漫画「緑陰の冠」61話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
緑陰の冠 60話の注目ポイント
ランはリリーの治療ができるのはエルフだけだと思い、２人をラチアに同行させることにしました。ただ、ルミエは理由もなくここまで良くしてくれるわけがないと訝っています。
考えられるのは次期公爵のユスタフを消すこと…？
ルミエの殺気は当然ユスタフに伝わります。ランとユスタフの、もはやコントかと思うやりとりが今回も最高です。
緑陰の冠 61話のあらすじ（ネタバレ注意）
ラチアへ向かう道
ランたちはラチア領へ向けて緑のアーチを出発しました。ルミエとその妹のリリーも一緒です。
リリーはランと一緒の馬車で移動しています。無邪気にクッキーを頬張るリリーを見て、ランは胸キュン♪まるで小動物に餌付けしていているみたいだと浮かれます。
対してルミエはユスタフに注視しながら歩を進めていました。ランがラチア公爵だと知った今、すっかり次期当主であるユスタフの暗殺を依頼されると思いこんでいるのです。
ランが当主の座に執着したら？
休憩をとることになり、馬車から降りるランに手を差し伸べるユスタフ。その横をリリーがぴょんと飛び降りルミエの元へ走っていきました。
可愛いでしょうとユスタフに同意を求めるラン。しかしユスタフは冷めた目でああいうのが好みかとトンチンカンな返しをします。
唐突にユスタフがルミエに暗殺でも依頼したのですかと訊いてきたので、ランは飲んでいたお茶を吹き出してしまいました。
むせ返りながら否定するランに、ユスタフは本気で当主の座を狙いに来たのかと思ったと淡々と話すのです。今のところはそれも悪くないなんてニコリと笑うのでランは青くなります。
ユスタフは困惑するランをじーっと凝視していました。
ルミエは恋人？
ランはユスタフに両手を伸ばし、顔をぐいっと向けさせました。殺さないという約束を守るつもりなら脅さないでと訴えるラン。心配だと言ってくれた言葉が嬉しかったのにと伝えました。
予測のつかないランの言動にユスタフは、まったくあなたという人は…と小さく漏らします。きょとんとするランに、ひとつだけ聞きたいことがあると問うと、ルミエは恋人だったのかと言い出しました。
ランが激しく否定すると、ユスタフもすんなり引き下がります。ランはほとほと困ったという感じでため息をつきました。
改めてラチアはユスタフの物だと伝えるラン。するとユスタフはラチアはすべて僕のものだと言ってランの髪を一束とりキスをしました。
じっと見つめるユスタフにランはドキッとします。思わずむせてしまいました。
ルミエの消えない懸念
ルミエは離れた場所からランとユスタフを見ていました。仲が良さそうに見えますが、それは上辺だけのものかもしれないと疑っています。そんなことは珍しくないからです。
リリーがランからもらったというクッキーをルミエに差し出しました。そのクッキーは甘く、ルミエは今の状況に不安さえ感じます。こんな厚遇を受けていいものかと…。
ラチアに着いたらどうなるかわからないという疑念は残ったままです。そこへランがやって来ました。
緑陰の冠 61話の感想と考察
ルミエからしたら当然そう誤解してしまいますよね。剣闘士として奴隷のように使われてきたのだから、その腕を買われたんだろうと思っても仕方ない。
今までのことを考えるとそう簡単に人を信用できないでしょう。いくらランが言葉で言っても伝わらないと思う…。
ルミエがどんな目でユスタフを見ていたのか、想像すると可笑しいです。ユスタフにはそんなの丸わかりだろうから！
それにしても、ユスタフはまだランがラチア当主を譲らない可能性があると、ほんの少しでも疑う気持ちが残っているのでしょうか。見当違いなのにね。
ユスタフは以前は当主の座を何があっても手に入れるのが望みだったけど、今はランのことも手放したくないと思っていますよね。そこの葛藤についてはユスタフ自身答えは出たのかな？
緑陰の冠 61話まとめ
今回は、「緑陰の冠」61話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
ルミエはイケメンだからもうちょっと身なりをちゃんとした姿を見たい！
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