漫画「最強の王様、二度目の人生は何をする?」152話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
最強の王様、二度目の人生は何をする?152話の見どころ
アーサーの訓練は『アスラ専用の訓練場』で行われます。それは体から魂を分離させ、特別な空間で行うもの!
そこでアーサーはコードリから訓練を受けます。そこでは何度も何度も殺されるという凄絶な修行が!
≫≫「最強の王様、二度目の人生は何をする?」151話はこちら
最強の王様、二度目の人生は何をする? 152話のあらすじ(ネタバレ注意)
アスラの特殊な修行場で
アーサーは修行を始めたとき、前世での訓練のことを思い出しました。8時間ぶっ通しの戦闘訓練の後10時間の瞑想。
指導者からの教えは野蛮で馬鹿げた攻撃の仕方でした。唯一役立ったと言えば体の急所のことだけ。しかしアーサーはそれを忠実に守り訓練を耐え抜きました。
その間、何度も同級生に負けた記憶が、コードリとの修行でいとも簡単に呼び起こされます。コードリの絶え間ない攻撃になすすべもないアーサー。
足を振り払われ地面に倒れたアーサーの右腕に容赦なく拳が振り下ろされます。うめき声をあげながらもかろうじて立ち上がったアーサーに鋭い足蹴りが!
そこまでだ!その声と同時にアーサーの意識は洞窟の中へと戻りました。現実に体に負荷がかかったわけでもないのに、アーサーは猛烈な吐き気がこみ上げ嘔吐してしまいます。
胃の中のものを吐き出したアーサーは、『まだ続けられる』と横に平然と立っているコードリに告げました。
コードリはウィンドサムへ顔を向け、今度は何分持ったと問います。5分程度だと答えるウィンドサム。
ウィンドサムはアーサーに、魂の領域から出てしまうたびに時間を無駄にしていると苦言を呈します。いくら時間の流れを変えても数分ごとに出てしまっては戦争に間に合わないと言うのです。
アーサーは、僕を責めるんじゃなくて数分ごとに殺している君の友人になにか言ってくれと言い訳じみた返しをしました。
それに対してコードリは、アーサーは『死の感覚』を上手く使いこなして対応できていると語りかけます。それはアスラの若者でさえ精神的疲労との向き合い方に苦労するもののようで…。
なんて素晴らしいお褒めの言葉でしょう、そう返すアーサー。続けようというコードリのかけ声で、2人は青い池の水の中であぐらをかき静かに目を閉じました。
池の水が2人の周りを囲むように立ち上がります。アーサーは再び広大な平原に立っていました。
手も足も出ないアーサー
アーサーがコーデリと魂の領域と呼ばれる訓練場で訓練を始めてから1週間が経過しました。そこで何度も死んだ後、現実世界で食べて寝て休んでいます。
その時間を含めても、アーサーは平静で我慢強い修道士であるコードリと数ヶ月を共に過ごしているのです。
初めて魂の領域に来た時、アーサーは瞬殺されました。何も反応できなかったのです。それからもコードリは同じ攻撃を仕掛けてきました。
しかしそれをかろうじて交わすことができるようになったのは数週間経ってからでした。コードリとアーサーの力の差は歴然。それは力の差と言うのが憚れるほど乖離しているのです。
コードリは口にしました。続ける意思がある限り体だけは君を裏切らないと。
コードリの懸念
コードリの一撃をかろうじて躱したアーサー。しかし瞬時に蹴りがアーサーの右足を襲います。右足首は砕かれましたが、アーサーは何とか攻撃を躱そうと努力しました。
しかしコードリの踵落としを避けきれず右頬にヒット。地面に投げ出されたアーサーは苦痛で声も出すことが出来ません。
コードリが、死なずに済んだなと称賛するような表情でアーサーを見下ろしました。アーサーはなんとか残っている力を振り絞り、ゆるりと中指を立ててみせます。
魂の状態が回復するまで休憩を告げるコードリ。アーサーの破壊された骨や筋肉、神経が修復されていきます。
完全に修復され立ち上がったアーサーに、コードリはしばらく戦闘訓練を休止すると告げました。上達が遅いからかと懸念を示すアーサー。しかしコードリは頭を振ります。
コードリはアーサーが無茶をしていることが心配だと言うと、地面に腰を下ろしました。このままでは破滅すると言うのです。
アーサーもコードリの前に腰を下ろしました。魂の領域での回復速度があれば大丈夫なはずでは?と問うアーサー。
するとコードリは体ではなくここの損傷のことだと言って、自らの頭を指しました。
アーサーへの期待
コードリはアーサーが死に慣れすぎていることを懸念しているのです。アーサーにとってもはや死は終点ではなく、アスラでさえ怯む傷みの前触れとなっていると指摘するコードリ。
そしてそれは自分が育て上げたい理想の戦士とはかけ離れてしまうと説きました。その痛みに慣れすぎてしまうと無意識に自分を守ろうとするのだと。
アーサーはもう大丈夫だと告げて立ち上がりかけました。しかし次の瞬間、抗うことも出来ないようなとんでもない恐怖心が襲います。
次に、何が起こったのかわからないまま気づけばコードリの右腕が胸を貫いていました。地面に倒れ込もうとするアーサーの上体を左腕で支えたコードリが語りかけます。
君の経験と本能は他の人とは違うけれど、学ぶべきものもあればアンラーニングしなければならないときもあると。
そして、君のことを劣等種の中だけでなくアスラの中でも天下無双の戦士に育てるつもりだと言いながらアーサーの頭に優しくポンと手を乗せました。
コードリの右腕が胸から引き抜かれる、アーサーは自分の体が震えていることを感じます。
その震えが胸の致命的な傷のせいなのか、熟練した指導者の元で学ぶことによる刺激なのか、来る戦争によるものなのか…。
薄れゆく意識の中、アーサーは3つが混ざり合っているように思うのでした。
最強の王様、二度目の人生は何をする?152話の感想と考察
ひたすら叩きのめされるアーサー!魂の領域では何度も、何十回も…もしかして何百回?も死を経験しています。
魂の領域での戦闘で負った傷の痛みは、大部分をエーテルが癒やしてくれるとウィンドサムはアーサーに説明しました。でも、それを置いてもかなりの苦痛があるようです。
確かに、それを精神力でカバーしたとしてもトラウマにはなってしまうリスクはあります。コードリはそれを心配しているんですね。
アーサーは頑固だから口で言っても素直に聞き入れない。実力行使ってことでしょう。死に対応しながら恐怖心を克服しなければならないのだから大変です。それも無意識の領域でもってことですからね。
コードリとの修行はいつまで続くのでしょう?時間の流れが違うといってもアーサーに焦りはあるはず。でも、今はコードリを信じて強くなることだけを考えてほしいです。
最強の王様、二度目の人生は何をする?152話まとめ
今回は、「最強の王様、二度目の人生は何をする?」152話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
コードリはアーサーのことを気に入ってるみたい♪
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