漫画「実は私が本物だった」12話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
実は私が本物だった12話見どころ
貴族令嬢の生活を知りたくて、ロゼに小説を借りて読み始めたキイラ。最初は過激なシーンにびっくりしたけど、結局気になって最後まで読んでしまいました。
貴族令嬢の生活よりもラブストーリーに夢中になってしまったのですが…。
でもそんなこと他の人に知られるのは恥ずかしい!…と思うけど体面よりも自分が本当にしたいことがわかって勇気を出しました。キイラ、頑張った!
実は私が本物だった12話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ注意
お嬢様が恋愛小説に夢中に!
結局キイラはロゼの指摘通り、恋愛小説『ステラ嬢の甘い夏休み』に夢中になって徹夜をしてしまいました。自分でも信じられません。朝、ロゼが洗面道具を持って部屋に入ってきたので慌てて本を隠しました。
でも、ロゼにはお見通しだったようです。内容はどうだったかと訊かれたキイラは、舞踏会やアカデミーの描写が知らない世界で面白かったと答えました。
本当はヒロインの恋バナにときめいたのですが、そんなことを知られるのが恥ずかしかったのです。ロゼが外伝もあるというので、キイラは読みたい!と目を輝かせて即答してしまいました。
言ってしまってから、これじゃ夢中で読んだことがバレてしまうと焦るキイラ。ロゼが何事もなかったようにカーテンを開け始めたので、ほっと胸を撫で下ろします。ロゼは必死に顔が緩むのを我慢していたのですが…。
ロゼはキイラに渡すために小説の外伝がどこにあるのか他のメイドたちに訊ねます。キイラが読みたいと言っていると告げると皆が驚愕しました。
まさか低俗だと言って燃やすつもりなんじゃとまで言い出します。ロゼが、お嬢様は一般的な貴族令嬢の生活を知りたがっていると説明すると、ようやく納得しました。
精霊に関する資料に手がかりはなく…
キイラは図書室に向かいました。精霊のことを調べるのが目的だったのですが、頭の中は読んだばかりの恋愛小説のことで一杯。全然集中できません。
パンっと頬を叩いて気を取り直します。精霊についてはそれほど資料はありません。精霊術の唯一の継承者であるパルビス一族でも、精霊について詳しい人はいないのです。
それは、神聖な力を研究対象にしてはいけないという神殿側の主張を受け入れているからでした。
キイラを怖がるメイドたち
廊下からメイドたちの話し声が聞こえてきました。例の本の話題だったのでキイラは聞き耳を立てます。あのシーンが良かった、外伝はイマイチだったと聞こえてくる会話に相槌をうつキイラ。
その時、キイラが読んだことが話題に上りました。メイドたちは勉強の一環だと信じ込んでいる様子。小説の内容に話が戻ったので、またまたキイラはワクワクしてきます。一緒に会話に参加したいと思いました。
でも、パルビス家の長女としての体面を気にして踏みとどまりますが…。やっぱり気になって覗き込みました。ところがキイラに気付いたメイドたちは、悲鳴をあげて驚きます。
おしゃべりしていたのを咎められると思ったメイドたちは、慌てて謝罪すると一目散に散っていきました。
ロゼに本音を打ち明けるキイラ
キイラは肩を落としてトボトボと廊下を歩いていました。メイドたちの対応に落ち込んでいたのです。素直に小説が面白かったと言えばよかったと後悔するキイラ。
体面ばかりを気にしている自分が情けなくなってきます。そのときロゼに会いました。キイラは勇気を出して、本当はラブストーリーに夢中になったけれど恥ずかしくて言えなかったと打ち明けます。
ロゼは良かったと笑顔を見せ、次はもっと面白い本を用意すると言いました。笑顔でありがとうと答えるキイラ。キイラはこういう話をしたかったんだとはっきり自覚しました。
実は私が本物だった12話の感想と考察
ロゼはキイラのことを心配していたんでしょうね。いくらパルビス家の長女といっても10代の女の子。楽しいことのひとつも知らないで大人になってしまうことを憂いていたのかも。
相変わらず他のメイドはキイラのことを堅物お嬢様だと思っているけど…。コゼットが来る前にキイラの印象を変えておかないといけないから、もっと気安く接するべき!
キイラは恋に憧れるようになりそうですね。スタートが遅いから一気にのめり込むかも?真面目なだけに思い込みが強そうだからちょっと心配。
実は私が本物だった12話まとめ
今回は、「実は私が本物だった」12話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
キイラに甘い恋はやってくる?小説の内容は刺激が強すぎたような…。