漫画「実は私が本物だった」53話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
実は私が本物だった 53話注目ポイント
コゼットはキイラを追い込むためにジョゼフを利用しようとしますが、当然失敗に終わります。ジョゼフのコゼットに浴びせた辛辣な言葉が痛快！
キイラは偶然2人の会話を聞いていました。改めてジョゼフの気持ちを確認して胸が熱くなります。それでも不安は完全には無くならないキイラ。そんなキイラにジョゼフがかけた言葉は…。
実は私が本物だった 53話のあらすじをざっくり紹介（ネタバレ注意）
いつもと変わらぬアーサーとレイナ
鍛錬場にいるジョゼフにコゼットが声をかけてきました。2人はどこかへ向いますがそれをアーサーとレイナが目撃していました。
そこへキイラがやってきたので声をかけて駆け寄ります。そろそろキイラの休暇も終盤。アーサーがいつものように自分も休暇が欲しいと軽口をききました。
レイナが大公に願い出てみればとからかうので、こう言われるに決まっていると、アーサーはラディックの真似をして笑わせます。
バインベルク伯爵家からキイラの爵位剥奪のことは騎士団にも伝わっているはず。それでも前と変わりなく親しげに接してくれる2人にキイラは胸が熱くなりました。
ジョゼフの痛快な返し
キイラはジョゼフを探していました。どこにいるかと訊ねると、アーサーは躊躇いながらコゼットに呼び出されたことを告げます。
キイラは憤懣やるかたない様子で2人が向かったという方向へ歩き出しました。最初は大人しくついて行ったジョゼフにも腹を立てますが、仮とは言えコゼットは公女。断れるはずもないと思い直します。
しかし、もしコゼットの罠にジョゼフが嵌ってしまったらと考えると、胸がズキンと痛みました。
そのとき、コゼットの声が聞こえてきたのでキイラは咄嗟に木の影に隠れて様子を覗います。コゼットは団長職に相応しいのはキイラではなくジョゼフだと揺さぶりをかけていました。
コゼットはジョゼフが団長職を欲していて、キイラを疎ましく感じていると思い込んでいます。キイラを偽物呼ばわりして、実はキイラを追い抜きたいと思っているはずだと宣いました。
その言葉にはキイラも動揺します。ジョゼフはそれについては事実だと肯定しました。しかしそれはあなたが思っているような感情ではないと告げるジョゼフ。
コゼットの顔から余裕の笑みが消えました。ジョゼフは尚も続けます。最初はあなたもバインベルク伯爵の詐欺劇の被害者と思っていたけれど、それは違っていたようだと冷たい視線を向け、同じ穴のムジナだったようだと言い捨てました。
呼び止めるコゼットに、説得しようとしても無駄だから部屋に帰って昼寝でもしていたほうがマシだと辛辣な言葉を浴びせるジョゼフ。コゼットは悪態をついて立ち去りました。
ジョゼフの力強い言葉に
キイラは思わず吹き出してしまいます。キイラに気付いたジョゼフは聞かれていたことを悟り顔を赤くしました。追い抜きたいと言ったのは…と焦るジョゼフに、真意はわかっていると告げるキイラ。
コゼットに最後に放った言葉は痛快だったとキイラが笑うので、ジョゼフはますます顔が赤くなりました。
キイラは、他の皆もジョゼフのように思ってくれたらいいんだけどと不安を口にします。心配はいりませんと言うジョゼフ。バインベルクからの抗議には騎士団員も腹を立てていること、騎士団の中でキイラに不満を持っているものはいないと告げます。
いきなり現れた人より苦楽を共にした方を信じるべきだと優しく、それでいて確固たる信念を感じさせるジョゼフの言葉にキイラは胸がいっぱいになり言葉に詰まりました。
皆が信じてくれるのだから私自身も自分を信じなきゃ…そう言うとキイラは走り出しました。どこへ行くのかと問うジョゼフに、ラディックに明日から団長職に戻ると伝えてくると笑顔で答えました。
実は私が本物だった 53話の感想と考察
今回もスカッと回でした。コゼットは1度目も同じようにジョゼフに何か言ってきたのでしょうか？多分なかったと思います。
ほとんどの使用人を味方に付けていたし、ラディックもコゼットに肩入れしているような雰囲気だったから、ジョゼフにはあえて接近しなかったのでしょう。
ジョゼフの回想にもそんなシーンはなかったし。今回は焦っているという証拠ですね。どんどん墓穴をほって欲しい！
キイラがジョゼフがコゼットの罠に嵌ったら…って妄想するシーンの描写がありえなくてちょっと可笑しかったです。要チェック！
実は私が本物だった 53話まとめ
今回は、「実は私が本物だった」53話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
キイラ、団長職に復帰！晴れやかな顔のキイラはイキイキとしています。さて、次にコゼットは何をしてくる？
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