スマホマンガアプリ『ピッコマ』で配信中の「公爵家の99番目の花嫁」21話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
公爵家の99番目の花嫁 21話の注目ポイント
誘拐犯はグレイスに皇帝の騎士だと名乗りました。ノエルの反逆を掴んでいるからスパイになれば皇后の座を用意するという甘言を、グレイスはきっぱり断ります。
さらに命まで天秤にかけられても首を縦に振りませんでした。緊迫した状況の中、ノエルとデカードが駆けつけますが、なんだか様子がおかしい。
誘拐犯と顔見知り？一連の出来事は、公爵家の花嫁を試す試験だったのです。真相を告げられたグレイスはショックを受けます。彼女が一番悲しかったのこととは…？
公爵家の99番目の花嫁 21話のあらすじ（ネタバレ注意）
誘拐事件の真相
この状況を説明してほしいというグレイスに、ノエルは言葉をつまらせます。デカードが、自分が説明するからひとまずここを出ようと促しました。
監禁されていた小屋から出ると、心地よい風が頬を撫でていきます。グレイスは小さく深呼吸をしました。グレイスが落ち着いた様子を見せたので、デカードが説明を始めます。
まず、グレイスを誘拐したテリーはペルトン公爵家と同盟関係にあるディルロン伯爵家の令息だと紹介しました。テリーは礼儀正しく挨拶をしますが、グレイスはギロリと冷たい目を向けます。
テリーがデカードに助け舟を求めると、あれは一種の試験だったと言われました。グレイスは試されたことに怒りを覚えます。デカードは最後まで話を聞いてほしいとグレイスを宥めました。
花嫁の試験
最初は花嫁に対して単に提案しただけだっと話し出すデカード。しかし花嫁はノエルの弱点を手にしたことで脅迫をしてきました。そこで記憶を消して別の令嬢を探したのですが、結果は同じ。
それが何十回と繰り返され、グレイスが受けた試験の形式に落ち着きますが、今度は全員が皇后の座に飛びつきました。誰もノエルに愛情を感じていなかったからだと思い、次からはノエルを愛するように仕向けたのです。
結局それも無駄なことでした。皇后という地位の前では愛情など脆いもの。そうしてグレイスが99番目の花嫁として公爵家に来ることになったというのです。
失意のグレイス…とノエル？
グレイスは、愛するように仕向けたという言葉にショックを受けます。ノエルに真意を確かめると、言葉をつまらせながら演技はしていたと答えました。
さぞ楽しかったでしょうと恨み言を口にするグレイスの言葉が胸に刺さるノエル。弁明しようとしますが、グレイスはそんなノエルの頬を思い切り叩きました。
呆然とするノエル（とデカードとテリー）に、結婚してあげると言い放つグレイス。皇帝から皇女との縁談を持ち込まれるのを避けたいのだったらその役割を引き受けると告げます。
だからもう他の令嬢を弄ぶのは止めてほしいと言ってノエルを睨みつけました。
そのままグレイスは一人で歩き始めます。デカードが馬車を用意するといっても拒否して、あなたも同類だと怒りを含んだ目を向けました。
グレイスはペネロピが来なくて良かったとホッとしますが、今までノエルが見せた優しさが全部演技だと思うとやるせない気持ちになります。自然と涙が溢れてきました。
デカードはグレイスが無事に邸宅に向かったことを確認すると、ノエルにもう一度グレイスにきちんと説明すると伝えますが…。
なぜかノエルはグレイス以上にショックを受けているようで、まだ呆然としているのでした。
公爵家の99番目の花嫁 21話の感想と考察
ノエルが優しくしていたのは花嫁に自分を愛するように仕向けていたんですね。まぁ、グレイスに対しては気持ちが動いているのはわかっているけど、そんなこと言われても今のグレイスの心には届きませんよね。
ここで大きくすれ違ってしまったわけですねぇ。でも、グレイスはペルトンに残ることになったから、いつかは二人の間にできた溝も埋まっていくと思うけど…。
まさに契約結婚みたいな形になったけど、皇帝はあの手この手でグレイスの命を狙ってくるでしょう。正体がバレてもマズイですよね。平民だし…。
公爵家の99番目の花嫁 21話まとめ
今回は、「公爵家の99番目の花嫁」21話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
ノエルが自分の気持に気づくことが先決では？
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