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緑陰の冠 73話ネタバレ丨ドワーフの都市は守られた?/今だけはユスタフに甘えたい…ランの本音

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緑陰の冠 73話ネタバレ丨ドワーフの都市は守られた?/今だけはユスタフに甘えたい…ランの本音

 

漫画「緑陰の冠」73話を読んだのでご紹介します。

この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪

 

目次

緑陰の冠 73話の注目ポイント

 

ランはシャルに気に入られたみたい。これでドワーフの都市が消滅する危険は去った?

 

ランとユスタフは洞窟から抜け出すことができました。ランの足の怪我はけっこう酷く、一人では歩けない有様です。ユスタフに抱えられドワーフの村に帰ることに。

 

今回はランの本音がちょっとだけ溢れる場面があります。ユスタフの前で・・・!

 

≫≫「緑陰の冠」72話はこちら

 

 

緑陰の冠 73話のあらすじ(ネタバレ注意)

 

73話のあらすじをざっくり紹介しますが、ネタバレを含みますのでワクワクして漫画を読みたい!という人は飛ばして感想・考察を御覧くださいね。

 

シャルに気に入られたみたい

 

ランはシャルに『読む者』として、これから起こる出来事を話しました。吹き出した鉱泉水によってドワーフの都市が水没し、その後にナジウムという新たな鉱物が誕生するという―。

 

シャルはそんな事態はやぶさかではありません。なぜ先にその話をしなかったのかとランに問いました。

 

するとランは少し考え、気が進まなかったのだと・・・お互いの利益だけを話し合うような関係を望んでいなかったからだと答えました。

 

その解答を聞いたシャルは面白そうに声をあげて笑い出します。どうやらランはすっかりシャルに気に入られたようです。

 

急に重力がなくなったように体が浮き上がるに感覚に襲われるラン。そのまま意識を失ってしまいました。

 

歩けないっ!

 

ランッ!

 

ユスタフの声が聞こえてきました。ぼんやり目を開けると、ずぶ濡れになったユスタフの心配そうな顔が飛び込んできます。

 

洞窟に閉じ込められていたはずの二人は地上にいました。湖のような大きな水たまりができていて、あたりは夕焼けに染まりかけています。

 

何があったのかランが問うと、ユスタフは困惑気味に事の次第を話し始めました。ランが呪文を唱えた途端に水が吹き出して池に引きずり込まれ、気づいたらここに居たというのです。

 

ランは精霊と会っていたと説明しました。ユスタフは青炎のせいで連れてこられなかったそうだと、シャルの言葉通りに告げチラとペンダントに目をやるラン。

 

日も沈みかけているので急ぎ戻ろうとユスタフが声をかけました。ランは立ち上がろうとしたとき足首に鋭い痛みを感じます。

 

ユスタフが慌ててブーツを脱がせました。ランの足首はパンパンに腫れています。ユスタフはランを抱きかかえて歩き出しました。

 

ランはユスタフの傷が開いてしまうと言って抵抗しますが、手を離したらこのまま落ちてしまうと言われて大人しく従うことに・・・。

 

ユスタフとの関係って?

 

ユスタフはランを抱きかかえたまま湖畔を歩き続けます。ランはユスタフの声音がいつもより優しく感じ、甘えたい気分になってきました。

 

ランはユスタフとの関係について考えを巡らせます。姉と弟じゃ嫌かと問うてみました。

 

ユスタフはそもそもその関係は成り立たないと一蹴します。ラン自身、本心から姉上と呼ぶユスタフなんて想像できません。

 

ユスタフが、弟であってほしいのかと問い返してきました。ううん、と頭を振るラン。ランとしてはユスタフが弟だなんて荷が重すぎると思っています。

 

ランが、それならどんな関係なのかとボソリと呟くと、男と女だと返すユスタフ。人間と人間じゃなくて?と茶化すランにそれでも構わないと返すので、ランは冗談だと笑いました。

 

ユスタフと軽口をききながら、ランは改めてユスタフとの関係を考えます。しかし答えは出ません。ただ、自分はラチアにいてはいけない人間だということだけは感じていました。

 

弱みを見せるラン

 

ランはいずれラチアを去るつもりでいます。その覚悟は出来ているはずなのに、無性に寂しくなってきました。知らず知らずのうちに涙が頬をつたいます。

 

ユスタフが心配そうな顔を向けてきました。目にゴミが入っただけだと誤魔化そうとしますが、溢れる涙を止めることができません。

 

そんなランを慰めるようにユスタフはランの顔をぐっと引き寄せました。ランはユスタフの肩に顔を埋めて嗚咽します。

 

心細いと訴えるランに、私がいると言葉をかけるユスタフ。ユスタフにはいずれシナという愛する人が現れるとランはわかっています。

 

ランはまだ見ぬシナに、少しだけユスタフを借りるねと心の中でつぶやきました。

 

緑陰の冠 73話感想

 

こういう展開になると、早くシナに登場して欲しいですね。今まであんまり詳しく説明されていなかったと思うのですが、そんなにユスタフにはシナが必要?

 

ランは自分が作者じゃないとわかってからも、この世界で救える人がいたら手を差し伸べたいと思っていますよね。それはシナに対しても同じなのかな?

 

ユスタフはランに対して異性としての愛情を感じているから、シナが現れても心は動かないと思うんですけど・・・。

 

ランの立場だったら、ストーリー通りユスタフとシナが出会ったら恋に落ちるとわかっているからユスタフにあまり依存してしまうと辛くなると思ってブレーキかけるのは当然かも。

 

でも、ようやくランは本音をユスタフに漏らしましたね。異世界から来たということだけでも孤独を感じるのに、『読む者』として未来を知っているなんてもっと孤独感が増します。

 

いつかユスタフに、異世界から来たことを告げるのでしょうか?

 

緑陰の冠 73話まとめ

 

今回は、「緑陰の冠」73話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。

 

もっともっとユスタフに甘えていいんだよ!

 

≫≫「緑陰の冠」74話はこちら

 

 

 

 

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