漫画「緑陰の冠」39話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
緑陰の冠39話の注目ポイント
前話(38話)をさらっと振り返り
キャメロンが仕掛けた領地戦とはいえ、長男のアゴルを斬って捨てたことにキャメロン令嬢が嘆き激怒していました。
報奨金の話し合いのためクリスタルホールを訪れたランに怒りをぶつけるキャメロン令嬢。手をあげようとしました。それをユスタフが制し、突き飛ばしてしまいます。
ゲスい!皇太子がとにかくゲスい!
皇太子は下半身でものを考えるとんでもない男。母である皇后も手を焼いているほど。皇太子妃にいたっては、殺意さえもっています。
その皇太子がユスタフに会いに来ました。もちろんランを手に入れるため。そのときの発言がほんとゲスいんです。
緑陰の冠39話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ有り)
クリスタルホールでの一件はしばらくの間人々の口の端に上りました。
ユスタフの評判
キャメロン令嬢が醜聞を晒したという意見もあれば、ユスタフにされた仕打ちを気の毒に思う人もいました。しかし、その冷徹な男が姉を庇う姿も話題になります。
ユスタフのその優しさが仮に婚約者に向けられたとしたら…という憶測まで飛び、主に女性たちから始まった流れは次第に男たちの意見も変えることとなりました。
その影響は皇帝にも及びます。もはやラチアの肩を持たざるを得なくなったのです。
ランに社交界の友達ができた!
一方、ランは社交界で心を許せる友人にめぐりあいました。キリックス侯爵夫人のリゼです。お互い名前で呼び合うようになります。
リゼはベールに包まれたラチアに興味津々。氷壁のことや魔物がいるのかとか、扉は本当にあるのか、邸宅は大理石でできているのかまで訊ねてきます。ランの話に目を輝かせるリゼ。
リゼの耳にも、皇太子がランを狙っている噂は届いていました。皇太子と皇太子妃に気をつけるよう忠告されます。ランは、皇帝にお願いしてみようと思っていました。
皇太子に呆れるユスタフ
ユスタフのもとに、皇太子妃についての調査報告がありました。皇太子妃が避妊薬を使用していることを、ユスタフは訝しみます。
皇太子妃が権力を握るためには、息子を産むことが近道。なぜ避妊をしているのか…?
その時、ユスタフを訪ねて皇太子がやってきました。表面上は敬々しく対応するユスタフ。皇太子は唐突に、自分はユスタフの味方だと言ってきました。
皇太子は、ユスタフがランのことを目の上のたんこぶだと思っていると勘違いしています。ユスタフの力になってやると見当違いなことを宣いました。
ユスタフがどのようにかとしれっと問うと、とんでもない答えが返ってきます。ランを孕ませれば当主の座にはいられないと嘯いて、ニヤリと好色な笑みを浮かべました。
ユスタフは頭の中では皇太子のことをけちょんけちょんに貶しています。でも、とりあえず心に留めておくと答えました。
母の言葉の呪縛と目の前のラン
皇太子がユスタフに会いに来たと聞いたランは当然心配します。ユスタフは大丈夫だと応えますが、ラチアに戻りませんかと問いました。
ランは社交シーズンが終わるまでは首都にいるつもりだと告げ、ユスタフには戻りたければ先に戻ってもいいと伝えますが…。
でも、本音は違います。できればいて欲しいと遠慮がちに口にしました。ユスタフは『もちろん』と即答して顔を近づけてきます。突然だったので驚くラン。
ユスタフは気にしてもいないようで、第2皇子に関する報告書が届いたから書斎に行こうと誘いました。
その時、ユスタフの脳裏に母親の言葉が聞こえてきます。誰も信じてはいけない、愛をささやく者に気をつけろと…。
ユスタフは前を歩くランに、私が裏切ったらどうするかと問いました。
緑陰の冠39話の感想と考察
皇太子のクズっぷりは健在!私生児を2人も作ってまだ女遊びがやまないとんでもない男です。皇帝になって良いんだろうかと心配になりますね。
原作ではもう皇太子妃に毒を盛られてこの世にいない人だから、ランも対応に困っているようです。腹は立ってるけど。
ユスタフは皇太子のクズっぷりとマヌケさにほとほと呆れています。ゴミクズって脳内で言ってますしね。
腹が立っていると思うけど、怒りはあまり描写されていません。でも、いざとなったら爆発するかも?
緑陰の冠39話まとめ
今回は、「緑陰の冠」39話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
皇太子のゲスっぷりでお腹いっぱいの回でした!