漫画「緑陰の冠」18話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
緑陰の冠18話の注目ポイント
今いる世界は自分の書いた小説の中じゃなくて現実世界だと知ったラン。だんだん実感が湧いてくる?
とりあえず、ユスタフはじめ登場人物が不幸になるのは自分のせいじゃないと悟ってホッとします。
さて、ランが薬を盛られて意識を失っている間に何があったのか明らかになります。
緑陰の冠 18話のあらすじ(ネタバレ注意)
私っていい人じゃない?
ユスタフが待っているというのでランは身支度を始めました。精霊界でのことを思い返すラン。この世界は小説の中ではなく現実だと認識します。
そこでランは、登場人物たちが苦しい思いをするのは自分のせいじゃないと気付きました。それどころか馬車馬のように働いてユスタフを守ったなんていい人じゃない?
そう考えると頬も緩みます。髪を整えていたソダという名の若い侍女が、何かいいことでもあったんですかと訊ねました。
起こしに来てくれた侍女は別の子だったので名前を訊くと、カラという自分より位の高い侍女だとソダが答えます。そのとき、ランのお腹が盛大に鳴りました。
あの夜何があったのか!?
ランは用意してもらった食事に目を輝かせました。ユスタフはそんなランに、あんなことがあったのによく食事を口にできると呆れます。
でもランはユスタフが用意したんだから大丈夫でしょうと返しました。成人するまでは私が必要だからと笑うラン。ランは何があったのか話して欲しいとお願いしました。
ランに睡眠薬を飲ませるよう指示したのはロビー。侍女は借金を帳消しにすると言われて従ったのです。
ロビーをランの部屋に招き入れて逃げるように廊下を走っているときユスタフが侍女の目の前に…。
ユスタフはしーっと声を潜め、逃げたければそうしてもいいが逃げ切れると思うなと告げランの部屋に向かいました。
ロビーは床に倒れているランをベッドに寝かせると、好色そうな目でランに手を伸ばします。そのとき、首筋にユスタフの剣がスッと伸びてきました。
容赦ないユスタフ
この期に及んでロビーは誤解だと言い逃れようとします。ここで首を斬ったらランに血が飛ぶだろうな、ベッドも汚れるだろう…と考えるユスタフ。次第に怒りがこみ上げてきます。
ラチアに属するものはすべて私のものだ、そう思っているユスタフは、それを奪おうとランを利用しようとしたリンドバーグ親子が許せません。
ユスタフの怒りを察したロビーが、剣を降ろして話し合いをしようと懇願しました。ユスタフはそうですねと言って剣を降ろしますが、瞬時にロビーの足を蹴り払い床に倒します。
腰を踏みつけ、話し合いを始めましょうかと見下ろしました。
緑陰の冠18話の感想と考察
ユスタフはロビーが仕掛けてくることを予め知ってましたよね、絶対!あえて現場を抑えようとしていたのが見え見えです。間に合ったから良かったけど…。
ランは罪悪感から開放されてかなり気が楽になりました。私っていい人!ってすぐ切り替えちゃう辺りはランらしいです。とにかく開けっぴろげな性格でポジティブ思考がランの特徴ですからね。
それにしてもユスタフはどうやって育ってきたの!?というくらい年の割に冷静だし度胸もあります。なんと言ってもラチアに対する執着心がすごい。ユスタフにとって今はランも自分のものっていう感じなのでしょうか。
緑陰の冠18話まとめ
今回は、「緑陰の冠」18話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
あの状況じゃなかったらユスタフはロビーを斬っていたんでしょうねぇ。