ピッコマで連載中の「実は私が本物だった」の1話~3話を読んだので紹介します。
無料ですぐに読めるので、気になった人はピッコマをチェックしてくださいね!
目次
「実は私が本物だった」ってこんなストーリー!
主人公キイラは大公家の令嬢としてすごく努力してきました。
父親に認めてもらうため、愛されるために。
ところがある日、私こそ本物の娘だというコゼットという少女が現れます。
もちろん嘘。
でも、言葉巧みに周りの人たちを騙してキイラを大公家を騙した罪人に仕立て上げてしまうのです。
キイラは処刑されてしまうのですが、その瞬間なぜか過去に回帰してしまいました。
まだコゼットが現れる前です。
復讐心もあるけど、第2の人生だからもっと楽しみたいと思うようになるキイラ。
友達も恋愛…も?
実は私が本物だった1話~3話のあらすじ
処刑から始まる作品だけど、第2の人生をエンジョイしようと思う令嬢の成長ストーリーということです。
3話まではキイラがコゼットに追い詰められていくのが気の毒~っ!という展開が続きます。
実は私が本物だった1話―父親に愛されたい!キイラの切ない想い
キイラの処刑の日から物語は始まります。
父親は冷たく死刑執行を告げました。
その横でほくそ笑んでいるのは、大公そっくりのコゼット。
でも、実は前日、コゼットは牢屋にキイラを訪れてあなたは大公の本当の娘だと告げたのです。
キイラは無念の死を遂げました。
女神に選ばれし水の精霊士一族『パルビス』について
キイラの生家であるパルビス大公家についての説明が入ります。
パルビス家の娘たちは成人になると、水の大精霊ベアトリーチェと交感する能力が与えられ、魔族の呪いによって乾いた大陸を雨で潤すことができる言われています。
パルビス家の新しい大公に爵位が与えられた日に神託が下されました。
近い将来大陸全体が大きな危機に見舞われること、そしてそなたを通して生まれる精霊士は一人だけだと…。
キイラはラディック・パルビス大公の長女として生まれました。神託通り、ただ一人の精霊士として謙遜かつ誠実な子に育ちます。
キイラの母は彼女が幼い時に亡くなっていて、その分、父親に愛されたかったキイラ。しかし、ラディックは父親らしい愛情の一欠片もキイラにかけることはありませんでした。
認めてもらいたい、愛されたいと言う一心で、キイラは勉学に励みますが振り向いてくれません。関心を引こうと、わざと階段から落ちて大怪我をしたときでさえ、一度も顔を見に来ることもなかったのです。
それでもキイラは父親の愛情を求めて必死に努力しました。
18年間、コゼットが現れるまで…。
実は私が本物だった2話―ラディックにそっくりのコゼット登場!
コゼットはある日突然前大公妃ロエナ・バインベルクの娘だと言って大公家に姿を現しました。連れてきたのはロエナの兄、アイザック伯爵。
ロエナは子供が生めないからだと言われ、離縁されたのです。
(アイザックは15年も行方不明だったらしい)
にわかには信じられない話ですが、コゼットはラディックにそっくりでした。
ちなみに、ラディックは金髪に赤い瞳。コゼットも同じです。キイラは母親譲りの黒髪に紫色の瞳。
このとき、ラディックはどちらが自分の血を受け継いだ娘なのかが大事だったから、コゼットを受け入れてしまいます。
精霊士として力が使えるほうが本物だと証明されますからね。こうしてコゼットも大公家に滞在することに…。
キイラは性格上、すっごく生真面目な少女。対してコゼットは愛嬌のある可愛い少女…を徹底的に演じます。
そんなコゼットに、使用人たちも優しいお嬢様だとすっかり騙されてしまいました。ずる賢いコゼットは、どんどんキイラと使用人たちの間に溝を作っていきます。
ある日、コゼットは一人で剣の稽古をしているキイラに声をかけ、友達になりたいと言いました。キイラがにべもなくそのつもりはないと断ります。
すると、コゼットはラディックの実の子じゃないから不安なのかと訊いてきました。キイラが母親の不貞の末生まれたと哀れんだ顔をします。
まるでお気に入りのお菓子の話をするように、キイラの母親を侮辱する言葉を語りかけるコゼット!猛烈に腹を立てたキイラは、剣をコゼットに向けてしまいました。
実は私が本物だった3話―コゼットの悪魔のささやき
もちろんコゼットはわざとキイラを怒らせました。キイラがコゼットに剣を向けているところに、侍女たちがかけ寄ります。
コゼットは、ここでも心優しいお嬢様を演じ、キイラは悪者扱い。侍女にも睨まれる始末です。
一方ラディックはというと―。
脳裏にロエナの言っていた言葉が思い出されていました。女の子だったらコゼットと名付けましょうと笑っていたロエナ…。
慎重に判断しなければならないとわかっていても、コゼットの顔を見ると心は傾いてしまいます。
ラディックは昼間の件でキイラを呼び出し、訓練も受けていないコゼットに剣先を向けたことを、侍女たちも見ている前で恥ずかしくないのかと咎めました。
キイラは母親を侮辱されたと訴えますが、ラディックはそれが侮辱か真実かはいずれ明らかになると冷たく言い放ちます。キイラは言葉を失いました。
廊下を呆然と歩くキイラ。ラディックの言葉に酷くショックを受けていました。今まで娘として行きてきたのは私なのに、どうして信じてくれないのかと…。母親のことまで疑われて歩く気力もなくへたり込みました。
そこへコゼットが声をかけてきます。泣いているのを見てほくそ笑むと手を伸ばしてきました。
その手を払いのけるコゼット。興奮して息も上がっていました。
離れにいるはずのコゼットが、どうしてここにいるのかと訊ねると、今日から本邸に移してもらったと飄々と答えます。
直系の子孫はみんな本邸でしょうと言うコゼット。キイラはパルビス家の長女は私だと声を荒げ…。
コゼットは可笑しそうに笑うと、「これからゆっくりあなたの全てを奪ってあげる」と耳元で囁きました。
実は私が本物だった1話~3話の感想
痛い痛い!心が痛い!
こういう処刑されて回帰する話って多いけど、最初の数話はほんとに気の毒だしハラハラします。
ここでこんなこと言っちゃダメ!挑発に乗っちゃダメ!
主人公についつい言いたくなりませんか…。
処刑されるまでをこんな感じで読まないとならないと思うと気が重いけど、2度めの人生ではキラキラしたエンジョイライフを目指すみたいだから楽しみです♪
実は私が本物だった1話~3話のまとめ
今回は、「実は私が本物だった」1話~3話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
父親に愛されたいと一生懸命自分を磨くキイラが切ない!ましてコゼット登場で崖っぷちに立たされそう!?