漫画「悪女は砂時計をひっくり返す」17話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
悪女は砂時計をひっくり返す17話の注目ポイント
アリアは自分のことを美人だと自覚しています。でも、それだけでは幸せになれないことは一度目の人生で経験しました。
そこで、2度めの人生ではビジネスに強くならないとダメだと思い、勉強を始めます。案外努力家な面があることが判明!でも、やっぱり小狡いことを考えているのでした。
悪女は砂時計をひっくり返す 17話のあらすじ(ネタバレ注意)
時間を戻せば太らないし…
ガツガツケーキを頬張るアリアを心配そうに見守るジェシー。食べ終わるとアリアは砂時計を使って時間を戻しました。ケーキは手つかずのまま。
アリアはジェシーにメイドたちと一緒に食べるよう告げました。これはアリアが考えたイメージアップ作戦。それに思う存分食べても時を戻せば太らないので一石二鳥でした。
勉強に燃えるアリア
アリアは経済学の本を取り寄せました。前世ではその美貌でチヤホヤされていたので、勉強なんてそっちのけでした。社交界でもビジネスをしている貴婦人をバカにしていたくらいです。
でも、今は美人というだけではダメだと痛感しています。同じ話しでも伝える相手によって受け取る人の反応が違うことは理解していました。
なんの知識もない小娘が言っても、単なる噂話くらいにしか取られません。ロースチェント伯爵が納得するようなことを言えるようにならないと話にならないと思ったのです。
でも、それだと全部伯爵の手柄になってしまうと気付きました。アリアは自分だけの財産を持つために事業を始めようと考えます。そのためにも知識は絶対必要なのです。
ジェシーの中のアリア像って…
そろそろアリアの誕生日。今年はこぢんまりとした集まりで済ますと伝えていました。ところがジェシーは去年のことが頭から離れないのか、本当に良いのかと聞いてきます。
去年はかなり贅沢で派手なパーティーを開いてひんしゅくを買いました。アリアにとっては黒歴史…。ランチパーティーで済ませると伝えて、簡単なメニューを考えておくようにと指示しました。
アリアの中の悪女は健在⁉
サラがやってきました。アリアは嬉しそうに駆け寄ります。以前は演技をしていたけれど、今は本当にサラに会えるのが嬉しいアリア。その理由はかなり利己的ですが…。
アリアの誕生日が近いので、サラは何か欲しいものはないかと訊いてきました。そこでアリアはサラが刺繍したハンカチをお願いします。それもサラとお揃いにしたいと。
サラはそんなアリアが愛おしくて仕方ありません。最高傑作を作ってみせると張り切ります。
アリアとしては、未来を知っているので侯爵に見初められるきっかけとなったハンカチを作っている最中だと思いお願いしたのですが…。
サラの社交界デビューの話題をアリアが持ち出しました。でも、サラはあまり楽しみにしているようには見えません。
アリアは話題を変えて、大人になったら何になりたいのかと訊ねました。するとサラは先生になりたいと答えます。アリアを教えたことによってそう思えたと言うサラ。
先生になってアリアみたいな可愛い生徒を教えたいというのです。このときアリアは、サラが本当に自分を好いてくれているんだと実感しました。
サラを利用できると確信するアリア。大人になったらサラの手伝いがしたいと無邪気に伝えました。サラがアリアの社交界デビューが楽しみだと言うのでアリアはほくそ笑みます。
侯爵夫人となったサラと並んでデビューすることを想像するアリア。思い描く未来に近づいていると思うと嬉しくなるのでした。
悪女は砂時計をひっくり返す17話の感想と考察
アリアが注文した本の題名は「経済社会で生きのこるには~経済とは何か?」という基礎経済書です。
前世では勉強なんてまったくしていません。基礎といっても分厚い本を前に、なかなか苦戦しているようです。
でも、このエピソードでアリアって案外堅実なんだなーと感心しました。前世では学ぶという機会に恵まれなかったし、そもそも貴族令嬢ってそういう勉強はしないのでしょう。
サラに対しては、この描写だけでは悪女感満載ですが、本音は別のところにあると私は思ってます。本人も気づいていないでしょうけど、基本的にアリアって悪い子じゃないから。
前世であんなことになったのも、お人好しで考えなしだったからだと思うんですよね。
悪女は砂時計をひっくり返す17話まとめ
今回は、「悪女は砂時計をひっくり返す」17話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
食べたことがチャラになるのは羨ましい…!
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レビューを少しご紹介しますね。
ピッコマで連載されている漫画のコミックスです。一番大好きなお話で、ずっと紙になるのを待っていました。本当に嬉しい! しかもただの縦スクロール漫画再録ではなくて、普通のコミックスのコマ割りのように細部が調整されていて、紙面でもとても読みやすくなっています。
紙と電子版両方購入しました。先に紙の方を購入。気になってた台詞誤字が直されてルビまでふってありました。ただ印刷だと発色が少し暗い感じがして、電子版も購入してみましたが、こちらは台詞は連載のままルビもありません。ただやはり発色は綺麗に感じました。
ずっと待っていた1巻の発売!紙で手にできてとても嬉しいです。ただ、近くの書店では取り扱っていなくて、取り寄せになると言われました。どこの書店でも取り扱ってくれるようになれば、これだけ綺麗な表紙ですから、もっとこの作品を知ってくださる方が増えるだろうと思うと、残念です。
電子書籍版よりお高い設定ですが、それもフルカラーだから納得です。発色はやや劣るという意見もありますが、話が進んでアリアが成長していくにつれてドレスがより綺羅びやかになっていくから楽しみ!
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