漫画「緑陰の冠」19話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
緑陰の冠19話の注目ポイント
ランはようやくこの世界を現実だと認め、一生懸命生きていくことを決意します。もう、ユスタフに対する罪悪感もありません。ランは前言撤回！それは…。
緑陰の冠 19話のあらすじ（ネタバレ注意）
リンドバーグに対する処罰
ユスタフからあの夜の状況を聞いたランはぞっとしました。でも、リンドバーグが考えそうなことだと思うラン。ランが見た未来でもユスタフを自分の娘と結婚させたくらいです。
そういう事情があったからランを別の部屋に寝かせたとユスタフが説明しました。ランも納得します。その後はどうしたのか訊くと、共謀者を問い詰めたら過ちを恥じたのか喜んで協力したなんていうので絶対ウソだと思うラン。でもそこはスルー…。
そこでリンドバーグ男爵の名前が出てきたというのです。すでに身柄を拘束してありました。リンドバーグは濡れ衣だと言い張っていると聞いて、ランは大笑い。
ランはリンドバーグの処罰をどうしようかと考えました。関係を修復するのは難しいだろうから始末しようかとも考えますが、ユスタフが直接手を下すのは避けたいと思うラン。一応血縁者だから。
死刑だと重すぎると思うかもしれないと考え、爵位剥奪に財産没収はどうかとユスタフに訊ねました。ユスタフもそれが妥当だと答えます。
事前に知らせてくれても…ランの恨み節
ランはユスタフと向かい合い、目の前の彼は小説の中の主人公でも、犠牲者でもないと改めて認識します。一人の人間として向かい合うべき相手だと…。
ランはリンドバーグの企みを知っていたかと訊ねました。その問いには直接答えず、ユスタフはランの立ち回りが早すぎたと言い出します。慕っている人が追いつけないほどの速さだったと…。
慕っている人なんて言われてちょっと嬉しくなるランですが、知っていたんなら教えてほしかったと恨み言を口にします。予想より相手の動きが早かったと言われても納得できません。わざと放置したでしょうと不満顔でランが問うと、ユスタフは悪びれずにはいと即答します。
確実に現場を抑えることが得策だと考えたユスタフは間違っていないし、それだけ丹力があることに感心もしますが、もし少しでもユスタフが遅れていたらと考えるとランは身震いがしました。
でも、リンドバーグの動きを読めなかった自分に非があると認め、ランはユスタフに感謝の気持ちを伝えます。前もって教えてほしかったとブツブツ文句も添えますが…。
ユスタフはランに気付かれたら相手がどんな汚い手を使うか読めなかったと説明すると、信頼していたから護衛を任されたと思ったと告げました。
この世界で生きることを決意するラン
ランはユスタフに伝えようと思ったことがありました。それはこの世界で生きていくと決めたランの決意表明みたいなもの。ユスタフに対する後ろめたさがなくなったのだから！
以前、ランはユスタフに『私を殺さないで』と言ったことを持ち出し、あのときはユスタフが望むなら死んでもいいと言ったことを撤回しました。死ぬつもりはないから、そう告げるラン。
もし殺そうとしたら反撃するかも、ランはそう言って悪戯っぽい目を向けました。ユスタフがフッと笑みをこぼします。そう簡単に死なれては困るから良い知らせだと返すユスタフ…。
緑陰の冠19話の感想と考察
ランはユスタフの冷徹さをまだ半分もわかってない！血縁者だろうが全然気にしないから！何なら自分で締め上げたいのでは…。
この二人は本当に対照的です。表情のコロコロ変わるランと、ほとんど表情筋を使わないユスタフ。いいコンビと言えるのか…？
緑陰の冠19話まとめ
今回は、「緑陰の冠」19話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
ランの決意表明にユスタフは余裕の表情ですが、本心は嬉しい…の？
