漫画「実は私が本物だった」34話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
「実は私が本物だった」前話(33話)ちょっと振り返り
キイラがエレズと二人きりで休憩室を使ったことは、すぐに噂になります。
熱愛発覚!!結婚か!?といったスクープ記事を目にしたラディックは大ショック。
でも、キイラに直接訊ねることもできません。
そんな時、キイラは大伯母に会いに邸宅を後にします。
もどかしそうなラディックが切ない!!
「実は私が本物だった」34話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ注意)
キイラの変化に気づくジョアンナ
回帰したキイラにとって、ジョアンナと会うのは久しぶりでした。だからつい「お久しぶりです」と挨拶してしまいますが、先月会ったばかりだと返されます。
しまった、と思うキイラ。単純に挨拶に来たわけではないと含みをもたせて表情を緩ませました。
いつも無愛想だったキイラがそんな顔をするなんて初めてなので、ジョアンナは口をあんぐり開けて驚きます。キイラも気恥ずかしくなりました。
ヒントは得られずがっかりだったけど…
キイラはジョアンナに、精霊士でなくても精霊が見えるのかと問いました。でも、ジョアンナは精霊が見えることが精霊士の力だからそれは考えられないと言います。
じゃあ精霊士の助けがあれば可能かと問うキイラに、聞いたことがないと答えるジョアンナ。キイラは肩を落としました。
ところがジョアンナは、先祖たちは何か知っているかもしれないと言い出します。
この屋敷は代々精霊士が滞在していました。そのため研究結果や個人的な記録が残っているのです。ジョアンナはキイラを書庫に案内しました。
先祖が残した日記が手がかりに!?
書庫には結構な量の資料がありました。目を通すとなると何日もかかると心配するジョアンナ。キイラは、家に帰らなくていい口実ができたとにっこり笑います。ジョアンナは吹き出しました。
キイラは部屋に運んでもらった資料や本を読み始めますが、どれも知っている内容です。残すは日記ですが、できれば手を出したくなかったキイラ。背に腹は代えられないと、1冊の日記を手に取りました。
帝国暦800年前後に書かれた日記で、姉妹の姉のもののようです。パルビス一族には女児は誕生しにくい家系。日記の主に妹が誕生しました。
家族みんなでその子の誕生を祝福しますが、姉より先に妹が能力を覚醒させます。姉は25歳になっても覚醒しませんでした。貴族の間で、姉の方は実の娘ではないのではと噂が立つようになります。
その時は激怒した父親はその貴族を処罰しました。しかし夫婦の間に言い争いが起こるようになります。そして日記の主は30歳になりました。
この年になっても覚醒できなかったのは初めてだと聞かされます。日記の主は部屋に引きこもるようになりました。妹に対する嫉妬心は彼女の心をさらに暗くします。
1年後、妹が突然窓から現れました。姉の誕生日を祝いたかったから。
そして妹の手を握った瞬間、清涼とした気が姉の腕を包み、目の前に新世界が広がりました。水滴が集まって小さな人魚やいろいろな形に変わったのです。それは水の精霊でした。
この下りを読んだキイラは、心臓がドクンと鳴るのを感じます。
回帰前、牢屋で精霊を見たときと状況がまさに同じ…!
日記には、この不思議な現象を『共鳴』と読んだと書かれていました。
「実は私が本物だった」34話の感想と考察
日記の内容とキイラの体験から考えると、コゼットも精霊士ということ?キイラはラディックの実の娘だということは確かです。題名も「実は私が本物だった」だしね!
ただ、コゼットがラディックの娘というのはどうも腑に落ちません。何か秘密がありそう。
キイラ回帰後のラディックを見ていると、特にそう思います。思いたい!!
まぁでも、精霊士としての能力が自分にもあるんだとキイラが希望を持てたことは良かった♪
「実は私が本物だった」34話まとめ
今回は、「実は私が本物だった」34話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
先祖の残した日記が手がかりになった!そして、そろそろコゼットが登場します。