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悪女は砂時計をひっくり返す 90話ネタバレ│牢獄から解放されたミエールはカリンの使用人に⁉

ラブファンタジー
この記事は約 6 分で読めます
悪女は砂時計をひっくり返す 90話ネタバレ│牢獄から解放されたミエールはカリンの使用人に⁉

 

 

漫画「悪女は砂時計をひっくり返す」90話を読んだのでご紹介します。

この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪

 

目次

悪女は砂時計をひっくり返す90話の見どころ

 

ミエールの保護者になっていたのはアニーでした。ミエールはこれから平民として生きていかないといけません。その教育を任されたと思ったアニーはアリアの期待に応えようと張り切りました。

 

ミエールは以前と同じような生活ができると思いこんでいます。まさか自分が使用人として雇用されたなんて思ってもいません。アリアの復讐はここからが本番…?

 

≫≫「悪女は砂時計をひっくり返す」89話はこちら

 

 

悪女は砂時計をひっくり返す 90話のあらすじ(ネタバレ注意)

 

あらすじをかいつまんで紹介します。ネタバレを含むので新鮮な気持ちで漫画を読みたい!という方はスルーして感想&考察に進んでくださいね。

 

屈辱を感じるミエール

 

牢屋から出たミエールは豪奢な馬車に感激します。すっかり自分のために用意されたと思いこんでいるから…。

 

でも、その馬車はカリンとアリア専用で、アニーは迎えに行く自分のために用意されたものだと理解していました。それに牢屋から出てきたばかりのミエールは服も体も汚れています。御者の隣に座るよう命じました。

 

当然ミエールは激怒しますが、アニーは保護者である自分の言うことが聞けないのだったら牢屋に戻ることになると言い放ちます。ミエールは反論することもできず、しぶしぶ御者の隣に…。

 

街中を走っていると馬車に目を留めた人々がミエールに気付きひそひそと噂話を始めました。ミエールの耳にも届いてきます。屈辱に耐えられなくなったミエールは御者にスピードを上げるよう命じました。

 

アニーの考えは…

 

アリアが提出したミエールへの嘆願書はアニーが書いてアニーの名前で出されていました。もちろんアリアに言われたやったことです。

 

ミエールには保護者と管理人が必要だけど自分にはその時間がとれないし、アニーなら面倒を見てくれると思っているとおだてるアリア。

 

何れ男爵夫人になるのだから使用人の扱いを知っておいたほうがいいとも…。

 

そう言われたアニーは、こう考えました。ミエールはこれから平民として生きていかないといけないから、自分がしっかり教育していくのが彼女のためにもいいのだと。

 

(ボブーン男爵夫人になる将来を考えて得意になっているのも事実ですが…)

 

 

ミエールはカリンとアリアの邸宅で過ごすことになります。初めて見る豪奢な屋敷に目を見張るミエール。

 

ミエールは出迎えに出たアリアに、なぜアニーなんかを寄越したのかと不満を口にしながら駆け寄りました。するとアニーがアリアに近づくなと体を入れてきます。

 

ニオイが着いたらどうするんだと言われて、ミエールは刑務所では水も用意されなかったと不満げに弁解しました。だったら体を洗ってから挨拶し直すよう諭すアニー。

 

アリアはやっぱりアニーにミエールを任せて良かったと褒めました。そこでミエールも漸くアニーが保護者であることが事実だと理解し呆然とするのでした。

 

ミエールを怒鳴りつけるアニー

 

カリンはロースチェント家にいた使用人を皆雇用しました。だからミエールが平民になったと聞いても戸惑いがあるのは当然です。

 

アニーは率先してミエールを平民として扱いました。ミエールは他のメイドたちのヒソヒソ話で自分がこの屋敷で使用人として扱われることを知ります。

 

アニーはまずミエールに体を洗うよう浴室に連れていきました。ミエールは困惑した表情でメイドたちが言っているのは何のことかと訊ねると…。

 

