漫画「彼女と野獣」32話を読んだのでご紹介します。
この記事は文章だけのネタバレ記事なので、画をご覧になりたい場合はピッコマでどうぞ♪
目次
「彼女と野獣」32話の注目ポイント
家に帰りたいと言ったアスティナの言葉を鵜呑みにして、偽善者ぶっているテリオッド。
でも本音は留まって欲しいと思っています。
野獣になった自分と折り合って過ごすことができる人間なんて、他にいないとわかっているから。
でも、そんなテリオッドの甘さを、アスティナはお見通しです。
人間になっても、いいように躾けられているテリオッドが可笑しい…。
後半、さらにテリオッドの可愛い一面が見られます。
狼に追い詰められた羊みたい。
「彼女と野獣」32話のあらすじをざっくり紹介(ネタバレ有り)
アスティナが伯爵家に帰りたいと言ったから、テリオッドは本音を隠して意向を汲むような発言をしました。
でも、アスティナに哀れな野獣はどうするのかと問われてプライドを傷つけられます。
助けてくださいのひと言が中々言えないテリオッドに…
テリオッドは同情されていると思いました。
アスティナは正気に戻ってからのテリオッドの言動を振り返り、自分のことは二の次だと告げます。
腹を立てていたテリオッドは、アスティナが口を挟むことではないと突っぱねました。
ネズミがネコの心配をするようなものだとテリオッドが口にしたので、ネコがネズミの心配をするのもおかしなものだと返すアスティナ。
テリオッドは借金のせいで嫁いできた身で厚意を無下にするのかと我慢の限界。
立ち上がるとアスティナに恩人であってもこれ以上は許さないと詰め寄りました。
アスティナは怒ることもできるのですねと冷静に返します。
怪物だとバカにされていると思っているテリオッドに、アスティナは大公も私も人間だと告げました。
アスティナが何を言っているのかさっぱりわからないテリオッド。
アスティナは人間なら人間らしい解決方法があると説きます。
頼みなさいとテリオッドをまっすぐ見据えるアスティナ。
テリオッドはまるで心の中を見透かされているような感覚に襲われます。
野獣になるのが怖いと…。
まだグダグダ言うテリオッドに、アスティナは前置きが長いと一喝します。
こんな短いひと言が言えないのかと言われて、テリオッドは頭に血が上りました。
でも、あくまでもアスティナは与える立場で、ここを去って欲しくないのが本音。
テリオッドは、私を助けてくださいと頼みました。
するとアスティナは、よくできましたと言うだけ。
肩透かしをくらったようなテリオッドは、崩れ落ちるようにアスティナの隣に座りました。
後継者を産むのは条件のうち!焦る乙女なテリオッド
テリオッドは、愛情を向けることも異性としての関係も与えられないけれど本当にいいのかと問います。
これは、保身のための質問でした。
アスティナは後者は承諾できないと答えます。
後継者を産むことが結婚の条件だから。
アスティナは人間の姿になったから条件を果たせるだろうと思いました。
1年後には去るつもりだったから、早いほうがいいと思い…。
徐にテリオッドの服を脱がせ始めます。
びっくりしたのはテリオッド!
跡継ぎのことは心配しなくていいと言ってしまいます。
でも、後継者がいたほうが、また獣になったときに守ってくれるだろうからアスティナが急いでいると考え違いをするテリオッドですが…。
まだ心の準備ができていないと宣います。
アスティナはキョトンとしました。
そんなのは恋人同士に必要なもので、跡継ぎを産むのになぜ必要なのかわかりません。
家門のためだから深く考えなくても、と諭すように声をかけました。
アスティナがスタスタと近づいていくと、身を固くしたテリオッドが叫びました。
初夜じゃないですか!と…。
アスティナはテリオッドが未経験だと悟りました。
「彼女と野獣」32話の感想と考察
テリオッドは完全にアスティナに主導権を握られているけど、アスティナもアッチの方はもうちょっと考えようよ、と思いました…。
交尾じゃないんだから!
アスティナは前世で経験はあったとは思うけど、子供は生んだことはないはず。
でも、頭の中は騎士で女帝だから乙女心の欠片もないのでしょう。
男前すぎ…。
この展開から、無事に初夜を迎えられるのかちょっと心配。
テリオッド、せめてベッドの中では主導権握れるといいね♪
「彼女と野獣」32話まとめ
今回は、「彼女と野獣」32話のストーリーと感想をざっくり紹介しました。
子供は行為をしないとできないけど…頑張れ!テリオッド。