漫画「最強の王様、二度目の人生は何をする?」14話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
最強の王様、二度目の人生は何をする?14話の見どころ
アーサーはシルビアが次元の割れ目を作る間、修練を続けました。そして、アーサーがもう1ランク上に行くためのヒントをシルビアから教えてもらいます。
人間には難しいという技ですが、アーサーならできると言われて俄然やる気になりました。シルビアの言葉どおり手応えを感じたアーサーですが…。
最強の王様、二度目の人生は何をする? 14話のあらすじ(ネタバレ注意)
心に沁みるシルビアのお説教
シルビアが次元の割れ目を作っている間、アーサーは洞窟の中で修練に励みました。そしてシルビアとも色々な話をして過ごします。それは数週間にも及びました。
シルビアは自分のことは決して語らなかったけれど、アーサーは彼女の内面を徐々に理解し始めます。彼女は外見のおぞましさとは裏腹に、親切で優しく忍耐強く、そして温かい存在でした。
そんなシルビアは母を思い出させるほど。ただ優しいだけでなく、悪いことをしたときは叱ってもくれました。
ある時アーサーは盗賊のことを思い出し激しい憎悪を顕にしたことたあります。その時シルビアはアーサーにバチンとデコピンを食らわしました。
何するんだと気色ばむアーサーに、怒りと復讐心で心を暗くしても自分を傷つけるだけだと諌めたシルビア。そんな感情は捨てて前を向いて誇り高く人生を歩けと諭しました。
これから先も不運に見舞われた時、そこから学び笑顔で未来と向き合うことで本当の勝利を得ることができると…。
アーサーはおおよそ善とはかけ離れた姿形のシルビアから道徳を説かれたことが妙に心に沁みるのを感じました。
その頃、アーサーはシルビアの傷が悪化していることに気付きます。でも、シルビアは心配することはないと言うばかりでした。
動きながらマナを吸収?
シルビアはアーサーがマナを使いこなしていることに疑問を持っていました。通常人間は12歳か13歳ころにマナコアが目覚めるからです。
どうやって形成したのか訊かれたアーサーは、天才だからと嘯きました。するとシルビアは動きながら瞑想してマナを吸収することもできるはずだと言い出します。
才能があれば、戦いながらマナを吸収できるかもしれないとまで言うのです。単純で小さなことから始めなさいと言われてやってみますがそう簡単にできるものではありません。
マナビーストはこれを自然に学びます。でも人間は同時にいくつものことができる身体ではないのです。ただ、アーサーだったら修練すればきっと成功するはずだとエールを送るシルビア。
アーサーは俄然やる気になりました。
シルビア倒れる!
アーサーは言われた修練に励みました。それができれば、内向きのマナの流れを維持しつつうまく戦えるということ!
ほどなくして、アーサーは手応えを感じました。シルビアにやったよ!と声をかけるアーサー。
アーサーが振り向いた瞬間、ドサッと大きな音がして…。シルビアは倒れてしまいました。
最強の王様、二度目の人生は何をする?14話の感想と考察
シルビアはアーサーのために命を削っていたのでしょう。すべてを悟ったような様子から、シルビアは自分がもう長くはないとわかっていたと思います。
迷い込んできたアーサーを自分のもとに呼んだときから、こうすると決めていたんですね。どうして助けたのかとアーサーが訊いた時に、一人でいることが寂しかったからかもしれないと答えていました。
いつから、どれくらい一人でいたのかはわからないけど、シルビアの孤独は深いものだったのでしょう。最期にアーサーと一緒に過ごして、彼のために命を差し出すことに満足すらしていると感じました。
最強の王様、二度目の人生は何をする?14話まとめ
今回は、「最強の王様、二度目の人生は何をする?」14話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
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