漫画「彼女と野獣」55話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
彼女と野獣 55話の見どころ
ジェシーは状況を説明するために実家に行きました。アーサーも同行します。ジェシーに騎士を諦めさせるよう両親を煽りに行ったのですが…。
天の邪鬼なアーサーの『良い子』がちらっと。さらに、ジェシーはヤサグレ男たちにさらわれてしまいました。
彼女と野獣 55話のあらすじ(ネタバレ有り)
家族に反対されるジェシー
テリオッドの唇がアスティナに…というタイミングで誰かの足音が聞こえてきました。ドアがノックされたので、仮病を使っているアスティナはベッドに潜り込みます。
やってきたのはベルア子爵の使用人で、アスティナたちを襲った輩の処罰はテリオッドに任せるから尋問をどうするか聞きに来たのです。テリオッドは男たちを見に行くと言って部屋を出ていきました。
ベルアがこう出てくることはアスティナも予想しています。そろそろジェシーの様子を見てこようと思いベッドから起き上がりました。
その時アーサーが血相抱えて部屋に飛び込んできます。ジェシーがさらわれたというのです!
ジェシーが家族に挨拶に行くと言い出したので、アーサーも着いていきました。それが3時間ほど前。
両親と兄は、ジェシーが大公妃に仕えて騎士になると聞いて一笑に付します。両親は心配しますが兄はあきらかにバカにした様子。
アーサーは家族を焚き付けてジェシーに諦めさせようと目論んでいました。でも、今の様子を見る限り出番はないと思い始めます。
両親はジェシーを説得にかかりました。ジェシーは反論しようとしますが、その時玄関をノックする音が聞こえてきます。母に頼まれてジェシーは階下に降りていきました。
なんで庇っちゃった?
ジェシーがいなくなると、兄が女騎士になりたいなんてとぼけたことを言い出したとバカにしたように鼻を鳴らしました。父親は一応窘めますが、大公妃も本気ではないだろうと言い出します。
さらに、女性だから剣について詳しいはずがないと…。アーサーはカチンときて大公妃は類稀なる剣術の使い手だしジェシーにも素質があると庇ってしまいます。
しまった!と思ったアーサーは、ジェシーが中々戻ってこないので見に行くと言って席を立ちました。
階段を降りながら、アーサーは自分の考えは間違っていないという思いと、アスティナが言ったこと、そしてジェシーの家族の反応が頭の中をぐるぐる回り悶々とします。
イライラしたまま玄関をバンっと開け、遅いぞ!と叫びますが…そこにはジェシーの姿はありませんでした。ジェシーは馬車を襲撃してきた男たちの仲間にさらわれてしまったのです。
男たちのアジトと思われる小屋で、ジェシーは縛られた状態で気を失っていました。男たちはベルア子爵に雇われていたゴロツキなのでお金をもらっています。
捕らえられた仲間を大公が尋問をしていると聞いて、もう逃げるしかないと思い脱出の準備を始めていました。でも、ジェシーに対して恨みが残っています。発つ前によからぬことを考えていました。
一人の男が用を足しに外に出ていこうと玄関を開けると…。そこにはずぶ濡れになったアスティナが立っていました。
彼女と野獣 55話の感想と考察
はなから許すつもりもなかっただろうけど、余計なことをしちゃって制裁がひどくなりそう。アスティナがどうやってアジトを見つけたのかはわからないけど、流石に仕事が早い!
アーサーは口ではああだこうだ言いながらアスティナのことは認めているから、女だから剣に疎いなんて言われて我慢が出来なかったのでしょう。
それにしてもジェシーのことも庇って、素質があるなんて口走ってました。それってアスティナが推しているから?ジェシーの覚悟とか諸々を本当は認めているから?
彼女と野獣 55話まとめ
今回は、「彼女と野獣」55話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
お気の毒なのは男たちね…。
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