漫画「緑陰の冠」8話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
緑陰の冠8話の注目ポイント
ユスタフを氷のような人物にしてしまったのは原作者である自分のせいだと、ランは心を痛めています。ユスタフに処刑される夢まで見るほど。
でも、原作を知っているからこそ未来を変えられるとランは思いました。まずはラチアの財政再建です。その日、ゴールデンローズ商会との大事な取引が!
緑陰の冠8話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ有り)
ランはユスタフによって断頭台に送られる悪夢を見ました。うなされて飛び起きたランは、全身に汗をびっしょりかいています。サイドテーブルに手を伸ばし、水を一口喉に流し込みました。
原作を変えてみせる!ランの意気込み
夢の中で見たユスタフの氷のような目が頭から離れないラン。この世界に憑依してきたときのことを思い出しました。
ランがこの世界にやってきたのは、木から落ちたユスタフの下敷きになって意識を失った後。目覚めたランは鏡に映る姿と、母親だと名乗る女性に抱きしめられたことで自分が書いた小説の中に来てしまったことに気付きました。
でも、それを実感させたのはしばらくしてユスタフが謝りに来たとき。彼は感情のない表情と声で謝罪の言葉を口にしました。その姿にランは衝撃を受けたのです。自分が彼をそうさせてしまったのだと…。
自分がこの世界を作り出してしまったという自責の念を感じるラン。ユスタフだけでなく、不幸にしてしまった人のことも頭をよぎります。それにユスタフに信用されていないから、自分の命も危うい状況でした。
でも、ランは前向き。原作を知っているからこそ未来を変えられると希望を持ちます。すでに魔石も見つけることができました。もっと頑張って未来を変えてみせると意気込みました。
ゴールデンローズ商会長リベリー
その日はゴールデンローズ商会から人がやって来ることになっていました。ランはラチア家の謁見室の中でも貴族を迎えるためのエメラルドの間を用意しています。それくらい重要な相手だから…。
ゴールデンローズ商会からは商会長のリベリー・リバティ自らが足を運びました。ランは支店長が来ると思っていたから驚きますが顔には出しません。商会長が直接来られるとは…とだけ口にします。
ランはゴールデンローズに手紙とともに小さな魔石を送りました。リベリーはそれを見た時に、これは革命だと直感します。世界の変化と莫大な利益ももたらすだろうと。
もちろんリベリーはラチアについて調べつくしました。ランがラチアの血筋ではないことも知った上で、目の前の少女を只者ではないと感じます。
ゴールデンローズの商会長は男性だと公表しているにも関わらず、会うなり正体を見抜いたこともそれを確信に変えるに十分でした。
魔石取引、ランの提案
ランはさっそく取引について切り出します。魔石をゴールデンローズに売りたいというランの言葉に、リベリーはまず歓迎の意を表しました。
ランの提示した条件は、6ヶ月間ゴールデンローズに独占権を与えることと、その対価として前払金で100万ベラトを要求するという内容でした。
緑陰の冠8話の感想と考察
リベリーは驚いていたけど、ランは最初からゴールデンローズの商会長は女性のハーフエルフだと知っていますからね。それも原作者の特権です。
この世界では命がかかっているからランも使えるものはなんでも使ってやれ!って感じ。ラチアを破産させでもしてユスタフに殺されたらたまりません。
緑陰の冠8話まとめ
今回は、「緑陰の冠」8話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
ランのビジネススタート!ゴールデンローズって詐欺じゃないよね~?