漫画「実は私が本物だった」33話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
「実は私が本物だった」前話(32話)ちょっと振り返り
キイラが回帰したのは、エレズが時間回帰魔法を使ったからでした。
この魔法は術者以外のたった一人だけが記憶を保存したまま時を遡ります。
術者はその唯一の人物に印をつけるのですが、キイラにはそれがありました。
だからエレズは時間回帰魔法を使うことになった経緯を聞こうと思ったのです。
ところが、エレズが時間回帰魔法を使う時にいた人物は、自分ではなくキイラに記憶を残すことを選びました。
こうなったらお手上げです。
エレズも頭を抱えてしまいました。
「実は私が本物だった」33話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ注意)
キイラとエレズはとりあえず協力関係を結びます。ジョゼフが待っていたので、キイラは先に休憩室を出ました。
キイラとの距離を感じるジョゼフ
キイラが戻ると、ジョゼフに早速エレズのことを訊かれます。『回帰者』と呼んでいたことを指摘されました。
本当のことを言えるわけもないので、エレズは魔塔の魔法士で時間魔法について諮問を依頼したことがあったからと誤魔化します。
「帰ってきた」という言葉についてもジョゼフに訊かれました。
キイラが困った顔をしたのでそれ以上は問わず、心配しただけで出過ぎた真似をしてしまったと謝るジョゼフ。
キイラはホッとしますが、ジョゼフはキイラとの縮まることのない距離を感じているのでした。
キイラの熱愛報道にどんよりのラディック
休憩室でキイラとエレズが二人きりでいたことは、またたく間に広がります。二日後にはスクープとして記事になるほど。
その日、キイラは大叔母のジョアンナを訪ねようとしていました。ラディックは記事を読んでひどく落ち込んでいます。その様子を見て、キイラは計画通りだとほくそ笑みました。
出かける時に、ジョア家から連絡はなかったかとキイラが訊いたので、使用人たちは熱愛報道は本当かもしれないとヒソヒソ話を始めます。
それが耳に入ったラディックは、悲痛な面持ちでキイラを呼び止めようとしました。しかしキイラはすでに玄関を出ようとしたので気付きません。
馬車に揺られながら、キイラはコゼットが現れる前に精霊に関する手がかりが見つかるようにと願うのでした。
「実は私が本物だった」33話の感想と考察
エレズとの熱愛報道は本物かもしれないと耳にしたときのラディックの顔は最高です。娘を持つ父親だったら一度は経験するんだろうな、というくらい悲痛な顔。この表情は必見です!!
ジョゼフも切ない…。
キイラに恋をしているけど、忠誠を誓った主人の娘で公女だから立場をわきまえています。やっぱり家臣はダメなのかな?
回帰前のキイラに対しても、最後まで守ろうとしたくらいですからね。ひどくきつく当たっていたのに…。
そう考えると、本当に時間魔法を使った時の「もう一人」はジョゼフかも…って思えてきました。
「実は私が本物だった」33話まとめ
今回は、「実は私が本物だった」33話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
ラディックのクールな顔面が…!!不器用な親心を分かってあげて、キイラ!!