漫画「野獣のような皇太子に愛されすぎてる」10話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
野獣のような皇太子に愛されすぎてる10話見どころ
江は皇太子と一緒に5年間も戦場にいました。その中で、皇太子が喜怒哀楽を表したのを一度も見たことがなかったのです。戦場でのその姿はただ殺戮を繰り返す殺人マシーンのように感じたでしょう。
だから、人の心を持たない皇太子が恋とか愛とか感じるわけもないと思ったのです。花蓮がどんなに美人だとしても…。さて、その江の思い込みが大きな後悔へとつながる日もそう遠くなさそうです。
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野獣のような皇太子に愛されすぎてる10話のあらすじ
皇太子は人の心を持っていない―戦場で5年間見てきた江はこう言い放ちました。
皇太子ってサイコパス?他人事な花蓮
江は今まで皇太子が悲しむ姿も喜ぶ姿も怒った姿さえ見たことがないと言うのです。そんな男が花蓮に一目惚れして皇太子妃に望むなんてことはあり得ないと。
忠はやっと納得しました。江も忠に負けず劣らず花蓮を溺愛しているから、あんな獰猛な皇太子の嫁にするなんて言語道断だと言い放ちます。
当の花蓮は、2人の会話を他人事だと思って聞いていました。皇太子の性格を聞いても、前世でニュースに出てくる猟奇殺人をするようなサイコパスで、親御さんも大変だな…と思う程度。
将来の皇帝がそれで大丈夫かと、変な心配をするだけ。まさかお弁当を食べさせた男がその皇太子だなんて思いもしないのでした。
柳家をライバル視する桐生
ふと忠は今日の御前会議のことを思い出しました。そんな人の心を持たない皇太子がなぜ…と。その日の議題はようやく終戦を迎えた輪国のことでした。
勝利に終わったので、皇帝は今回参戦した将師たちに報奨と役職を与えようと思い、意見を求めます。忠が賛成だと声をあげました。江の武功を讃え、兵部尚書も同意します。彼の三男も参戦していました。
その他数人の行政部の人間は同意しますが、内閣府の大臣は口を閉ざしたまま。その理由は、今回の戦では江の活躍が最も大きかったからです。
ただでさえ大きな権力を持っている柳家に莫大な報奨金が行くとなったら…。そう考えるとそうそう簡単に同意できないのでした。
大学士の桐生明が、多くの若者が参戦した戦だから報奨をばらまくようなことは避けた方が良いのではと意見を述べます。実は柳忠と桐生明は犬猿の仲でした。といっても桐生が一方的にライバル視しているだけで忠は気にもしていないのですが…。
桐生の最もな言い草に、忠はバカにしたように吹き出します。桐生は努めて冷静に、今回の一番の功労者は皇太子だと述べました。
なんで皇太子が!?
桐生は、皇太子を賛美する言葉を並べます。我が息子のこととあって、蓮皇帝も満更ではない様子。そこでまた忠が吹き出します。今度は皇帝もギロリと睨みました。
忠はおかしくて堪りません。桐生は皇太子のことを屈強な姿勢に輪国が怖じ気づいて白旗をあげたと宣いましたが、実際はちょっと違います。
輪国の視察団は、皇太子のことを『血に飢えた狂犬』と評し、後悔したくなかったら1日も早く始末しろと言ってきたのです。それをこうも美化して伝える桐生が滑稽にさえ見えてくる忠。
忠があまりにも可笑しそうに笑うので、桐生は陛下に失礼だと苦言を呈しました。すると忠は視察団が来て皇太子のことを言っていた時一緒にいたことを持ち出します。
その時に視察団がなんて言ったか覚えていないのかとわざと話題を振りました。桐生は慌てて個人的な話はやめてくれと誤魔化そうとします。
その時、誰かが廊下を歩いてくる足音がしました。御前会議の最中は誰も入ってこられないはず。訝しんでいると、皇太子さまのおなーりーという声が!
野獣のような皇太子に愛されすぎてる10話の感想と考察
柳家はそうとうな権勢を誇る家門のようですね。帝国では皇室につぐ権力を持っているみたい?皇宮から近い場所に屋敷を持っているのは柳家だけだと皇太子が花蓮に言っていたもそういうこと?
皇太子は江が言う通り、血の涙もない人物のようです。皇帝はどうやら一人息子のことを可愛がっているみたいで、武功を褒められてホクホクしてました。ここも親ばか?
野獣のような皇太子に愛されすぎてる10話まとめ
「野獣のような皇太子に愛されすぎてる」10話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
皇太子は何をしに来たのでしょう?