漫画「緑陰の冠」29話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
緑陰の冠 29話の注目ポイント
「扉」までは険しい山道を馬に乗っていかないといけません。おまけに寒い！着ぶくれしたランは馬の上でもフラフラ…。
儀式はあっという間に終わります。お話しのメインは馬上でのユスタフとランの会話です。レアなユスタフが見られます！
緑陰の冠 29話のあらすじ（ネタバレ注意）
ラチア当主による「新年の儀」
ランは当主として「新年の儀」を行うために氷壁の扉へと向かいました。氷壁までは険しい山道を馬で進みます。
魔法で道に雪はないものの、慣れないランにとってはかなりの重労働。だるまのように着込んだランは何度も馬から落ちそうになります。そのたび護衛たちはヒヤヒヤ…。
ようやく氷壁に到着したときには、ランの膝は笑っています。まともに立っているのもやっとの状態。ユスタフのエスコートで扉へと向かいました。
隙間も装飾もない、ラチアの紋章だけが刻まれた扉の前に着くと、ランはユスタフから指輪を受け取ります。指輪をはめ、当主が扉に手を当てれば儀式は終了。
簡単な儀式ですが、毎年行う必要があるのです。
ユスタフが声を出して笑った？
帰りはユスタフの馬に同乗することになったラン。ユスタフの背中を見ながら、その成長を感じます。そっと髪に触れると、ユスタフはびっくりした顔で振り返りました。
姉の愛情だとランが笑うと、要りませんと一蹴されます。ユスタフが髪の乱れを直したので、ランはもう一度髪をくしゃくしゃと撫で回しました。
ユスタフがチッと舌打ちをした時、馬が前脚を高く上げたのでランは驚いてユスタフにぎゅっとしがみつきます。するとユスタフが珍しく声を出して可笑しそうに笑いました。
ユスタフが声を出して笑った？
ユスタフはランのさっきの行動が不思議でした。なぜ髪の毛を触るのが愛情なのかランに訊ねるユスタフ。ランが母親にしてもらわなかったかと問うとユスタフは「いいえ」と答えます。
ランはユスタフの母についてほとんど知りません。どんな人だったか訊ねました。ユスタフはよくも悪くもプライドの高い人だったとため息交じりに話し始めます。
体が丈夫ではなかったため、ラチアの気候を嫌っていたそうです。それはランの母も同じでした。
問われるまま、ユスタフは母が死に向かっている間にも父親が愛人に求婚していた事実を知ってつらかったと気持ちを吐露します。乳母に頭を撫でてもらったことも思い出しました。
ユスタフは、なぜかランにはすんなり本心を話してしまうのでした。
緑陰の冠 29話の感想と考察
ユスタフはランには本心を打ち明けてしまうのですが、そのことに戸惑っているようにも感じます。葛藤、とでも言うのかな？
ランはごく普通の感じで訊いているんですけどね。でも、ズケズケっていう印象でもありません。それがランの長所でもあるんですね。
ユスタフが声を出して笑っているのは本当にレア！ハハ…って可笑しそうに笑ってました。ランは後ろに乗っていたから顔が見れなくて残念そうでした。
ちなみに乳母はその後追い出されてしまったようです。甘やかしちゃったから…。どんだけ厳しい母親だったんでしょう。
ユスタフが能面みたいに表情を表に出さないのも母親の影響だと思います。
緑陰の冠 29話まとめ
今回は、「緑陰の冠」29話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
ユスタフは成長痛だそうです。どんだけ大きくなるのか楽しみですね♪
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