漫画「接近不可レディー」63話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
接近不可レディー 63話の注目ポイント
ヒリスは『回帰を繰り返す』という呪いを断ち切るためだけに行動しています。その方法がわかったらすぐにでも死ぬつもりで・・・。
だからアクシオンに対しても距離を置こうとしているのです。しかしアクシオンを前にするとその決心も揺らぎ・・・。もうひとりの自分が囁きます。素直になれと。
接近不可レディー 63話のあらすじ（ネタバレ注意）
あらすじをかいつまんで紹介します。ネタバレを含むので新鮮な気持ちで漫画を読みたい！という方はスルーして感想＆考察に進んでくださいね。
聖物に気づいたヒリス
ヒリスが屋敷に戻るとすぐにアクシオンが出迎えました。ヒリスはアクシオンが持っている聖物に気づきます。それはゼノンから託された鍵－。
それはどこで手に入れたのかと問うヒリス。するとアクシオンはしばらく自分が持っていていいかと訊ねてきました。
ヒリスは今手元を離れると困るものだと察し、アクシオンが持ってきたものなのになぜ自分に問うのかと聞き返します。するとアクシオンはヒリスに渡すつもりの物だと・・・。
ヒリスはその言葉に嘘はないと思いました。
素直になれないヒリス
ヒリスはアクシオンがディナーを一緒にしたいという言葉が気になって、調べ物を早めに切り上げてきました。
しかしそんなことは悟られたくないし自分でも認めたくないヒリスは、釣れない態度をとってしまいます。
本音の部分ではアクシオンに心を開きたい、優しい言葉をかけたいと思っているヒリス。もう一人の自分が囁きます。本当の気持ちを言ってしまえと・・・。
ヒリスの顔に動揺の色が見えました。それを察したアクシオンは、（ディナーのことは）覚えていなくて構わないから一緒にディナーをと優しい言葉をかけます。
今生でのヒリスの目的は変わりません。永遠の死を得られる方法が見つかったら、すぐにでもそこへ向かうつもりです。
しかし、ヒリスの心の中の葛藤は―。
極右派の当主たちを前に
翌日、ヒリスは王の宮殿にやってきました。そこで昨日四季の森で見た装置を同じものが現れます。
クリスティアンとの約束の時刻まで間があったので、別の空間があるのかもしれないと思い試してみることに―。
今回は王の宮殿の別の部屋につながっていました。ヒリスの存在に気づいた当主たちが駆け寄ってきます。ヒリスは極右派の会合でもあったのだろうと思い彼らを迎えました。
真っ先に走り寄ってきたノートン・ペラノが、イノアデンで起きたことを耳にしてヒリスを心配していたと息をつくまもなく話し出します。
ペラノはイノアデン直属の家門。ヒリスが感情に流されたことを諫めると、ノートンは慌てて姿勢を正し挨拶をしました。ノートンに続き、次々と各家門の当主が頭を垂れます。
その時、ヒリスはこうして頭を下げられることに自分がすっかり慣れたことを感じました。彼らのほとんどが4大家門に反感を持っています。
でも、今のヒリスはそんな彼らの目など気にならないのでした。
モンタナ家当主
ヒリスに挨拶をしている当主の中にはモンタナ家の当主もいました。コーデリアの母です。
モンタナ家当主に声をかけるヒリス。アメリエ家のパーティーの時に、コーデリアがビオレッタのことを助けた件を話題にしました。
モンタナ家当主は、仕える身としては当然だと返します。そして、飄々と4大家門に忠誠を誓うと宣うのでした。
接近不可レディー 63話の感想と考察
ヒリスはすぐにでも死にたいから、感情を押し殺しているんですね。喜怒哀楽ぜんぶ！淡々と思考して、淡々と行動しようとしているのはわかるんだけど、楽しいことも経験して欲しいです。
だってあまりにも7回の人生が悲惨だったから、最後くらいはいい思い出もある人生だったって思って欲しい！それからでも遅くないんじゃないかと思うんですけどね。
4大家門は徐々に力が弱くなっているから、仕える立場の当主たちにとっては不満が募ってきても仕方ないのでしょう。
だからクリスティアンはヒリスとの間に子供を作って、強い異能持ちを産ませたいんだし。カリキアなんて、マゴの宝石を生み出す異能以外たいして驚異になるものはなさそうですからね。
今のところ刃向かえないな、って思えるのはイノアデンとベルゼットくらいじゃないかな？クリスティアンは微妙？
接近不可レディー 63話まとめ
今回は、「接近不可レディー」63話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
反乱分子の筆頭はモンタナ家？テルゾはゼノンと組んでるみたいだし・・・。
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