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緑陰の冠33話レビュー(ネタバレあり)ランの首都での社交活動がスタート!キャメロン侯爵にご用心!?

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緑陰の冠33話レビュー(ネタバレあり)ランの首都での社交活動がスタート!キャメロン侯爵にご用心!?

漫画「緑陰の冠」33話を読んだのでご紹介します。

この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪

 

目次

「緑陰の冠」前話(32話)のあらすじと33話の注目ポイント

 

新年の宴での失態を反省したランは、とにかくユスタフに謝ろうと思いました。

先手必勝とばかりに、ユスタフが話しかけようとしたとき、ごめんなさい!と謝りますが…。

 

ユスタフはたいして気にしていない感じです。

でも、優しく接してと言ったことをちくっと言われてしまいました。

 

いよいよランは首都へ出発します。

1ヶ月かけて到着した首都はラチアより全然暖かくてランはちょっとゴキゲン。

 

でも、のんびりもしていられません。

さっそくゴールデンローズのリベリーが訪ねてきました。

 

ラチアに魔石鉱山があることが知られて、招待状もどっさり届くし皇室の動きも気になります。

それに、リベリーから既存の魔石鉱山を独占していたキャメロン侯爵の話も出て…。

 

>>>「緑陰の冠」のその他の話数はこちら

 

「緑陰の冠」33話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ有り)

 

ランは留守中に樹液から砂糖を作っておいて欲しいとユスタフにお願いしました。

それが成功すれば、砂糖価格の高騰に頭を悩ませることがなくなるから。

 

うまくいったら砂糖が好きなだけ食べられるというランに、氷水晶を売るだけでそうなるとユスタフが冷静に答えました。

 

ラチアの財政はかなり潤ってきた!!

 

リベリーから首都で『天馬の翼』という魔法装身具が流行っていると聞いたランは、早速ユスタフに報告します。

当然だとユスタフは驚きません。

 

その魔法装身具は、馬に装着すると虹色の翼が生えてくるというもの。

いかにも貴族好みがします。

 

それに、純度の高い氷水晶を使っているので馬の筋力と持久力も若干向上するのです。

皇后が使いだしたら貴族たちも我先にと買っているということでした。

 

また、ゴールデンローズが氷水晶の販売権を独占する代わりにと、最小限の手数料で販売ルートも確保してくれたので、これなら魔法細工も莫大な利益をもたらすだろうと算段するラン…。

 

 

ラチアは貧乏だったから税金が安かったけど…

 

首都に行く最大の目的はもちろんラチアの繁栄のためです。

まず皇后に会わないといけないので、ランは今から胃がキリキリ。

 

そうでなくてもラチアで氷水晶が採れると知ったら、皇帝は高い税金を要求してくるのは目に見えています。

 

それを最小限に抑えるためにランは先手を打とうと思っていました。

皇帝に先を越される前にラチアの方から手数料を上げることにしたのです。

 

ラチア豆知識

 

ラチアは帝国の中でも特別な位置にあります。

300年前、初代皇帝は全領土を征服して支配階級を追い出した土地を家臣に分け与えました。

 

現在の貴族の爵位はすべて皇帝から授かったものということ。

だから貴族にとって受け継いだ爵位を皇帝に承認してもらうことは重要な意味を持つのです。

 

ところがラチアは建国時に唯一入れ替わらなかった家門。

『扉を守りし家門』という理由もありますが、現実には氷壁のおかげで皇帝はラチアまで制服できなかったのです。

 

今までは、扉を守る家門ということと、土地が痩せているという理由で税率は低く抑えられていました。

でも、鉱山を持っているとなったら話は別です。

 

言ってしまえば、ラチアは貧乏だったから放っておかれたという…。

 

 

その日、天気が良かったので早々に首都へ向かうことにしました。

雪が多いラチアの冬の移動手段はソリ。

ランは厚着をしてソリに乗り込みました。

 

ユスタフに『いってらっしゃい』と言われて顔がにやけるラン。

するとお酒は控えるようにとユスタフに窘められます。

飲みませんとランは答えました。

 

魔石鉱山を独占してきたキャメロン侯爵に気をつけろ!

 

1ヶ月後、ようやく首都についたランは疲れはあるけれどラチアに比べれば全然暖かいので天国だとさえ思います。

 

早速ゴールデンローズのリベリーがやってきました。

リベリーによると、今ランは世間を賑わす有名人ということです。

それを証明するように、たくさんの招待状が届いていました。

 

ラチアは表立って商売していません。

この世界では商売人は下賤な者と言われています。

 

公爵家の当主が商売をするなんてあり得ないことでした。

そのため、ランは商会と手を組んだのです。

 

リベリーは早速仕事の話を始めました。

まずは皇后に謁見をするよう勧めます。

すでに約束をとっているという仕事の早いリベリー。

 

そして、キャメロン侯爵には注意しろと助言しました。

キャメロン侯爵家は既存の魔石鉱山を独占している家門です。

 

ランは大した利益は出ていないと聞いていたのですが、独占していたことは事実。

リベリーは含みのある言い方をしながらも、万全の準備を整えるよう告げるのでした。

 

「緑陰の冠」33話の感想と考察

 

舞台はラチアから首都へ!

しばらくユスタフとランの絡みがなさそうなのが残念ですが…。

 

朝食の場面で、口の周りに食べかすをつけたランにナプキンで拭いてあげるシーンがあります。

もう普通にツンデレなんですけどっ!

 

お土産を買ってくるとランが声をかけたときも頬を少し緩めたり、ユスタフとランのシーンは見どころです。

ぜひピッコマでチェックして欲しい!

 

キャメロン侯爵、気になりますねー。

絶対なにか言ってくるでしょう。

脅してくるかもしれません。

 

長期滞在になるみたいだから、途中からユスタフが合流したらいいなーと思ってます。

 

「緑陰の冠」33話まとめ

今回は、「緑陰の冠」33話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。

 

首都の社交界でラチア旋風が巻き起こる?

 

 

 

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