ピッコマ漫画「余命わずかの脇役令嬢」28話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
余命わずかの脇役令嬢 28話の見どころ
ミリアンは準備していたアトリエにカリナを案内しました。実家ではアトリエなんてなかったし、自室も絵を描くのに適していたとは言い難い環境。
嬉しい反面、ミリアンが良くしてくれることに胸の痛みを感じるカリナ。半年後にはここを去らなければならないのです。
余命わずかの脇役令嬢 28話のあらすじ（ネタバレ有り）
自己肯定感を覚えたカリナ
ヘルタが暴れたために演武場はボロボロになってしまいました。その後片付けをミリアンが指示している間、カリナは実家からの手紙に返事を書くことに。
カリナは伯爵家を出てから、ミリアンをはじめたくさんの人と出会うことによって自分の存在価値を得ることができました。
それに辛い時は辛いと声を上げ、伝えてもいいのだということも知ります。自分は愛されるに値する人間だと初めて思えるようになったのです。
手紙を書き終えたところで、ミリアンがやってきました。伯爵家との決別を意味する内容です。家族は失望するだろうと漏らすカリナに、ミリアンはさせておけと一刀両断。
伯爵夫妻は親の務めを果たしていなかったと代弁すると、不満をいう奴がいたら自分がカリナの味方になると頼もしい言葉を送ります。
カリナは嬉しそうな顔でお礼を告げました。
カリナのためのアトリエ
ミリアンはカリナのために用意していたアトリエに連れていきました。そこは日の差す明るく居心地のよさそうな部屋。
伯爵邸ではアトリエなんて与えてもらえるはずもなく、部屋で絵を描いていました。その部屋でさえ屋敷の隅にあって薄暗く、絵を描きやすい環境ではありませんでした。
ミリアンが用意してくれたのは、まさにカリナが望んでいた環境です。でも、カリナはなぜか心が痛みました。
神妙な顔で、ここまでしてもらうほど何もあげられていないと申し訳なさそうな顔を見せるカリナ。ミリアンはカリナに負担をかけないようにとヘルタを召喚したことを持ち出します。
でも、カリナにそのお礼はすで決まっていると返され…。
ミリアンの戸惑い
ミリアンが困っている様子を見て、カリナは可笑しくなりました。素直に、アトリエを用意してくれたことに感謝の言葉を送りますが…。
カリナは、半年でここを去るなんてもったいないと思ってしまうと漏らしました。ミリアンはその後も滞在してもいいし、伯爵邸に戻ってからも好きな時に来ればいいと告げます。
しかしカリナは期間は約束だし、新しい人が来るからそれはできないと断りと、気持ちだけでも嬉しいと伝えました。
アトリエを後にしたミリアンは、カリナの言葉を反芻します。確かに、婚約破棄を条件に1年間の滞在を許可しました。そもそもこの婚約は強引に勧められたものなのです。
ミリアンは悶々とした気持ちになります。討伐を前に何を考えているんだと自戒するミリアン。しかしカリナのことばかり考えている自分に気づいてしまうのでした。
余命わずかの脇役令嬢 28話の感想と考察
ミリアンは、最初は本当に放っておくことができないからカリナの滞在を許したのでしょう。まぁ、その晩にカリナの看病をして気持ちが動いたと思いますけどね。
カリナとしては死ぬことがわかっているから、公爵邸に留まっているわけにはいきません。そこまで迷惑をかけてはいけないと思ってますから。
でも、カリナは余命短いことを知ってやりたいことをやろうと思ったけど、死を前にしたら伯爵家に戻るつもりなのでしょうか。
手紙を読んで微かな期待も消え去ったわけだから、身の振り方を考え直さないといけないのでは？余命のことをミリアンが知ることになったら彼はどうする…？
余命わずかの脇役令嬢 28話まとめ
今回は、「余命わずかの脇役令嬢」28話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
早くミリアンにカリナの余命が短いことを教えてあげて…
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