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悪女は砂時計をひっくり返す68話ネタバレ│アリアのアリバイ成立に焦るミエール

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悪女は砂時計をひっくり返す68話ネタバレ│アリアのアリバイ成立に焦るミエール

 

 

漫画「悪女は砂時計をひっくり返す」68話を読んだのでご紹介します。

この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪

 

目次

悪女は砂時計をひっくり返す68話の注目ポイント

 

ミエールは証人もいるから、アリアがどんなに反論しようと裁判はあっという間に終わると強気です。でも、アリアにアリバイを突きつけられて焦り始めました。

 

こんなはずじゃない!ミエールはどんどん追い詰められていきます。

 

≫≫「悪女は砂時計をひっくり返す」67話はこちら

 

悪女は砂時計をひっくり返す 68話のあらすじ(ネタバレ注意)

 

法廷には大勢の人が詰めかけました。伯爵夫人とサラは祈るような気持ちで開廷を待ちます。裁判官はエマの裁判同様フレイでした。

 

ミエールはすでに勝ち誇った顔で証言台に立っています。裁判が始まりました。

 

ミエールの証言

 

アリアはロースチェント伯爵殺人未遂容疑で告発されました。まず、ミエールの証言から。アリアが伯爵を階段から突き落として逃げていくのを見たと述べるミエール。

 

同じく証人席にいるメディアとウェンディにも同意を求めました。メディアとウェンディはモゴモゴと目撃したと答えます。

 

それに対してアリアは、事件当時その場にいなかったと主張しました。ミエールがその日パーティーに参加していた他の令嬢も屋敷に入っていくアリアの姿を見ていると反論します。

 

しかし、アリアはそれは認めたものの、屋敷に戻ってから本当に姿を見たのかと睨みつけました。アリアは事件を起こした後に屋敷を出たというミエールの訴えを根本から否定します。

 

屋敷に戻ってすぐに出たと証言しました。当然ミエールは嘘をだと言い張り判決を急がせます。そこでアリアは証拠の提出を申し入れました。

 

アリアの提出した証拠

 

アースが書類を渡し、その証人であると告げます。そしてその日アリアと旅行に行く計画を立てていて、屋敷に戻ったアリアと首都を去ったと証言しました。

 

提出した証拠は支払い明細書で、急いで出発したためお金を用意し忘れ急遽ツケ払いをした時のものだと説明します。

 

ミエールはそんなものは証拠にならないと声を荒げますが、アースは冷静に日時を確認するよう求めました。

 

明細書の日時は事件当日の夜11時。事件が起きてすぐに出発したとしても、物理的にその時間に到着するのは不可能なのです。ミエールは鬼の形相でアリアを睨みつけました。

 

アリアはミエールの言わんとしていることが手にとるようにわかります。偽の証人を連れてきたことを棚に上げてアリアの偽装に腹を立てているかと思うと半ば呆れるのでした。

 

証拠のブレスレット?

 

このままでは引き下がれないと思ったミエールは、休廷を告げるフレイの声に被せるように他に証拠があると言い出します。それは伯爵が階段から落ちる時にアリアの腕から引きちぎったブレスレットでした。

 

メディアたちも確かにアリアのブレスレットで、アースからもらった特別なものだと言っていたと証言します。

 

場内がざわめく中、アリアはそれは自分の物ではないと言って、手にはめられたブレスレットを見せました。

 

ミエールはアリアを嘘つき呼ばわりをして、あろうことかブレスレットも通行許可証も皇太子が捏造したと指差してしまいます。

 

アースはミエールを睨みつけ、もし仮に新しいブレスレットをアリアに渡していたとしても、どう証明するのかと問い詰めました。

 

言いよどむミエール…。アースはなぜそんなに自信を持って発言したんだとさらに鋭い視線を向けます。ミエールは反論もできず悔しそうな顔で涙をにじませるだけでした。

 

アリアの積み上げてきたもの

 

アリアはそんなミエールのことを、いつも誰かが与えてくれた道を歩み、それが自分の手で手に入れたと信じていた愚かな人物だと実感しました。

 

ミエールにやられていた回帰前の自分を恨む必要もない、悪女と呼ばれていたアリアではないと…。

 

アリアは、どうして私がお父様を傷つける必要があるのか、得るものなど何もないとミエールに語りかけました。

 

アリアの発言に大勢の人が共感します。アリアがアースと交際していることを伯爵が喜んでいたことは知られていました。

 

となると、公爵家のオスカーと婚約しているミエールの方が伯爵に対する反発はあって当然なのです。

 

傍聴席から聞こえる声にミエールは追い詰められつつも怒りを覚えました。アリアが犯人だとこの私が言っているのだから大人しく信じていればいいと心の中で悪態をつきます。しかしすでに流れを変えることは不可能でした。

 

アリアは信頼は積むほどに人の考えを変える力を持つことをよくわかっています。もう彼らが必要としているのは真実ではなく、『私が望むもの』が何かだけだと。

 

追い詰められ呼吸の早くなったミエールを前にしてもアリアは同情はしません。伯爵を突き落とした時の顔は紛れもなく悪女でした。アリアは、ミエールが悪女であることに感謝すらしていました。

 

悪女は砂時計をひっくり返す68話の感想と考察

 

ミエールがどんどん余裕がなくなっていく様子が爽快です。いくらブレスレットが証拠だとしても、皇太子を指差すのはダメでしょう。貴族令嬢としても。

 

対象的にアリアは毅然としてます。アリアは回帰してからすごい努力をしていますからね。前世の知識と砂時計があったとしても、人間として成長したことは確かです。築いてきたものもありますしね。

 

ミエールはただ伯爵令嬢という身分にあぐらをかいていただけ。エマという策士を失った今は悪巧みをするだけで滑稽でさえありますね。

 

さて、アリアはこの先どうやってミエールを破滅へと導いていくのでしょう。裁判で無実を証明するだけでは終わらないと思います。

 

悪女は砂時計をひっくり返す68話まとめ

 

今回は、「悪女は砂時計をひっくり返す」68話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。

 

裁判に挑むアリアのドレス姿も素敵です♪

 

 

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レビューを少しご紹介しますね。

 

ピッコマで連載されている漫画のコミックスです。一番大好きなお話で、ずっと紙になるのを待っていました。本当に嬉しい! しかもただの縦スクロール漫画再録ではなくて、普通のコミックスのコマ割りのように細部が調整されていて、紙面でもとても読みやすくなっています。

 

紙と電子版両方購入しました。先に紙の方を購入。気になってた台詞誤字が直されてルビまでふってありました。ただ印刷だと発色が少し暗い感じがして、電子版も購入してみましたが、こちらは台詞は連載のままルビもありません。ただやはり発色は綺麗に感じました。

 

ずっと待っていた1巻の発売!紙で手にできてとても嬉しいです。ただ、近くの書店では取り扱っていなくて、取り寄せになると言われました。どこの書店でも取り扱ってくれるようになれば、これだけ綺麗な表紙ですから、もっとこの作品を知ってくださる方が増えるだろうと思うと、残念です。

 

電子書籍版よりお高い設定ですが、それもフルカラーだから納得です。発色はやや劣るという意見もありますが、話が進んでアリアが成長していくにつれてドレスがより綺羅びやかになっていくから楽しみ!

 

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