ピッコマ漫画「余命わずかの脇役令嬢」36話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
余命わずかの脇役令嬢 36話の見どころ
ミリアンの中でカリナの存在はどんどん大きくなっていました。いつでも、どんなときでも！というくらいまで愛おしい気持ちが募っています。
そしてカリナもミリアンの傍で幸福感というものを初めて感じ、過去にとらわれずに1分1秒を大事に前に進もうと決意しているのでした。
余命わずかの脇役令嬢 36話のあらすじ（ネタバレ有り）
言葉を飲み込むミリアン
カリナはミリアンに見られているなんて考えてもいません。ミリアンに声をかけられてようやく気づきます。
ミリアンはこれから本格的な魔獣討伐前の調査に行くところで、出かける前にカリナの顔を見に来たのです。
カリナに体調を訊ねるミリアン。芸術病について訊きたいのは山々ですが、フェリオールからカリナが望んでいないと言われていたのでぐっと言葉を飲み込みました。
らしくないことばかりのミリアン
カリナが調査からいつ戻ってくるのかと訊ねました。本当は明後日の夕方に戻れれば良い方だったのですが、カリナの不安そうな顔を見てつい正午までに帰るよう努力すると言ってしまいます。
柄にもなく嘘をついてしまった自分に戸惑うミリアン。そんなミリアンをよぞに、カリナは待っていると微笑みます。その姿がミリアンには輝いて見えるのでした。
カリナのために
調査に出たミリアンはものすごいスピードで馬を駆けていきます。騎士たちが遅れをとってもスピードを緩めません。正午には戻るつもりなのです。
北部は本来魔獣の地でした。それを危惧した神が魔獣を駆逐する英雄を産み落としました。それがフェステリオ家の先祖。
魔獣は今も冬になると暴れまわるので、春までそれを食い止めるのが北部の英雄であり領主であるミリアンの役目なのです。
ミリアンは、今年の討伐ではそれ以外に大きな目的を持っています。カリナのためにひとつでも多くのハロンを手に入れようとしているのでした。
過去にとらわれずに
カリナは寒空の中、門扉の近くに佇んでいました。そこへウィンストン医師がやってきます。
ミリアンを待っているのだろうと思ったウィンストンは、いつ戻るかわからないから中で待つよう声をかけました。
カリナは帰りは明日の正午と聞いているものの落ち着かないから散歩をしていただけだと答えます。厚着をしているから大丈夫だと言い添えました。
ウィンストンから見ても、カリナは以前とは比べものにならないくらい幸せそうです。
カリナはウィンストンに父親に手紙を書いたことを告げました。そして、画家として収入を得たら今まで自分にかかった金額分のお金を返そうと思っていることを。
生んでもらったことに感謝はするけれど、だからといって彼らの思い通りに生きるつもりはもうないのです。
ウィンストンは、親は子供の主人ではないのだと共感しました。子供は何れ自らの道を進み、親はそれを見守ることしかできない。そして親が老いた時に戻ってきてその手を握ってくれたら良い親だったという証明なのだろうと説くウィンストン。
残念ながらカリナにとって両親は良い親とは言えません。でもカリナは過去のことを悔いても時間がもったいないだけだと思っています。
前だけを見て歩いて行く、そう決めたのです。
余命わずかの脇役令嬢 36話の感想と考察
ハロンはカリナの病気の進行を遅らせる効果があるのでしょうか。北部に来たら症状が良くなったということを書かれていたから、もしかしたらカリナの寿命は伸びる？
カリナは絶縁状を送っただけではなく、完全に実家と縁を切りたいと思っているんですね。『育ててやった』と言われるのはわかっているから、その費用を送るつもりです。
もともと大金を稼ぐために画家になるわけじゃないから、良い考えだと思います。お金はかけてもらったけど、愛情はかけてもらわなかったわけですしね。
芸術病は完治しないとしても、余命半年というのはなんとかして欲しいです。ようやく自由になれて、ミリアンという愛する人ができたんだから…。
余命わずかの脇役令嬢 36話まとめ
今回は、「余命わずかの脇役令嬢」36話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
ミリアン、ハロンをどっさり持って帰ってきてー
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