アニーはカリン様が雇ったんだから感謝しろと告げます。でも、最初ミエールはそれが誰かわかりません。少し考えてようやく義母だとわかった始末。

 

あぁ、あの売春婦…そう口走ったミエールに、アニーは桶の水をぶっかけました。まだ自分のことを貴族令嬢だと思っているミエールを激しい言葉で叱咤するアニー…。

 

厚顔無恥なミエール

 

数日後―。

 

アリアに食事に招待されたカインが屋敷を訪れました。メイドたちの視線に肩身の狭い思いをしながら待ちますが、なかなか呼ばれません。

 

ようやく呼ばれたときはかなり苛立っていたのですが、アリアの顔を見た瞬間すっかり忘れてしまいます。その席にはミエールもいました。

 

実はミエールがアリアに会ったのはここに来た初日以来。そのことでもミエールは不満を感じています。カインの方がある程度状況を把握している様子。アリアに感謝の言葉を伝えました。

 

ロースチェント伯爵の療養費はカインが払うべきだというアリアの言葉も素直に聞きます。ところがミエールはきょとん…。

 

ミエールは、使用人として働くのは一時的なことだと思っていたのです。カリンと父親が再婚すればいいと言い出しました。

 

カインが困惑した顔をしているので、アリアはカリンと実父の噂を知っているんだろうと悟ります。それに引き換えミエールの厚顔無恥ぶりに呆れるアリア。でも、そういう子でよかったと思うのでした。

 

悪女は砂時計をひっくり返す 90話の感想と考察

 

ミエールにはほんと呆れますね。自分がさんざん売春婦と嘲っていた相手に、父親と再婚して金を出させようと思っているわけです。さもそれが当然だという口ぶり。

 

カインはどこまで知っているのでしょう?カリンの相手がアリアの実父だということも噂になっている?どっちにしてもミエールよりは自分の置かれた立場をわかっているようです。

 

ミエールはどんな状況になっても、いつになっても変わることはなさそう。そういう子だからアリアは少しの躊躇もなく復讐ができるのですね。それが「よかった」という言葉の意味です。

 

アリアは昔のようにチクチクいじめるような復讐は考えていないでしょう。そんな暇もないし!でも、このまま使用人として屈辱を味わわせるだけで終わらせるつもりもないはず。

 

これからどんな展開になって、ミエールがどんな結末を迎えるのか気になります。

 

悪女は砂時計をひっくり返す 90話まとめ

 

今回は、「悪女は砂時計をひっくり返す」90話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。

 

ミエールはいつになってもミエールだった…彼女の辞書には「反省」という言葉はない!

 

 

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レビューを少しご紹介しますね。

 

ピッコマで連載されている漫画のコミックスです。一番大好きなお話で、ずっと紙になるのを待っていました。本当に嬉しい! しかもただの縦スクロール漫画再録ではなくて、普通のコミックスのコマ割りのように細部が調整されていて、紙面でもとても読みやすくなっています。

 

紙と電子版両方購入しました。先に紙の方を購入。気になってた台詞誤字が直されてルビまでふってありました。ただ印刷だと発色が少し暗い感じがして、電子版も購入してみましたが、こちらは台詞は連載のままルビもありません。ただやはり発色は綺麗に感じました。

 

ずっと待っていた1巻の発売!紙で手にできてとても嬉しいです。ただ、近くの書店では取り扱っていなくて、取り寄せになると言われました。どこの書店でも取り扱ってくれるようになれば、これだけ綺麗な表紙ですから、もっとこの作品を知ってくださる方が増えるだろうと思うと、残念です。

 

電子書籍版よりお高い設定ですが、それもフルカラーだから納得です。発色はやや劣るという意見もありますが、話が進んでアリアが成長していくにつれてドレスがより綺羅びやかになっていくから楽しみ!

 

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