ピッコマ漫画「余命わずかの脇役令嬢」39話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
余命わずかの脇役令嬢 39話の見どころ
ヘルタを創造したことでカリナは突然の発作に見舞われます。心臓をえぐり取られるような鋭い痛みに襲われました。無力な自分をもどかしく思うミリアン。
フェリオールは、ある仮説を立て実験をしていました。それはハロンが芸術病の治療薬になるのではないかというものでした。
余命わずかの脇役令嬢 39話のあらすじ（ネタバレ有り）
ヘルタが消えない？
カリナが息を吹き込んだヘルタについて、ミリアンに呼ばれて同席したフェリオール。しかしミリアンとカリナの何とも言えない微妙な空気に息がつまります。状況を説明するよう促しました。
カリナはもう奇跡の力を使わないと約束していたので、ヘルタを創り出したことを申し訳無さそうに説明します。でも、血を使ったことは言えませんでした。
ミリアンはふうっとため息をつくと、自分がもっと早く戻ってくるべきだったと謝罪しました。カリナに対して怒っているわけではないのです。
肝心のヘルタの件ですが、不思議なことに消すことができなくなっていました。カリナの統制を逸脱してしまったようです。
そんなことは今までないので、カリナもフェリオールも首を傾げます。何か変わったことはなかったかとフェリオールがカリナに訊ねました。
倒れるカリナ
カリナはヘルタが城門を守っているときのことを思い出そうとします。すると、ヘルタが他のヘルタの体内から何かを探して食べていたことを思い出しました。
そのとき、カリナは突然吐血をしてしまいます。次第に視界がぼやけてきました。ミリアンは慌てて医師を呼ぶよう命じ、カリナに駆け寄ります。
カリナは心臓を鷲掴みにされるような痛みに襲われていました。必死に堪えるカリナ。このまま死ぬわけにはいきません。痛みをミリアンに訴えます。
ミリアンはカリナを抱きしめ、俺が死なせないから痛かったら痛いと言っていいと声をかけました。カリナは堰を切ったように苦痛を訴えました。
ミリアンにしがみついて必死に痛みを堪えるカリナ。しかし意識を失ってしまいます。そこへフェリオールとウィストン医師が駆けつけました。
ハロンが治療薬？
フェリオールはミリアンにハロンを差し出すと、急いでカリナに使えと告げました。ハロンをカリナの胸に当てると、それまで苦しそうだったカリナの顔に血色が戻ります。呼吸も楽になったようです。
ウィストンがカリナを診ている間、ミリアンとフェリオールは部屋を出ました。カリナが急に発作を起こしたのはヘルタを創り出したせいだというのは明白です。
ミリアンは始末すると鼻息を荒くしますが、フェリオールが制しました。すでに発動してしまったので今更遅いし、すでにカリナの統制を外れてしまっているのです。
ミリアンは何もできないことにもどかしさを滲ませました。
実は、フェリオールはハロンが芸術病の治療薬になるかもしれないと見当をつけています。ミリアンが偵察にでかけている間研究していたのです。
そこで、自分の奇跡とハロンが共鳴することを発見しました。ハロンが力を相殺しようとしているみたいに。そしてカリナの症状も落ち着いたことから半ば確信を持つフェリオール。
さらに、カリナが創造したヘルタが他のヘルタを食べたという話を聞き、その時ハロンを体内に入れてカリナの力を弱めた結果、統制が外れたと推測しました。
この仮説を証明するためにも大量のハロンが必要です。都合の良いことにこれから魔獣の押し寄せる冬が本格的に始まります。
ミリアンは、ヘルタの長を倒して巨大なハロンを手に入れようと奮起するのでした。
余命わずかの脇役令嬢 39話の感想と考察
ハロンが治療薬になるのだとしたらカリナが治るかもしれないという希望が見えてきましたね。フェリオールは最初はハロンのことをあまり信用していないような口ぶりだったような気がするんですけど？
まぁ、何にしろ余命があと数ヶ月と言われているカリナの寿命が少しでも伸びてほしいです。画家として名が知られるようになることがカリナの望み！それをぜひ叶えて欲しいです。
ミリアンはカリナのために何でもしそうな勢いですね。もうこのまま結婚しちゃってもいいような気がします。そもそも婚約者なんだし。
カリナは死に際はミリアンに見せたくないと思っているみたいだけど、もう愛されちゃってるからこのまま甘えてもいいと思う！
余命わずかの脇役令嬢 39話まとめ
今回は、「余命わずかの脇役令嬢」39話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
カリナが北部に来たのは運命ですねー。
≫≫「余命わずかの脇役令嬢」40話はこちら
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