ピッコマ漫画「余命わずかの脇役令嬢」4話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
余命わずかの脇役令嬢 1話～3話の要約
カリナは伯爵家の第2子として誕生しますが継承者の兄、手のかかる弟妹に挟まれ聞き分けの良いカリナは両親から気にかけてもらえず疎外感を感じていました。そんな時、芸術病という奇病にかかり余命1年と告げられます。
最後くらいは自由に生きたいと考えたカリナは、政略結婚の相手である北部の領主ミリアンを訪れました。ミリアンは不快感を顕にしますが、カリナは婚約破棄の書類を手にしばらく置いて欲しいと申し入れます。ミリアンは無計画なカリナに半ば呆れながら承諾しました。
≫≫「余命わずかの脇役令嬢」1話～3話はこちら
余命わずかの脇役令嬢 4話のあらすじ（ネタバレ有り）
生まれつき体の弱かったアベリアはカリナに依存していました。彼女が寝込むたびつきっきりで看病していたため、カリナは集まりにも顔を出せず友達も一人もできなかったのです。
カリナの我慢ばかりの幼少期
両親はカリナが幼い頃から後継者であるインフリックを優先していました。双子の弟妹が生まれるとそれは顕著になります。妹のアベリアは体が弱く、弟のフェルダンはやんちゃでした。
カリナはいつもお姉ちゃんだという理由で後回しにされ、我慢を強いられてきました。
母からもらったクマのお財布をフェルダンが欲しがったときもお姉ちゃんだから…。体調が悪くて母に一緒にいて欲しいと頼んだときも、アベリアが優先されます。あなたは健康だからという理由で。
カリナの起こした奇跡
カリナは家の中で嫌われないよう我慢をし続けました。心を閉ざしたカリナは、10歳になった頃には誰かに求めるのをすっかり諦めます。代わりに新しい趣味として絵を描くことに没頭しました。
躍動感ある絵を完成させると奇跡が起きます。絵の中から蝶が飛び出し羽ばたいたのです。カリナはその絵を持って両親の元へと急ぎました。
ところが2人はインフリックの話題に夢中で、カリナの絵には一瞥をしただけでした。
余命わずかの脇役令嬢 4話の感想と考察
カリナの罹った芸術病がどんなものなのかまだはっきりとはわかりませんが、絵に命を吹き込んだことと関係しているのでしょう。
結局カリナは自分が起こす奇跡のことを家族には伝えていません。もっとも親にあんな対応をされたら言う気も失せます。カリナの絵はとんでもなく上手いんですよ。
でも、母親はちらっと見てよく描けてると言っただけで興味も示しませんでした。カリナ自身に興味も感心も愛情もないようにしか感じられない！
子供のうち一人だけ対応が違うということに気付いていないみたいなのが余計に厄介です。カリナは両親が兄や弟妹に対して愛情を注いでいるのを見ているから彼らが愛情深い親だということはわかっています。
だから兄は後継者で弟妹は手がかかるから、自分に時間も気も使えないことを子供心なりに理解しようとしちゃったんですね。まぁあの両親だったらカリナがわがまま言ったり反抗しても態度は変わらなかったように思えますけど…。
家出して正解！我慢して縮こまって生きるより、やりたいことをやって自由に生きたほうが何倍もいいです。余命が1年もないということが辛い！奇跡が起きないかな。
余命わずかの脇役令嬢 4話まとめ
今回は、「余命わずかの脇役令嬢」4話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
カリナだけネグレクトされてると思う！今回の絵の件はほんとうに酷い。
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