漫画「最強の王様、二度目の人生は何をする?」154話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
最強の王様、二度目の人生は何をする?154話の見どころ
アスラの特別な訓練場である『魂の領域』でのアーサーの修行は終りを迎えました。『魂の領域』はエーテルで時間の流れが外界とは異なります。
外界では4ヶ月ですが、アーサーは約4年の修業をしたことに!そしてコードリの元を去り、アーサーは次の修業の場へ!
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最強の王様、二度目の人生は何をする? 154話のあらすじ(ネタバレ注意)
確実に力をつけるアーサー
ハンデを追いながらもタシを投げ飛ばすことに成功したアーサーは、4人の少年たちを相手に組み手を始めます。彼らの俊敏な動きにもついていけるようになり、効率的な動きで攻撃をかわすアーサー。
当初はバラバラだった4人の攻撃も次第に連携を取り始めます。しかしアーサーは同時攻撃に対しても防御するだけの実力が身についていました。
4人が同時に攻撃を仕掛けた時、コードリの「そこまで」という声で鍛錬は中断します。少年たちはあと1分あればアーサーに一発入れられたと不満の声を漏らしました。
圧倒的有利な状況で文句を言うのかと諫めるコードリ。アーサーに気分はどうだと問います。アーサーは最高だと答えました。
コードリの修行を終えて
『魂の領域』で4年の歳月が流れていました。外界では4ヶ月。アーサーに身体的成長は見られません。ただ、コアのレベルは着実に上っていました。
コードリはマナを極めることを指導してくれはしたものの、それ以外概念的に新しいことには口をつぐんでいます。
その理由が、人間とアスラの違いによるものなのか、一族以外の外部に漏らすことを禁じられていたのかはわかりません。
ただアーサーはコードリを信じて、彼の教えをすべて吸収することに集中しました。そしてついにコードリの修行を終える日がやってきます。
『魂の領域』を出て洞窟に戻ったアーサーは、訓練相手になってくれた少年たちにお礼を告げました。少年たちは皆悔しそうな表情を浮かべるだけ。タシはものすごい形相でアーサーを睨みつけていました。
アーサーに対する疑問
アーサーはコードリに向き合い謝意を述べて丁寧に頭を下げました。次の訓練は何かな?そう言いながら体をほぐすように伸びをするアーサー。
コードリとウィンドサムが得も言われぬ表情でアーサーを見つめます。
実は、エーテルを使っての長時間の訓練は子供には禁じられていました。現実世界との時間のズレが精神的な混乱を引き起こすからです。
しかしアーサーには何の変化も見られないので不思議に思っているのでした。
アーサーは、もともと精神的な成長が早かったことと、アカデミーで教授をして同年代を教えた経験が役立ったのかもしれないと誤魔化しました。
シンシアからの情報
アーサーとウィンドサムはコードリたちに見送られ洞窟を後にしました。
ウィンドサムから巻物を渡されます。内容を見て、アーサーの顔色が変わりました。そこにはディカゼンの情報が書かれていたのです。
報告書の中でアーサーが注目したのはシンシアからもたらされたという情報。読み終えたアーサーはウィンドサムに戦いの相手は『四人の大鎌』と称する者になるのかと問いました。
『四人の大鎌』それぞれの指揮下にはリテーナー(護衛と部下)がいるとも書かれています。そして彼らはランスをも簡単に倒せるほどの実力。
それはアレアが殺害された場所から見つかったホーンの破片からそれが最良の血を持つリテーナーだとシンシアが立証したのです。
ランスであるアレアを殺したのは大鎌ではなくリテーナーだという事実に戦慄を覚えるアーサー。ディカゼンにとってこの戦争は大規模なものになると予想されます。
報告書では今のところディカゼンも家族も無事。それは安心材料ではあるもののヴリトラの力の前でそれがいつまで持つかと不安が湧き上がります。
しかしアーサーはそれらの考えを払拭するように頭を振りました。戦うべき敵の数が判明したのだから目標も見えてきたのだと自身を奮い立たせるのでした。
第2の訓練場
森を抜けると切り立った崖の上にたどり着きました。崖の下は青々とした木々で覆われていて、地上の様子はさっぱりわかりません。
ここが訓練場だと告げるウィンドサム。アーサーが、そうだろうなとげんなりした顔で答えました。
アーサーの次の訓練は、森に入りいくつかのミッションをクリアすること。渡されたバックの中のものしか使ってはならず、外部へのマナの使用も禁止されます。
ミッションはラプターリスの毛皮、シルバーパンサーのビースト・コア、タイタンベアの爪を集めることです。
これらを集めるとシルビアの遺言を理解できる準備ができたということ?とアーサーが問いました。するとウィンドサムはもうひとつ条件があると言って鈴を手渡してきます。
常に身に着け、すべて集めたら鈴を壊して知らせるよう指示して踵を返すウィンドサム。一瞬振り返ると、順番通りに集めることを推奨すると言い捨てて去っていきました。
ウィンドサムの背に悪態をつくアーサー。しかし進むしかありません。アーサーは崖の端に歩を進め息を整えると、一気に崖下に飛び降りました。
最強の王様、二度目の人生は何をする?154話の感想と考察
アスラは直接戦闘に参加することができません。コードリも言っていましたが、そんなことをすると全大陸を巻き込んだ大戦争になるから。
だからディカゼンの住民であるアーサーたちに頼るしかないわけですね。しかし相手には混血種がたくさんいます。最強である『四人の大鎌』の部下であるリテーナーでさえ、ランスより強いってこと!
アーサーはどのくらい強くなってディカゼンに戻ることになるのでしょう?次の訓練は変な内容ですね。もちろん大きな意味のあるミッションだと思うけど・・・。
ウィンドサムとコードリが、アーサーがエーテルを長期間使ったのに全然変わらないことを不思議に思っていたけど、生まれた時から大人の意識を持っていたから当然なんですよね。
さすがに前世の記憶があることは家族以外には言うつもりはないみたい?アスラにとっても異世界があるなんていう事実は受け入れられないでしょうしね。
最強の王様、二度目の人生は何をする?154話まとめ
今回は、「最強の王様、二度目の人生は何をする?」154話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
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