漫画「最強の王様、二度目の人生は何をする?」148話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
最強の王様、二度目の人生は何をする?148話の見どころ
ウィンドサムの口から、現在のエフィータスとアグロナの関係やシルビアがエフィータスを離れた理由が語られます。アーサーはディカゼンがどれほど危うい立場であるかと再認識しました。
そして、アーサーはレイノルズとアリスにずっと言えずに心苦しく思っていた秘密を打ち明ける決意をしています。自分は転生したことを!
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最強の王様、二度目の人生は何をする? 148話のあらすじ(ネタバレ注意)
家族の元へ
アーサーたちが向かっているのはリニアの隠れ家でした。ヴィリオンの計らいでアーサーの家族はリニアの元へ身を寄せています。エフィータスへ旅立つ前に別れの挨拶をしなければなりません。
深い森を歩きながら、アーサーはもっと近くに移動しても良かったのではと不平を吐きました。しかしウィンドサムから直接運ぶと結界が崩壊して危険だと言われ納得するしかありません。
ウィンドサムがエフィータスの8つの部族のことを覚えているかと訊いてきました。
エフィータスにはグレート・エイトと呼ばれる8つのアスラの種族があります。各種族は複数の一族で構成されていて、その中のある一族がハイ・エイトの1つに認められています。ヴリトラ一族はバジリスク種です。
アーサーは、他の種族がアグロナを暗殺しようとしていることが信じられないと口にしました。条約が意味のないものとなっているのですから。
最初から条約を結ぶのは危険だったと返すウィンドサム。
アグロナがアラクリアで何をしていてどう待ち構えているのか予測できませんでした。結論として、アグロナを直接排除することが最適だと判断したのです。
シルビアのこと
アーサーはシルビアがどうして関わっていたのか、どうしてディカゼンにいたのかわからないのだと切り出しました。
ウィンドサムは他言無用であることを念を押し、シルビアが当時アグロナを倒すために精鋭部隊と行動を共にしていたと打ち明けます。
ぎょっとするアーサー。危険が予測できないのにインドラスの娘であるシルビアが精鋭部隊に加わっていたなんて信じられません。
当然、インドラス卿は反対しシルビアは身分を隠して部隊に加わったのです。そしてエフィータスに帰れないとわかった時に正体を明かしました。
シルビアが捕まった経緯、どのように脱走し身を隠していたのかはウィンドサムにもわからないのです。アーサーは最後に見たシルビアの姿を頭に思い浮かべました。
アーサーの役割
次にアーサーが、送られた精鋭部隊はどうなったのか質問するとウィンドサムの表情が曇ります。アグロナは彼らを待ち構えていたというのです。
バジリスクの大軍だけでなく、その中には生まれながらにして魔法の能力を持った劣等種までもいたと…。ヴリトラ一族はアラクリアで異種交配をしていたのです。
その人数は膨大で部隊は数に圧倒され、エフィータス出身の者は捕縛されるか殺されてしまいました。そしてアグロナはインドラス卿の前に現れ、シルビアが戦死したと告げたのです。
インドラス卿は条約を無視して戦争を仕掛けようとしましたが、他の一族が条約を推し進めました。アスラが直接行動することでディカゼンに多大なる被害が及ぶからです。
もしエフィータスの他の7つの種族がヴリトラと戦争を始めたら、エフィータスに住む他のバジリスクにも説明責任を問うところ。しかし数名の悪行によって種族全体を罰するのは正しいとは言えません。
ウィンドサムは自らに言い聞かせるように言葉を発します。アーサーも同意しました。
アーサーは、ヴリトラ一族がそうしたように他の種族も異種交配で強力な戦士を作れたはずだと考えます。しかしそれは彼らの道徳心が止めたのだろうと。
長い期間ヴリトラはアラクリアで異種交配を続けていたとしたら相当な数になっているはずです。そう考えると今のディカゼンがいかに危うい立場であるか想像に難くありません。
ふと、ディカゼンに与えた6つの古代の遺物のことを頭をよぎるアーサー。ウィンドサムはより公平な戦況を作るために与えたと事もなげに答えました。
アーサーはディカゼンにおけるアスラ一族の駒の一つとして自分が必要なことを悟ります。
嘲笑気味に口にするアーサーに、家族と友達を守ることだと思うだけでお互いに十分だろうと答え肩をすくめるウィンドサム。
するとウィンドサムは、家族にどうやってこのことを伝えるのか訊いてきました。アーサーはある決意をしています。その決意とは…?
アーサーの告白
トンネルを抜けると、家族とリニアが火を囲んで食事の支度をしていました。僕の分はあるかい?とアーサーが声をかけると3人は駆け寄ってきてアーサーを抱きしめます。
エレナーがシルビーに元気だった?と声をかけました。僕のことは心配してくれないのかと問うと、お兄ちゃんはいつも生き生きして帰ってくると軽口で返すエレナー。いつもの笑顔が戻ってきます。
そのときウィンドサムがトンネルから現れ、その強力なオーラで両親とエレナーが凍りつきました。アーサーはウィンドサムに抑えてくれるよう苦言を呈します。
両親にウィンドサムを僕を救ってくれた人で先生だと紹介しました。リニアがウィンドサムに深々と頭を下げ挨拶をします。それはアーサーが今まで見たことがないほど丁寧な対応。
アリスはウィンドサムのことが気になりますが、それよりも息子との再会を喜ぶ気持ちが勝ります。アーサーの顔を優しく撫で、お風呂に入って食事にしようと微笑みました。
食事が終わる頃、ウィンドサムがアーサーに合図を送ります。そろそろ、という意味を察したアーサーはリニアに両親と3人で話がしたいと告げ、小屋の中へとレイノルズとアリスと入っていきました。レイノルズとアリスは少し混乱している様子。
アーサーはエフィータスに行くことを説明する前に、両親に秘密を打ち明ける決意をしています。アーサーはひとつフーっと息を吐くと覚悟を決めたように話し始めました。
僕がこの世界に来てから…そう口にするアーサー。アリスはどういうことかと混乱します。アーサーは別の世界から転生してきたと告げました。
最強の王様、二度目の人生は何をする?148話の感想と考察
ウィンドサムとアーサーの会話からおおよその経緯はわかりますが、ちょっと補足。整理するとアグロナはヴリトラ一族のリーダー的存在で、ヴリトラ一族は8つの種族のうちのバジリスク種。
アグロナはかなり前からアラクリア大陸で勢力を伸ばしています。禁忌ともいえる異種交配で、生まれながらにして魔力を持つ種族を作り出しているわけです。
アグロナの狙いは多分エフィータスでしょう。そのために次はディカゼンにも同じことをしようとしていると考えられます。
エフィータスとしてもディカゼンをアグロナから死守することは自分たちの危険を回避するために必要なことなのです。
アスラはディカゼンでアグロナに対抗できる魔術師を必要としています。そこでアーサーに白羽の矢が立ったのですね。
さて、アーサーはエフィータスに行く前にレイノルズとアリスにずっと隠していた転生者であることを打ち明けました。そのことがずっと引っかかっていたことはわかるけど、正しい選択なのか個人的に疑問が残ります。
あえて言う必要はあったのかな?レイノルズとアリスはすごく混乱することは明白です。息子が転生者で前世は異世界の王だったなんて!
まして赤ちゃんだと思って接していたときから中身は中年のおじさんですよ…。
最強の王様、二度目の人生は何をする?148話まとめ
今回は、「最強の王様、二度目の人生は何をする?」148話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
レイノルズとアリスはアーサーの話を聞いても息子として受け入れることができるのか!?
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