漫画「彼女と野獣」40話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
彼女と野獣41話の注目ポイント
テリオッドがアスティナに恋心!?…と本人が思い込んでいるのですが、どうやらちょっと違う。胸がぎゅっと掴まれるように痛んだのは確かだけど、それはアスティナがある行動を起こしたからです。
心優しき純情貴公子のテリオッドは何と勘違いしたのでしょう。そして今回もアスティナの令嬢とは思えない勇姿(?)が見られますよ。
彼女と野獣40話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ有り)
悪事がバレたのはアスティナのせいだと逆恨みをした家臣の一人が、アスティナめがけて石を投げつけました。テリオッドがすかさず剣で石を粉々に!
アスティナを庇い家臣を諌めるテリオッド
石を投げた家臣は、テリオッドに対して今までの忠義を言い訳に許しを乞います。まだアスティナを魔女呼ばわり!
テリオッドはアスティナのおかげで人間に戻れたと告げ、主が正気を失っていた間に私腹を肥やしていたことを責め立てました。
そこでアスティナが、彼らには自分の手で報復させてくれと言い出します。アスティナが至極冷静で穏やかにさえ見えるので、テリオッドは驚きとともに感心しました。
アスティナの制裁
アスティナはテリオッドから剣を受け取り(奪い?)件の家臣の元へ向かいました。スターンズ・テマラ…と名を呼び、ギャンブルをしようと声をかけます。スターンズがギャンブルに手を出していたことは調査済みでした。
アスティナは今手にしているテリオッドの剣が、両刃か片刃か問います。言い当てることができたら免罪にすると告げました。
スターンズは行政担当だから剣のことは詳しくありません。それも調査済みだろうと察するテリオッド。冷や汗をかくスターンズにアスティナが『答えよ』と剣を鞘から抜きました。
一か八かで片刃だと叫ぶスターンズ。するとアスティナは実際に試してみればはっきりすると言い放ちます。剣を振り上げるとスターンズの首めがけて振り下ろしました。
その時、テリオッドはドクッと心臓が痛むのを感じます。スターンズの首ギリギリで剣を止めたアスティナは、ギャンブルは身を滅ぼす近道だと告げました。
胸の高鳴りはアスティナに対する恋情?
その光景を見たテリオッドは、これほどの腕なら怪物からも生きながらえるはずだと納得します。なぜか体がブルブル震えて止まらないテリオッド。胸も苦しくなってきました。
騎士である自分が剣を振り下ろす場面を見て動揺するとも考えられないと思い…。まさか恋のめまいかと変な思考に至ります。
胸の高鳴りはアスティナの剣を持つ姿に恋情を抱いてしまったのかと思ってしまうテリオッド。人を好きになったことがないので本人もわからないのです。
でも、アスティナに恋情を感じたとしたらずっと傍にいたくなるはずだとも思いました。ところが、そのときテリオッドは一刻も早くこの場から離れたいと感じたのです。
超イケメンに驚くヒセン
この騒動から3日後。ヒセンが監視役から開放されて大公邸に戻ってきました。アスティナに挨拶をしようと廊下を歩いていると侍女に呼び止められます。
妃殿下に届け物があるからついでに持っていって欲しいと渡されたのは、ベンジャミンからの剣でした。
ヒセンもベンジャミンを知っています。でも、一応確認しようと鞘から抜くと素晴らしい品。ヒセンは感嘆の声をあげますが、侍女は本当に大公妃宛なのかと怪訝な顔をしました。
妃殿下が喜ぶだろうとヒセンが口にするのでますます理解不能。首をかしげます。ヒセンを見送った後、侍女は大公が戻ったことを伝え忘れていることに気付きました。
ヒセンは今度こそ鍛錬の成果を見てもらおうと張り切っています。てっきりアスティナがいると思って執務室に入ったヒセンは、目の前に浮世離れした美男子がいるので仰天しました。
彼女と野獣40話の感想と考察
テリオッドの胸のドキドキはトラウマでしょう…。アスティナが剣を振り上げた瞬間、自分がやり込められたときのことを潜在意識の中で思い出したんだと思います。大きな勘違いだから!!
そうだとすると、よっぽどアスティナに恐怖を感じていたんですね。獣のときのテリオッドは…。アスティナが剣を持つと条件反射で心臓がバクバクしちゃうってことですよね…。
彼女と野獣40話まとめ
今回は、「彼女と野獣」40話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
それ、違うから!恋じゃないから!テリオッドは真実を知ったらどう思うかな…。