような皇太子に愛されすぎてる」80話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
ぎゅっと一つに結んでいる武巳、けっこう好き♪