漫画「悪女は砂時計をひっくり返す」95話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
悪女は砂時計をひっくり返す95話の見どころ
アニーのことを恨んでいるミエールに、アリアは話し合いの場を設けることを提案しました。そしてミエールにぴったりなお茶があると意味深な言葉を口にします。
アリアはある毒草を使ってアニーを追い詰めることを提案したのです。命を奪うわけではないと念を押しますが…。
悪女は砂時計をひっくり返す 95話のあらすじ(ネタバレ注意)
アニーに仕返しする方法を提案
アリアはミエールに、今までやってきたようにやればいいと囁きました。ベリーに毒を盛らせたことを指しています。ミエールはあれはエマの仕業だと青くなって弁解しました。
そのときミエールはエマの言葉を思い出します。アリアが伯爵家にやってきた当初から、エマはアリアたちのことを蔑み仲良くなってはいけないと言い聞かせました。
その言葉が思い出され、アリアは半分は卑しい血が混ざっているから距離を縮めてはいけないのだという考えが浮かんできます。
その思考を遮るようにアリアはミエールを労うように抱きしめました。アニーに復讐したかったら言って欲しいと言うアリア。するとミエールは毒草を使うのは危険ではないかと危惧します。
アリアは毒草と言っても少量なら腹痛を起こす程度のものだと説明しました。ミエールはホッとしたようなガッカリしたような微妙な顔をします。
しかしアリアは、何度も使うことによって食事をするのも怖くなったら、病気かもしれないと心配になるし、それによってストレスからヒステリーになるだろうと続けました。
ミエールはやっぱり悪女だった
アリアは、かつてミエールがアリアを悪女に仕立てたように、アニーにも同じことをするよう仕向けたのです。
一応、危険なものであることに変わりはないから話し合いで解決する方法もあると、ミエールに選択肢を与えました。
ミエールはその毒草はどこにあるのかと訊いてきます。心の中でほくそ笑むアリア。以前ベリーが取り調べを受けた時に警備隊を通じて聞いた場所にあるだろうと告げます。
ミエールが知りたいなら教えてあげると言うと、ミエールは下を向いたままコクンと頷きました。アリアはミエールが悩んでいるのかと思ったのですがそうではありませんでした。
ミエールはアニーが腹痛で苦しむ姿を想像して可笑しさを堪えていたのです。
そのときアニーが部屋に入ってきました。ミエールが油を売っていると思い叱責します。ミエールは慌てて部屋を出ていきますが、ドアの外で聞き耳を立てていました。
アリアはアニーになにやら耳打ちをします。アニーは感嘆している様子。アリアに外出の準備をするよう頼まれ、アニーは部屋を出ていきました。
ドアの影にいるミエールにはアリアは気付いています。聞こえるように、午後アニーとお茶会をすることにしたから用意をするように伝えました。
アニーとジェシーの相手を吟味
アリアは仕事でボブーン男爵の店まで出向きました。足を運んでもらうことになってボブーンは恐縮しています。
でも、ボブーンはアリアの仕事まで引き受けてくれているので文句なんてあるはずもありません。今日はアリアのサインが必要な書類があったのと、事業家たちとの面談のために来たのです。
皇室の下級官僚としてアカデミーの学生を推薦してほしいと依頼がありました。その書類にはアリアのサインが必要。選ばれたのはハンスでした。
ハンスは回帰前は馬車の事故で早くに亡くなりました。アリアが関与することによってそれは回避され、今はジェシーと恋仲です。
アリアはハンスが優秀な人材として育ったことに満足します。ジェシーの相手としても充分だと及第点を出しました。
そして目の前にいるボブーンはアニーの恋人。もとい婚約者?彼の実直な性格はアリアも把握済みです。美人に目がないと心配していたのですが、大丈夫だろうと思いました。
ボブーンは皇城に書類を届けにいくというので、アリアはアース宛の手紙を託し事務室に残ります。事業家たちが面談にやってくる予定になっていたからです。
しばらくすると、アースからの返信が届きました。その内容に満足げなアリア。午後のお茶会が楽しみだと嘯くのでした。
ミエールの邪心がアリアを
ミエールはアリアから聞いた「ヤナギラン」という毒草を手に入れていました。お茶の準備をするミエール。ティーカップに粉末のヤナギランを投入します。
薬として使う場合にはスプーン半分だと言われてました。1杯ならお腹を壊すかしら?もう少し…と継ぎ足すうちに量が多くなってしまいます。
さすがにこれではアニーは飲まないだろうと考え、いっそティーポットに入れてしまおうと思いました。でも、それではアリアも飲んでしまいます。
ダメよね、そうつぶやきながらもミエールはサラサラと粉末をポットに移し替えました。
悪女は砂時計をひっくり返す 95話の感想と考察
ミエールはアリアに貴族の血が半分流れていると聞いて、一瞬見方が変わりました。でも、エマの洗脳とも言える言葉は根深く残っていたようです。
半分は平民でまして売春婦の娘だという事実はミエールの頭の中から消えることはありません。アニーだけでなく、アリアにもヤナギランを飲ませようとしています。
このヤナギランはどのくらいの危険度なのでしょう?確かに少量なら薬になるみたいですね。致死量が気になります。アリアはアニーを解雇するつもりなんてありませんよね。
だからミエールに事を起こさせるために先導したんだと思うけど、その先に見えている結末が今ひとつわかりません。もしかしたら、ヤナギランってミエールに伝えた以上に危険な毒草?
悪女は砂時計をひっくり返す 95話まとめ
今回は、「悪女は砂時計をひっくり返す」95話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
ハンスとボブーンを品定めするアリアはすっかり親目線でほっこり。
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レビューを少しご紹介しますね。
ピッコマで連載されている漫画のコミックスです。一番大好きなお話で、ずっと紙になるのを待っていました。本当に嬉しい! しかもただの縦スクロール漫画再録ではなくて、普通のコミックスのコマ割りのように細部が調整されていて、紙面でもとても読みやすくなっています。
紙と電子版両方購入しました。先に紙の方を購入。気になってた台詞誤字が直されてルビまでふってありました。ただ印刷だと発色が少し暗い感じがして、電子版も購入してみましたが、こちらは台詞は連載のままルビもありません。ただやはり発色は綺麗に感じました。
ずっと待っていた1巻の発売!紙で手にできてとても嬉しいです。ただ、近くの書店では取り扱っていなくて、取り寄せになると言われました。どこの書店でも取り扱ってくれるようになれば、これだけ綺麗な表紙ですから、もっとこの作品を知ってくださる方が増えるだろうと思うと、残念です。
電子書籍版よりお高い設定ですが、それもフルカラーだから納得です。発色はやや劣るという意見もありますが、話が進んでアリアが成長していくにつれてドレスがより綺羅びやかになっていくから楽しみ!
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