漫画「実は私が本物だった」28話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
「実は私が本物だった」28話の注目ポイント
キイラがまだ社交活動を続けると聞いてラディックは驚きます。本人と話をしてみると言ってロバートに呼びに行かせますが…。
ラディックはパルビス家の当主という立場上、他の父親のように娘に愛情を注ぐことはできないと思ってきました。
キイラはそんなことは思いもしないし、前世で突き放された記憶があるから壁を作っています。ラディックの親心は空回り…。ちょっと切ない。
「実は私が本物だった」28話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ有り)
ラディックがロバートから報告を受けている時、キイラは物思いにふけっていました。過去に回帰して2週間目ですが、死ぬ前に見た光景の正体についての情報はありません。
打つ手なしといった状況のキイラは、精霊士である大伯母に会ってみようと思いました。
精霊士の大伯母ジョアンナに会おう!
大伯母のジョアンナ・パルビスは現存する唯一の精霊士。後継者であるキイラに精霊士について色々教えてくれた人物です。
精霊士だけが入れる邸宅の書庫や神殿にも連れて行ってくれました。そこで見たベアトリーチェの精霊石をもう一度見たら、何か思いつくかもしれないと考えるキイラ。
でも、ジョアンナは今は首都のどこかでひっそりと暮らしています。皇帝を除いては、ラディックを通さないと連絡が取れません。
大公に頼むのは嫌だな、と思っている時、ロバートに声をかけられました。ラディックが呼んでいることを伝えますが、心配していると言い添えるロバート。
キイラは一瞬驚きます。でも、社交活動のことで呼ばれたと知ると、パルビス家の中立性を損なわれるのを心配しているんだと誤解してしまうのでした。
ラディックの親心は伝わらない
ラディックの執務室にはケーキがたくさん用意されていました。不思議そうな顔をするキイラ。
ラディックの様子もなんとなく変です。
ラディックに結婚相手を探す計画は上手くいったかと訊ねられたキイラは、正直に聞いてくる人はいなかったと答えました。
次は成功してみせるとキイラがムキになるので、ラディックはキイラが本当に結婚したいのかと動揺します。でも、そんな感情を理性で押し止めるラディック。
パルビス家の当主である以上は普通の父親のようにはできないと思っています。
その代わり子供のことには口出ししないと決めていました。恋愛でも結婚でも、パルビス家のマイナスにならなければ問題ないはずだと自分に言い聞かせます。
ラディックは好きにしなさいと言ってしまいました。
最後まで噛み合わない親子の気持ち
キイラはジョアンナのことを切り出しました。ジョアンナは喘息が悪化して体調が優れないようですが、ラディックはキイラが会いに行ったら喜ぶだろうと口にします。
早速来週に会いに行くと告げると、時間が決まったらロバートを通して教えてくれというキイラ。そのまま席を立ち出ていきました。
キイラはラディックが不満気な顔をしていたと感じます。その理由を、パルビス家の中立性を疑われることに対する懸念だと勘違い…。
母方の祖父とも会うことも嫌がってたな、エディンバラ侯爵のことが頭をよぎりました。
お祖父様は何を隠しているんだろうと気になるキイラ。そして、それが決定的な鍵になるかもしれないと考えるのでした。
「実は私が本物だった」28話の感想と考察
親の心子知らずとは言うけど、まさにラディックとキイラはそんな感じですね。ずっと冷たく接していたから、当然といえば当然です。
それに、回帰前のラディックの態度を覚えているから、そう簡単に愛されているなんて思えないでしょう。
キイラのためにケーキを用意したのだと思いますが、寂しそうな顔がちょっと切ない。コゼットが現れる前に親子関係が少しでも改善されていればいいな、と思いました。
次回、アラベラのお茶会?キイラは友達作りに成功するでしょうか。アラベラはかなりキイラに苦手意識を持っているからどうなってしまう…?
「実は私が本物だった」28話まとめ
今回は、「実は私が本物だった」28話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
はっきり言葉に出さないとわからないこともある!ラディックの親心は空回りばかりです。