ピッコマで連載中の「実は私が本物だった」の7話を読んだので紹介します。
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目次
「実は私が本物だった」前話までのあらすじを簡単に
コゼットが現れてから、キイラは徐々に追い詰められていきます。
可憐で優しい令嬢を見事に演じたコゼットは使用人も抱き込み、キイラが気付いたときには孤立無援状態!!
最後の望みの「力の発現」もコゼットに先を越されます。
ニセモノの烙印を押されたキイラは断頭台の露となって消え…たと思ったら、なんと過去に時が遡ったのです。
なんとなく自分に起こった奇跡を理解したキイラは、前向きに生きなおそうと決意しました。
まずは父親に対する執着をやめようと…!
「実は私が本物だった」7話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ有り)
キイラが回帰した日、父親のラディックも嫌な夢を見ました。断頭台に乗せられているキイラ、自分を必死に止めるジョゼフ…。
朝の挨拶に来ないキイラを…
朝、いつものように執務室で仕事をしているラディック。執事がキイラお嬢様はまだお見えになりませんねと声をかけます。
無表情のまま、ラディックは体の調子でも悪いのかと訊ねました。執事は、1時間ほど前キイラがパジャマ姿で廊下を走っていたらしいと言います。
あの子らしくないな…そうつぶやくとトントンと指で机を叩きました。
執事がラディックの顔色も悪いことに気付いて休むよう声をかけると、悪夢を見て疲れているだけだと答えるラディック。ラディックは、夢の内容を詳しくは覚えていませんでした。
ただ、胸が張り裂けそうな悲しみの感情だけが残っています。
しばらく頭を抱え…。ラディックは、キイラに治療師を送るように命じました。
生き残るために作戦を立てよう!前向きになるキイラ
その頃キイラは書庫にいました。いろいろ確認することがあります。まず、今は何年なのか?
その日は1295年8月13日、コゼットが現れる2ヶ月前でした。
コゼットはジークの誕生パーティーにやってきて、その場でラディックの娘だと披露しました。
そしてコゼットが能力を発現したのはそれから2年後です。
処刑される前日、コゼットが「あなたが本物だった」と告げた言葉が気になるキイラ。だとしたら、なぜコゼットは能力を発現することができたのか?
もしかしたら神託が間違っていたのかも…?それともあの日召喚されたベアトリーチェが幻術だった可能性も…。
なぜ過去に戻ったのかもわからないから考えても無駄だと思ったキイラは、とりあえずこれから起こる出来事を細かく記録して作戦を練ろうと思いました。
いざとなったら逃げちゃえばいいし!
気になることをメモしていると、ロゼがやってきて公爵が治療師を送ってきたと伝えました。治療師?なんで?と訊くキイラに、ロゼは多分朝の挨拶に行かなかったからだろうと言います。
意味のないことに使っている時間はないと言って、キイラは断りました。処刑される時は見向きもしなかったのに、今さら何のつもりかと腹立たしくも感じます。
騎士団の入団試験の時間が迫っていたので、キイラは書庫を後にしました。
過去の自分を反省するキイラ、ジョゼフに何を伝える?
演武場では入団試験が行われていました。キイラは用意された椅子に腰掛け、隣には副団長のジョゼフが立っています。
過去(回帰前)にも見たことのある顔があったので、キイラはぼそっとあの人は合格だろうと口にしました。ジョゼフが驚いて、なぜわかったのかと訊ねます。キイラはビクッとして、噂で聞いたと誤魔化しました。
その後は気まずい空気が流れます。キイラは回帰前にジョゼフに対して劣等感のようなものを感じていて、辛く当たっていました。
今のキイラはそんな自分を情けないと思っています。ジョゼフは最後まで自分を庇ってくれたのに、と…。キイラはジョゼフに話があると声をかけました。
「実は私が本物だった」7話の感想と考察
人は一度死を経験するといろいろ変わるんだなぁ、と思いましたね。キイラの口から「いざとなったら逃げちゃえばいい」って出るとは思わなかった!
ラディックはキイラに関心がなかったわけでもなさそう。接し方がいまいちアレだっただけかもしれませんね。
それにしても、やっぱりコゼットの登場でキイラにあそこまで冷徹になれた理由がわかりません。
具合悪そうだと思ったら治療師を送ったり、夢の内容を覚えていなくてもすごく悲しい感情を感じたわけだから、愛情は持っていた感じです。
コゼットが現れるまで2ヶ月ということだから、それまでキイラは何をするのでしょう?1度目の人生では見えなかったことがたくさん見えてきそうですね♪
「実は私が本物だった」7話まとめ
今回は、「実は私が本物だった」7話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
過去に戻ったキイラは、まず毎朝ラディックに挨拶に行くのをやめました。ラディックにも変化が起きそうな予感…。そして、ジョゼフにも何か伝えようとしています。