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最強の王様、二度目の人生は何をする? ネタバレ150話│レイノルズとアリスの自己嫌悪と絶望感

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この記事は約 5 分で読めます
最強の王様、二度目の人生は何をする? ネタバレ150話│レイノルズとアリスの自己嫌悪と絶望感

 

 

漫画「最強の王様、二度目の人生は何をする?」150話を読んだのでご紹介します。

この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪

 

目次

最強の王様、二度目の人生は何をする?150話の見どころ

 

今回はアーサーの秘密を知ったレイノルズとアリスの混乱と絶望が描かれています。自分の知っている息子ではなかったことの失望、そして自己嫌悪。

 

なぜアーサーが2人に打ち明けようと思ったのか、その理由がリニアの推測から垣間見ることもできますよ。

 

≫≫「最強の王様、二度目の人生は何をする?」149話はこちら

 

 

 

最強の王様、二度目の人生は何をする? 150話のあらすじ(ネタバレ注意)

 

150話のあらすじをざっくり紹介しますが、ネタバレを含みますのでワクワクして読みたい!という人は飛ばして感想・考察を御覧くださいね。

 

レイノルズとリニア

 

レイノルズは、アーサーにずっと家族だと言ってあげられなかった自分を責めていました。でも、本当は黙っていてほしかったという思いが強いのです。

 

レイノルズは以前からアーサーに対して疑念を持っていました。普通ではないということはわかっていたのです。しかし彼のプライドがそれを認めようとしなかっただけ…。

 

だから、千年に一度の逸材を育てたという自惚れに身を任せていました。しかしこれまでのアーサーを振り返れば、いつもそこに答えはあったのです。

 

レイノルズはひどく動揺した様子でリニアの元へ戻りました。リニアからアーサーが旅立ったことを聞いても、そうですかと素気ない返事をして腰を下ろすレイノルズ。

 

アーサーが真実を打ち明けることを恐れていたと言うリニアの言葉に反応しました。リニアもアーサーの前世を知っていると察します。

 

リニアは私には色々視えるけれど、待ち受けている運命まではわからないと説明しました。突然、世間が抱く年齢と能力の偏見について語りだすリニア。

 

その偏見とは、歳をとるほど知的でなければならず、知性が高い人ほど論理的でなければならないというもの。その結果、知的な大人は情がなく抜かりがなく口うるさい大人になることだと思わないかと問いました。

 

レイノルズはリニアが何を言おうとしているのか困惑します。それとアーサーのこととの関連がわからないのです。

 

リニアはレイノルズが思っていたことをズバリ言い当てました。なぜアーサーが打ち明けたのか不思議に思っているでしょうと問うリニア。

 

感情は理性の最大の敵ではあるけれど、時に理性よりも厄介な敵がいると続けます。感情は正当性や効率性、有益性と常に対立していると。

 

レイノルズは、ではアーサーは打ち明けた時は感情が勝っていたのかと問いました。リニアはアーサーの心が読めるはずはないと頭を振ります。

 

ただ、幼い頃から色々なことを経験してきたアーサーが、安全で快適だと感じていた…それでも孤独な殻から完全に抜け出す大きな一歩だったのかもしれないと口にしました。

 

リニアは腰を上げ、背伸びをすると毛布に包まれた『あるもの』をレイノルズに手渡します。それはウィンドサムからレイウィン家への贈り物だと言うのです。

 

レイノルズは訝りながら手渡された毛布に目をやりました。なにやらモゾモゾと動いています。それは子クマのマナ・ビースト!

 

いつの間にか背後にやってきていたエレナーが子グマに気づき、飼ってもいいかと声をかけました。飼うのはちょっと、とレイノルズが躊躇っていると、パチリとエレナーとマナ・ビーストの視線が合い…。

 

双方の目ががきらりと金色に光ります。レイノルズはエレナーと子グマが絆を結んだことを悟りました。エレナーは絆を抱き上げると、ブーと名付けると宣言します。ブー…?

 

アリスの絶望

 

アリスが目覚めたと聞いて、レイノルズは小屋の中へと戻りました。アリスは生気のない顔で椅子にぼんやりと座っています。

 

アーサーが行ってしまったことを聞いたアリスは、またも涙を流しひどい人間だと自分を責めました。でも、どうしても信じたくないのです。レイノルズはそれが普通だと慰めました。

 

アーサーが自分の子ではないと疑ったのが悪かったのかと漏らすアリス。そんなことはないと言ってあげたいレイノルズですが、自分も同じことを疑ったので言葉に詰まります。

 

アーサーをお腹の中で育て、産み、乳児の頃から育ててきたのはアリスなのです。レイノルズは自分が強くあらねば、頼れる存在でいなければと唇を噛み締めました。

 

すると突然アリスが「ごめんなさい」と言って体を離します。レイノルズは君は悪くない、ただ私達には時間が必要なんだと慰め妻を抱きしめました。

 

アーサーが帰ってくるのは数年先になるとレイノルズが告げると、そう・・・とアリスが感情のない声で答えます。そして、アリスの口からアーサーが乗っ取らなければ私達の子供はどんな子に育っていたのだろうかと…。

 

レイノルズはアリスをさらに強く抱きしめ、そんなことを聞かないでくれと答えました。その頬には涙が伝わっています。

 

アリスは、この話を始めてからレイノルズがアーサーのことを「息子」と呼んでいないことを指摘しました。アリスの顔には絶望感が広がっています。

 

レイノルズは、自分もアリスと同じようにアーサーのことを息子だと明言することはできないけれど、次に会うときは変わっているといいなと言葉をかけました。

 

アーサーと13年過ごしてきた事実は変わりません。共に笑い、祝い、ケンカもしたり涙を流したり…。キシラスへ行く途中、アリスのためにアーサーは自分の命をも投げ出し助けたこともあるのです。

 

レイノルズはもう一度アリスに君はひどい人間ではないと囁きました。受け入れるのに時間がかかるだけなのだと。

 

コクリと頷くアリス。涙でぐしゃぐしゃになった顔を隠そうとするアリスの手をそっと制し、レイノルズは額に唇を当てました。君は美しいよと囁くレイノルズ。

 

そのときドアの外から『ブーに挨拶して』というエレナーの声が。ブーって何のことかと訝るアリス。ようやく笑顔が戻りました。

 

最強の王様、二度目の人生は何をする?150話の感想と考察

 

レイノルズもアリスもそう簡単に受け入れることはできないようです。アーサーもわかっていたと思うけど、やっぱり切ないですね。

 

転生と考えると、アーサーが本来の二人の子供の体を乗っ取ったと思わないけど…。うーん、でも中身は前世のグレイ王のままだから、自分たちに似ているところがないイコール自分たちの子供ではないと思っちゃっても仕方ないのかも?

 

体と中身、なかなか難しいです。まして前世では中年まで人生を経験してきた男ですからね。レイノルズとアリスはこれを乗り越えることができるのでしょうか。

 

次回からはエフィータスでのアーサーの修行が始まりそうです。数年って言ってるけど、その間戦争が始まっちゃったらどうするの?

 

最強の王様、二度目の人生は何をする?150話まとめ

 

今回は、「最強の王様、二度目の人生は何をする?」150話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。

 

次回、いよいよエフィータスでのアーサーの修行が始まる!?

 

 

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