漫画「緑陰の冠」4話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
「緑陰の冠」前話(3話)のあらすじを簡単に
ランはユスタフが成人になるまで臨時当主となってラチア家を守ることを決意します。
後妻の連れ子である自分が認めてもらうには、「アレ」しかないと思ったラン。
ユスタフから青炎の指輪を借りて指にはめました。
認められない場合は炎に包まれてしまうのですが、青炎の名前を知っているランはその炎を鎮めることができるのです。
「緑陰の冠」4話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ有り)
ランはユスタフに指輪を返すと、私を当主と呼ぶ必要もないし、青炎の挨拶も要らないと言いました。
その場にいた全員に、あくまでも臨時の当主だと宣言します。
臨時の当主宣言をするラン―ユスタフの味方だからね♪
ランの宣言に会議の場はざわめきました。
ラチア家に仕えている家門は3つあります。
ワイルド家・ランス家・イルミニティ家―。
ワイルド家は明らかにユスタフの味方だし、ランス男爵は生真面目だから裏切ったりしないはず…ランは考えます。
イルミニティ伯爵に関しては、どうも何を考えているのか読めないので、厄介だなと思いました。ユスタフの味方になってくれたらいいなぁ、と思うラン。
会議を終えて執務室で二人になると、ユスタフがどうやったのですか?と訊いてきます。
青炎の指輪のこと―。
ランは賭けだったと誤魔化しました。
一応ラチア家の一員だし、ユスタフの味方だからとちょっとドヤ顔。
そこで、ランは準主役の男キャラのことを急に思い出しました。
どうやって見つけようかと急に考え込むランを、横目で見るユスタフは思案顔を見せます。
ランショック!ユスタフに家族じゃないって言われた!
当主になったランがまずしなければならないこと、それは借金の返済!
ランは氷壁の鉱山に埋まっている魔石を使おうと思いました。
原作では、ヒロインがストーリーの後半で発見するのですが、背に腹はかえられません。
ここの魔石は純度も高いから高値で売れるだろうし、埋蔵量も多いから大丈夫!
そこへユスタフがアカデミーに戻ると言いに来ました。
ランが当主になったから、卒業しようと思うと言うユスタフ。
ユスタフが「青炎が轟きますように」と当主に対する挨拶をしました。
ランは「やめなさい!」と声を荒げます。
青炎の主はユスタフだと念を押しました。
それに家族なんだから…とランが言うと、ユスタフから家族だと思ったことがないと言われて大ショック。
このままじゃ当主を譲ったら追い出されちゃうと危機感を持ったランは、お小遣いを溜めておかなくちゃ…と思うのでした。
アカデミーに戻るユスタフ―主席で卒業って望めばできるの?
ユスタフがアカデミーに戻る日、ランは見送りに出ました。
それまで護衛についていたロス卿は、ランの護衛のために残ることに。
ユスタフの信頼を得るために、ランが提案したことでした。
当然ロス卿はいい顔をしていませんが…。
見送りの際、ランが何気なく主席で卒業できたらいいなと声をかけました。
ユスタフは淡々と、お望みであればと答えます。
望めばできることなの?とキョトンとした顔になるラン。
ユスタフはクスッと口の端で笑って出発していきました。
ランは渋い顔で腕組みをしているロス卿に、よろしくと声をかけます。
かしこまりましたと答えるロス卿ですが、気乗りはしていないのが丸わかり…。
ランは気にせず、山積みの仕事に向かって気合を入れました。
「緑陰の冠」4話の感想と考察
原作者ですからね、ちょっとくらいのズルはOKです。
ユスタフに当主を譲るまでに、借金をなるべく返しておこうと思う姉心?
今回、最後にユスタフがクスッと笑うシーンがあって、レアだ…って思いました!
ほとんど表情変えないですからね、ユスタフは。
ロス卿のぶすっとした顔と対象的…。
さて、ランの当主としての腕の見せどころです。
リンドバーグ男爵は、まだ虎視眈々とラチア家の財産を狙っているから、どう対抗していく?
「緑陰の冠」4話まとめ
今回は、「緑陰の冠」4話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
自分の書いた小説の中に憑依しちゃった主人公ランが、破産寸前のラチア家をどう建て直していくのか楽しみです!